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グラスホッパー



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【この小説が収録されている参考書籍】
グラスホッパー
グラスホッパー (角川文庫)

グラスホッパーの評価: 3.71/5点 レビュー 432件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全275件 61~80 4/14ページ
No.215:
(4pt)

殺し屋小説

まず出てくるのは鈴木。2年前まで数学の教師をしていたのだが、今は転職して効果も定かではない化粧品や健康飲料を売りつける会社に勤めている。この会社は、違法薬物の売買や臓器売買までやっており、ヤクザみたいな存在らしい。この会社の社長の息子が、鈴木の妻を車でひき殺したのだ。その復讐のために会社に入り込んだ鈴木だが、その意図は見抜かれていた。窮地に陥る鈴木だったが、事態は意外な展開に。

次に出てくるのは鯨。殺し屋である。政治家などに頼まれて秘書などを自殺させる仕事をしている。今日もその仕事をしていたのだが、その後に押し屋(人を後ろから押して車などに轢かせる殺し屋)である槿(あさがお)の仕事を見る。

そしてまた別の殺し屋、蝉。ホームレスに火を付けて殺害した少年とその親を殺しに来た。

どうやら、殺し屋小説のようだ。鈴木、鯨、蝉の視点が切り替わって話が進んでいく。

鈴木は自分の代わりに恨む相手を殺してくれた押し屋を尾行し、その家を突き止める。そしてその男(槿)が本当に殺し屋なのかを確かめるため、槿の息子の家庭教師になろうとする。鯨、蝉の話とも絡み合いながら物語が発展していく。このあたりは、伊坂作品らしさを感じさせる。

伊坂作品には基本的に勧善懲悪の思想がある。悪者が逃げおおせるようなことはない。だから、読者はある種のカタルシスを得ることができる。

まともでない仕事をしている者同士がそれぞれの思惑を持って動く。ハッピーエンドにはなりそうにない。馳星周あたりが書いたら、気分の悪いノワールになるだろう。文体は軽いが、内容は全然軽くない。

それでも、最後の仕掛けを知ると、さすが伊坂幸太郎だと思わずにはいられなかった。
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No.214:
(4pt)

だらっと読みたいハードボイルド。

読みやすく、読んでて楽しい小説。

いろんな特技をもつコロシヤたちが、
あるコロシヤの仕事を目撃したことから、
すこしずつ運命的に接近していき、
潰し合いみたいになっていく。
誰が最強のコロシヤなのか?
とか、
妻のカタキをうつために裏社会に入った、
半素人の鈴木さんの運命は?とか、
いろいろストーリー的なひきもあるのですが、
でも、この説明から期待してしまう、
ハードでスリリングな内容よりは、
おとなしいというか、
話が進まないというか、
どちらかというと『会話劇』なので、
それを楽しんだほうがよさそうだなと、
途中で気づきました。
最後まで楽しめたのは、そのためです。

意外性とか、
こんなアイデア、よく思い付くなぁなんて、
そのての感動は、
古い小説らしいので、あまりないです。

でも、シリーズになってるのは、
面白いなと思いました。

なので、ぼくはマリアビートルとAXも、
まとめて購入しました。

徐々にもりあがっていくといいななんて、
勝手に期待しています。

なにしろ伊坂幸太郎さんは、
『残り全部バケーション』一冊で、
一撃でファンにさせられた、
すごい作家さんなので。

ぼくはこれで二冊目ですが、
予想をうわまわるどころか、
期待どおりでもなかったですが、
でもまた、
伊坂さんの作品は読みたいと思います。
ていうか、もうすでに、
けっこう積んであります。
好きな作家さんを見つけるのは、
とても幸せなことだと思います。

通勤とか、トイレとか、
いろんな時間が楽しみになりますし、
次はなにを買おうかなーなんて、
アマゾンをのぞくのも楽しみになります。

うちには今、
本が70冊くらい積んであるので、
どんどん読まないと片付かないです。

楽しい時間をすごせたので、
そんなに感動も笑いも意外性も、
スリルも興奮も好奇心への刺激もないけど、
でも、★は4つつけました。
もう一度強調しますが、
コロシヤたちの会話劇として、
だらっと楽しむといいですよ。
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No.213:
(5pt)

