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(短編集)
死神の精度
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死神の精度の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全325件 101~120 6/17ページ
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伊坂幸太郎ファンの方には今更説明は不要ですね。 電子書籍が初めての方にはお薦めです。 ちょい読みに向いています。 設定の難解さも少ないので、伊坂初心者には本書はお薦めしたいです。 | ||||
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CDショップに入り浸り、苗字が町や市の名前で、受け答えが微妙にずれていて、素手で人に触らない──そんな人がいたら死神かもしれない。 彼らは一週間の調査のうちに、「可」か「否」を対象者に下す。 クールでどこかユーモアな死神・千葉が出会った六つの物語。 著者:伊坂幸太郎(昭和46年生まれ、東北大学法学部卒業) (2008.2.10 2008.3.5 第3刷) 全六話の中で、「旅路を死神」「死神対老女」がお気に入りの作品です。 前者は、ちょっと素っ頓狂な死神とクレイジーな若者の二人旅?なんだけれどもこれが村上春樹の『海辺のカフカ』みたいで楽しかった。 喧嘩早い森岡が過ちに気付きつつ、素直な一面を見せるのがこそばゆい。 後者は、謎解き昔話みたいな形をとりつつ、ほっこり良い話、そして、この話が本書の中で一番「死」について考えさせられる作品でした。 「死」とは身近に当り前に存在して、避けることは誰もできない。 老女は達観して「死」を考えているけれども、やはり「死」と「生」が寂しいと心では深く思っているんだろうなぁ、と胸にジーンときました。 ───「ここはよ、川の上流、スタート地点だろ。それがこの滝だ。ここは派手だし、人も多いじゃねえか。それってよ、俺たちが生まれたときと似てねえか?俺たちも生まれたときはよ、こんなんだったんだろ?お祭り騒ぎでさ、人にも注目されてよ。みんなに喜ばれて。でも、それがどんどん流れていくうちに、今見てきたみてえな、地味で、ゆらゆら流れているだけになっちまう。何か、似てねえか?」(森岡、p.281) 2014年/124冊(9月/5冊)★4.3 | ||||
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1ページ目で引きこまれてしまいました。情景が浮かんで来るような描写はさすがだなと思いました。 | ||||
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中古本には見えない程美品で大変満足しています。また機会がありましたらよろしくお願いします。 | ||||
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作者の引き出しって無限に有るんだろうなぁ、 ってこの本を読んで感じました。 どんどん人が死んでいくのに、何故か暖かく感じてしまう。 そんな内容になっています。 今レビューを打ち込んでいても、思い出して心がじーんとしてしまう。 伊坂ファンではない方でも、「おもしろいから読んでみて」ってお薦め したくなります。 | ||||
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「浮力」を読む前の復習で再読しましたが、やっぱり面白い。 テンポよく、語り口自体はあっさりしてるのに、調査の対象者の人物が浮き出てくる感じ。 で、きれいに一回りして輪が閉じる。初読の時には作者が誰か、という事は殆ど意識してなかったが、今となると「成程伊坂幸太郎だ」と納得するモノが詰まっている感じがする。 | ||||
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人の死をテーマにしている話しの短編だが、そこに暗さは無くむしろ軽快でスムーズに読み進める面白さが満載。 特に世間知らずな死神の言動が笑いを誘う。同じ死神が主人公と関わる展開なのに毎回まるで違った展開が待っている。 | ||||
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宇宙人ジョーンズのような死神の出てくる話でした。 食事もせず、睡眠も取らない。感情も無いのに、音楽が何より大好きと言う変わった死神でした。 感情が無いので、余計にまわりの人物が人間的に見えました。 | ||||
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伊坂作品はいくつか読んでいて、これもまた期待通り安心して楽しめました。 と、言いたいところですが、私の望むものとは違っていたというのが、正直な感想です。 それでも星は4つつけられます。それだけ面白いのですが、やはり私としてはもう少しスカッとしたかった。 | ||||
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対象者に対する死神の行動や、心内の独り言がとても面白い。 続編が欲しくなる | ||||
