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ナラタージュ
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ナラタージュの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全131件 41~60 3/7ページ
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| 余り原作というか、本を読むことはないのですが何故か?気になってしまいました。 帯もついていて大満足❗ まだ途中までしか読んでませんが。。 頭の中の悩み事を本を読むことで、忘れさせてくれそうです。 | ||||
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| ずっと読もうと思っていました. ふと思い立ち書店で手にすると,映画化されるようです. 読み始めてしばらく,感情移入できずに苦痛でした. 中盤を過ぎるとそういった印象は薄くなり一気に話が進んでゆきます. にわかには理解しがたい部分もありましたが,それが女性というものなのかも知れません. 無償の愛というものはかくなるものなのだろう. この作品が描き出す出会いにある種の羨望も感じなくもありません. 恐らくしばらくしたらもう一度だけ読みそうな気がします. | ||||
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| 映画化されるときいて読んでみようかと思いました。切なくて苦しくなるストーリーでしたが、予想の範囲内かなと。でも最後の最後で涙が出ました。この最後で、私は読んでよかったと思えました。 | ||||
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| 思った通りの本でした。満足しています。もう、2度読んでます。 | ||||
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| すごくいい本でした。 発送、到着も早かったです! ありがとうございました。 | ||||
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| 彼がオススメしてくれたNo. 1恋愛小説。 言葉の言い回しや心の葛藤 先生と生徒の恋愛であり、登場男性の性的葛藤の描写 様々な視点から楽しめる作品 | ||||
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| 高校生の恩師との恋いが忘れられない女子大学生の淡い青春物語。 この本の特徴は、物語の進行を読ませないところにある。演劇を通じて知り合う同年代の男子大学生と、高校の恩師との三角関係には、途中明らかにされていく秘密があり、物語の結末は最後までわからなかったので、面白く読めた。 女性の心理や男性の心理において、この物語には、不明なところが多く、そのあたりも魅力なのかも。 「自分なら、こんな風にしないな・・」などと、青春を謳歌している人たちには、考えたりする場面が多いと思う。 | ||||
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| 回想する話なので最終的なオチがわかっているだけあって、2人がここまできてるのに…と読み進めるほど辛くなってきました。葉山先生や主人公にも賛否両論あると思いますが、自分の思い通りに行かない、なんでそうなるの、と思いながら読むのも小説だと思うので楽しかったです。 | ||||
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| なんだかとても切ないものが読みたくて、そしたらこの本がとても評判が良くて、なんとなく取り寄せて読んでみた。ナラタージュ。今まで読んだ恋愛小説の中でも最高でした。本当に切なかった。胸が苦しくなるくらい。そうそう、こういうのが読みたかったんだよ!って言いたくなりました。 正直、設定だけなら詰めが甘いです。ほとんど深い接点をもたない教師と女生徒、しかも、生徒の片思い、プラトニックですし。そこから始まる恋愛がうまくいくっていうのは、ちょっと都合が良すぎると思います。ただ、この島本理生さんという作家さんの文章が、人の心をぐりぐりほじくり返すような書き方で(笑)、ただの片思いをこんなに切なく表現できるものなんだと感嘆しました。 とにかく名言が多い本ですが、私が一番好きは文章は、202ページ「ゼロに戻ろう、と思った。マイナス1でもプラス1でもなく、ましてや0.1すら残さず、完璧なゼロに戻ろう。新しく始めるために、葉山先生を忘れる必要がないぐらい思い出さなくなるために。」 | ||||