バラバラ

現代風の、若者言葉のようだが、統一性に、個性も見えてこない、
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No.212:
(4pt)

鯨。。。。

面白かったよ。読み終わった後にまた面白かったところをすぐに読み直してしまうんだけれど、読み返したときに、やっぱり鯨はそれでいいの?話の流れとしては、わかるんだけど、いろいろ鯨の周りにまとわりつく物の怪たちが、もっと何かするんではとか、勝手に想像が独り歩きしていたんで、
正直もっと鯨の事を知りたかったかな。きっともっと何かあるはずって思ってたんだけどね。
まっ、いっか。
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No.211:
(4pt)

三人の視点がテンポよく切り替わるサスペンス

おもに東京都心部を舞台に、妻の復讐を誓う男と二人の殺し屋の一日あまりを描いた作品。タイトルの由来は、通常の孤独相から群生相に変化した際に凶暴化するバッタの生態を、都会にくらす人間になぞらえたもの。

【鈴木】元教師。妻を轢き殺した男の父が経営する違法取引を扱う会社に潜入し、復讐の機会を窺っている。
【鯨】「自殺屋」とされる殺し屋で、依頼に応じて対象を自殺に追い込む大男。依頼人は政治家や官僚が多い。
【蝉】零細組織に属する二十代前半の殺し屋。上司にあたる岩西に反抗心をもつ。短絡的な性格。

上記の三人が順繰りに語り手となる多視点の一人称小説。鈴木が復讐するはずだったフロイラインという会社の御曹司が「押し屋」によって唐突に殺害され、鈴木を含めた三人がその渦中に巻き込まれていく。三人のうち唯一殺し屋ではない鈴木が真の主人公にあたり、作中もっとも無防備な人物ともいえる。各パートが10ページ程度で切り替わり、作品のテンポの良さの源となっている。カバーの裏表紙には「疾走感溢れる筆致」とあるが、多視点で同じシーンを描く必要性からリプレイのような箇所もあり、物語全体の流れはそこまで軽快でもなく、中盤はやや中だるみする。

エンタメ作品とはいえ、あまりに死を軽く扱いすぎるなら抵抗があると考えていたが、殺した人間たちの亡霊によって常に悩まされている鯨だけでなく、蝉の終盤の展開にも殺人への咎めが描かれており、要らぬ心配だった。ポップな作品を予想していたが、現代社会に対するネガティブな視点も交え、思っていたよりシックな作風だった。かといって過剰に重くもなく、サスペンスとして楽しめた。
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No.210:
(5pt)

( '∀` )b

不思議な魅力がある小説でした。
かなり前の作品ですが面白かったのでシリーズも読了したい。
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No.209:
(5pt)

丁寧でした。

迅速な対応ありがとうございました。
丁寧な手紙も頂いて満足です。
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No.208:
(5pt)

上質なエンターテイメント

とてもわくわく読ませてもらいました。主人公の鈴木さんに好感を持ちました。12年も前に書かれた小説と知り驚きました。小説のなかで、所々に作者の本音が見えていたようで、伊坂さんのこと好きになりました。
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No.207:
(5pt)

著者のコメント通りの不思議で魅力的な小説

著者の作品は以前何冊か読んで「悪くはないけど意識高い系な匂いが鼻につくなぁ」と思い、それ以来遠ざかっていたのですが、今回ひょんなきっかけで本書を手に取り、なんで今まで読んでいなかったんだろうと思いました。
鈴木、鯨、蝉。他にもさまざまな癖のある人物が登場し、ストーリーが心地よいスピードで転がっていく、著者のこのコメント=「喜劇なのか悲劇なのか、オフビートなのかサスペンスなのか、ハードボイルドやアクション小説とも、ミステリーとも普通小説とも言いづらい、不思議な小説」そのままの不思議で魅力的な小説です。あえて付け加えれば「湿気の無さ」でしょうか。
この気持ち良さは癖になりそう。早速、シリーズ次作の「マリアビートル」に取り掛かろうと思います!
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No.206:
(4pt)

存在の耐えられない禍々しさ

カバー裏の紹介文に「分類不能の『殺し屋』小説!」とあるが、まさにその通りで、登場する三人の殺し屋が、実に人間離れしていて、それでいて人間臭い面を持ち合わせていて、こんな言葉を使うべきでないのかもしれないが「魅力的」である。

