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重力ピエロ
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重力ピエロの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全267件 261~267 14/14ページ
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買ってよかった、とひさしぶりに思える本でした。ぼろぼろ涙を流すようではなく、胸にじんわりくるような感動、それだけに全然押し付けがましくなくて心地がいいです。会話も、結構知的なくせに決して読者をおいていきません、とにかく読んでいて楽しかったです。兄弟って、いいですね。と思いました。 | ||||
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レビューを事前に読んだので、ちょっと期待が大きすぎた感があります。でも、全体的にはおもしろかったです。このお話で実は一番大きなポイントを占めているのは私は父親だと思うのです。春と泉水が、特に春がここまでこれたのはひとえに父親の器の大きさだと思います。血の話は本当に難しい。テーマが重いです。でも、不思議と春を責める気になれない。そんな話です。 | ||||
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本当に久しぶりにおもしろい本を見つけた。こんなに魅力があり素敵な家族を描いたものには、なかなか出会えない。著者の他の作品も読みたくなりました。 | ||||
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遺伝子関連の会社に勤める「私」。その出自から、性的なものを憎む弟。「私」が語り出すのは、遺伝子と連続放火と弟の物語である。 居心地良い純文学のムードただよう話である。ミステリとして読んだらちょっと謎が薄いかもしれないが、「私」と父や弟が交わす小粋なトークが読んでいて楽しい。「私」と弟の選んだ結末には異を唱えたい気がしないでもないが、この世界ではあれがベストだったのだ、きっと。 不思議なタイトルの意味が、ラスト近くなってズシリと効いてくる。 | ||||
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『弟の春に誘われ、和泉はグラフアートと放火事件の関係を探る』というお話が引用の多い洒落た会話を武器に、純文学的に進行して行く。最後に全ての事実がつながり、結局謎解きサスペンス小説であった事が分かるのだが、全く最後までそれを感じさせないのが凄かった。 | ||||
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兄弟や親子の関係。大人になればなるほど、その距離が開きがちになってしまうとお思いの方は多いはずだ。この物語は兄弟の、そして親子の絆が描かれているが、必要以上に美化されていないから抵抗感が全く無い。アートに遺伝子に古代史に、とにかく知識と教養を豊富に持ち合わせた兄弟にも、嫌味を憶えずにぐいぐいと読み進められるあたりは著者のテクニックだと思う。ストーリーは決して派手ではなく、推理小説慣れしているような方達にとっては、ある意味少し物足りないところがあるかもしれないが、時折肌がジンと震えるような会話はなかなか他で味わうことができない貴重な体験だった。こいつら、まさしく最強の兄弟に違いない。 | ||||
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同じテーマでも作者によって小説の雰囲気が変わるのは当たり前ですが、この作者の手にかかると、「こうくるかぁ」とうならせられます。前3作もそうですが、この作品もいい意味で饒舌です。いつもながら、妙に知識欲を満足させられます(笑)。キャラも相変わらずたってます。キャラの魅力でサクサク読めます。他作品のキャラも登場しますので、この小説が気に入った方は、前の作品も是非読んで見て下さい。 | ||||
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