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このころの作品は好きでした。 これが一番。 最近の伊坂幸太郎の話はえぐいばかりが目立って人間味に欠けます。 併せて映画もおすすめです。 | ||||
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ジャケ買いでしたが、面白かった☆ 淡々と描かれる情景に人間の儚ささえ覚えます。 映画も借りて見ましたが、面白かったです。伊坂さんの本に興味が出ました! 一章づつが、そんなに長くないので、寝る前に読んでしまえるボリュームで毎晩読んでました。 | ||||
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very good. truly good. great. amazing. | ||||
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私は活字ばかりの本を読むのが好きではなく普段はほとんど読みませんが、これはちょうどいいくらいのところで話が終わる1話完結型の物語を集めたもので、疲れて飽きることなく最後まで読めました。 それぞれの話は1話完結型でほかの話を読んでいなくてもそれなりに面白ですが設定が繋がっている部分もあり、全部読むとさらに面白いと言った感じだと思います。 本当に読みやすいので「普段活字ばかりの本とか読まないけどちょっと小説に手を出してみようかな」思う人の1冊目にお勧めです。 読書感想文に困った学生さんとかにも良いんじゃないかと思います。 | ||||
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一貫性のある短編小説。 スピード感があって読みやすい。 決して感動的な話ではないけど、それぞれ余韻が残る内容。 | ||||
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kindle版で購入しました。 読み進めていくうちにアレ?ページをめくると 直前のページのラスト数行がまた現れ??? 何度も戻ったり確かめたり。 そんな感じの重複がたぶん数か所と、 おそらく数行、抜け落ちていて読めなかった部分が1箇所。 あと、しばしばセリフに傍線(ラインマーカーのような。)があったのは なぜ??十数か所くらいあったかな。 内容は面白く、世界に入り込んで読んでいたのに その都度プツンと切れてしまって。 電子書籍にも乱丁や落丁?があるなんて。 これは私だけですか? 内容は好きで、止めることなく一気に読んでしまったので とりあえず☆は4つ。 | ||||
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伊坂幸太郎 最高(^O^)おすすめです。ぜひ読んでください。。。 | ||||
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伊坂さんの作品を全部欲しくて集めようと思い購入しました。 新品でないものを購入しましたが、古本と思えないほど綺麗で 丁寧に梱包してあり、大満足でした。 | ||||
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本書の主人公は死神である。 ストーリーの面白さは他のレビューを見てもわかる通り実に面白いのだが、 ところどころに現代の人間観を死神という外部の目線から描いた所が実に面白い。 思わず「確かに人ってこういうところがあるよね」とうなずいてしまう箇所もあった。 印象深いのは、 ある人物が玄関のドアに落書きされたのを発見した時、 「周囲の部屋の住人たちも集まってきて、「あらー」であるとか、「怖いわね」であるとか、「監視カメラが必要かもしれない」であるとか、「そういえば物音が」であるとか、憶測や思い付きを口にしていたが、一時間もすると、全員姿を消した。それぞれが不安や怖さを感じてはいるものの、現実にどうするべきかの方策は見つからないのだろう。人間はいつもそうだ。」(本書 p196) また、 「疲れた人間を相手にすることほど、疲れることはない。」(本書 p223) など、まさに人間風刺と呼べる箇所がいくつかあった。 この手法は、夏目漱石が『吾輩は猫である』で近代の人間を猫という外部の視点から描いた人間風刺に似ていると思った。 | ||||
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死神が、とても魅力的に描かれており 人間と死神の感覚の違いに思わず笑わされてしまうなど 細かいユーモアがちりばめられています。 各キャラクターが魅力的なところが 伊坂さんの作品に共通した魅力だと思いますが、 この作品もご多分に漏れず、 魅力的なキャラクターがたくさん出てきます。 また、大筋には生きる事とその先にある死という事柄を含めた 苦しさとか楽しさとかが軽快に描かれていて 重くはないけど、思わず入り込まずにはいられない 絶妙なバランス感覚で書かれた小説だと思います。 | ||||
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