構成としては、著者お得意の複数視点、鈴木、「鯨」、「蝉」の三者の視点から行きつ戻りつ物語が進行するスタイル。そして、今回、この寓話的な物語と現実(リアリティ)を繋ぐ狂言回しは、唯一まともな名前を与えられた(押し屋はその後「槿(あさがお)と名乗った)鈴木である。

基本的には、超人的な殺し屋同士の対決というのが、お話の肝だが、当然そこに至るまでに、著者のおなじみの主張-人間の禍々しさや愚かさ、政治家への皮肉、運命論等-が随所に盛り込まれており、一流の警句も健在である。

「世の中の不幸の大半は、誰かがたかをくくっていたことが原因なんだってば」

「今、この国では1年間に何千人もの人間が、交通事故で死んでいる」「それなのに、車に乗るのはやめよう、とは誰も言い出さない」「結局、人の命なんて二の次なんだ。大事なのは、利便性だ。命より利便性だ」

解説でも触れられていたが、暗示的な描写や伏線も、この唯一無二の殺し屋小説を、一層サスペンスフルでスリリングなものとして効果を挙げているのは、いつもながらさすがとしか言いようがない。
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No.205:
(5pt)

良い

物語の伏線回収が良い。
まとまりがあって良い
戦闘描写も良い、ちょっとグロい
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No.204:
(5pt)

伊坂ワールド

ちょっとグロい箇所があったけど、読み進めるとやっぱり面白かった〜(^^)
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No.203:
(5pt)

読み終えてなぜか微妙に爽やかな気持ちになる

なぜだろうか。
内容的には特には爽やかな描写は感じられなかった。
劇団なるものが現実社会にも存在している。
そう思う。
それくらい、身近な出来事が物語の中に集積されていた。
その裏は見えていないだけで。
そういえば車にひかれたことがあるな。
酒に酔っていてあまり覚えてないなあの時のこと。
もしかして誰かが私のことを……
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No.202:
(4pt)

スタート地点

AXが気になって読もうと思ったのですが、どうせ読むならシリーズの最初からと思い読みました

シリーズの中で言ったら一番普通かも

個人的に感想ですが、シリーズ後半に行くに従って尻上がりに面白くなっていく気がします
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No.201:
(4pt)

おおむね面白かった

冒頭から緊張感があり、非常に面白かった。

ただ、ある場面がちょっとご都合主義的なストーリーだと感じた。全体的に面白かったので、そこがちょっと気になった。
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No.200:
(4pt)

作者様が伝えたい事とは?

文章は難しすぎて読んで理解するのに苦労をする事もなく、簡単すぎて退屈になる事もなく最後まで興味を引き付ける魅力がありました。
ただ・・・主人公が亡き妻の敵を打つために潜入した時点で、死を覚悟していたと思いながら読んでいたので、ちょっと主人公の心理描写に??が入りました。
そうでなければ、騙す人達の末路(麻薬で真っ逆さま人生)が解っていて勧誘を続ける事は出来ないかと。
妻の敵を打ってから、死ぬのだと思っていました。 所詮、人間は、大なり小なり利己的で自分の心の平安のためには悪行も正当化する生き物なんですね。これがテーマなんでしょうか・・・?
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No.199:
(4pt)

抜群のリーダビリティ

二日酔いで何にもする気がなかったが、ふと読み始めると止まらなくなった。主人公があまりにもなにもしないし、成長があったかもわからないが、悪いやつは自滅するし、なんとなくスッキリしているのがこの著者のすごいところかな。
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No.198:
(5pt)

満足です

氏の作品は初めてでした。読むにつれドンドン引き込まれ、一気に読んじゃいました。
魅力溢れるもので、満足です❗
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No.197:
(5pt)

面白い

面白い
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No.196:
(5pt)

AXからのグラスホッパー

AXで伊坂幸太郎さんを初めて読み5回ほど再読するほどAXにハマり、グラスホッパーを読みました

まず伏線が多く楽しめます。そしてタイムリーなバッタの群衆化による凶暴な進化、今世界中で問題になってる話題がグラスホッパーで見れるなんてと思い読み進めていると、グラスホッパーってバッタって意味だってびっくり笑

AX見てからでも楽しめました!
「バッカジャナイノー」
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