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| 島本先生の文体すきです。情景描写が丁寧で奥行きがある。冗長でまだろっこしいところはありますが。 登場する女性陣の性格は苦手です。リアルだとどの女性キャラもクラスの大半の女子には嫌われるタイプだろうなというのは共通してるように感じました。 この本の主人公にしても。 この手の青春群像ものっていうんですかね、どの作家さんでも高確率で誰か一人は安易に死なせるのがうーん、なにかそういう強迫観念めいたものが作家共通であるのか?誰か殺さないといけないノルマでもあるんですかね。陳腐で蛇足だなあと残念に思ってしまいます。 葉山先生は主人公にとって命の恩人のようですが、でも所詮は優柔不断で八方美人の不倫男なんですよね。ずるいおっさんにしか思えない。 奥さんとの同居、そして異動が決まった途端に散々焦らしてつなぎとめてた教え子と肉体関係持つところが狡猾です。 不倫で教え子に手を出して。どうせ異動先でも似たようなことを繰り返して、いずれは嫁にバレて修羅場になりそう。 葉山先生に子供がいないだけまだましだったですが。 それにしても、小野くん。主人公は小野君と結婚してほしかったです。 小野くんは理系で、その年代では大人で理知的なようででもまだ精神的には幼くてDV男なところが彼の魅力でセクシーだとさえ感じさせました。小野くんすきなキャラです。 まあ、主人公が助け求めた時に交換条件持ち出して愚痴って駆けつけなかったり、土下座させるなんていうのは取り返しつかない致命的行為でしたから仕方ないです。それが我慢できたら結婚までこぎつけたかもしれないのに愚かでした。 結局、主人公は隠れファザコンで年上で穏やかで、自分にとって都合の良い包容力がある男が好みだったわけかなと。 小野くんの実家に急に呼ばれて慌しく行くところで、ちゃっかり自分の着替えの服は買って用意してるようなのに、小野くんの家族への菓子折りひとつ用意してないようなのが姑根性で引っかかりました。 あと、小野くんの友達が来てるのに途中で寝てたり、小野くんの女友達が高校時代のいじめっこに声が似てるとか、そういうところも同性に嫌われるタイプだなあと。 女友達と疎遠になってくのも、高校時代に葉山先生とキス止まりでも精神的不倫関係であったこと、葉山先生が離婚していないことを知った後で肉体関係持ったこと、小野くんとは二股同然の付き合いだったとかそういうことは同性したからちょっと長い付き合いはしたくなくなりますよね。 例えば自分の友達がリアルに高校時代の先生とそんな関係で、サークルの同級の男子とも付き合って・・・と想像したら気持ち悪いです。 自分のことは秘密主義だし信用できない。 後輩の葬式で駆けつけた当時の担任に葉山先生が婉曲的に侮辱されたからって過去のいじめを持ち出してつっかかるところも、「今そこでそれ言う?」って感じでうーん・・・。 後輩の死に対して主人公はあまりにそっけないし。結果的に後輩が深刻に悩んでた頃、主人公は不倫と二股やってドイツ行ってお土産選び悩んでるスイーツなOGって感じになっちゃいました。 小野くんは教師になって三十路になった頃には葉山先生みたいに教え子に手を出すのかもしれません。 主人公似の、声がタイプでクラスの女子にいじめられて自殺を考えるような子を。 小野くんが歴代の彼女にふられたのはDVの気質がバレてたからかもしれないですね。 | ||||
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| やや描写が細か過ぎ、何かと含みがあるような切れの悪さを感じるが、それが主人公の女の子の微妙な心の動きを現す表現法なのだろう。それでももう少し話を圧縮すればもっとストレートに訴えてくるのではないか。結局は結ばれない二人にやり場のない切なさと憤りを感じるが、そこが現実の難しさであり冷酷さだという事を読者に突きつけていると思う。恐らく何度も読み返す本になると思う。 | ||||
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| この本にこんなにレビューがあるとは知りませんでした。主人公の泉は20代前半にしては恋愛を達観出来過ぎているかな?と思いました。自分を一歩引いた目で見られる(と、私には読めたのですが)冷静さにはちょっと共感できませんでした。小野君はひどい奴かもしれないけれど、若いってこういうことじゃないかな?と思えました。そして10歳年上の高校の先生・葉山先生ですが、恋愛感情を持つということは、地に足は使くなってしまうんじゃないかなって思います。32歳のいい大人とか関係なく。恋に落ちてしまったんですね、葉山先生も。葉山先生はどうかわかりませんが、泉は幸せでしょう。実らない恋であっても、ここまで思える人に出会えたら。素敵な思い出になっていくと思います。最初の方はなかなか読み進みませんでしたが、後半になって一気に読み進み、最後は読み終わるのがちょっともったいなく思いました。 | ||||
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| こういった物語にはハッピーエンドがつきものだと思っていましたが、 いい意味で裏切られました。むしろハッピーエンドだったら成り立たない小説かなーと… この作品で島本理生さんの作品を買いあさるようになりました | ||||
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| 主人公にとって先生は 愛し過ぎて、どうにもすることが出来ないくらい大切で、 先生の出した結論で壊れてしまう恋だけど 未来でもやっぱり気持ちが消せなかった、絶対的な存在になってしまった、恋のお話し。 そんな経験をすることが果たして幸せかどうかちょっと考えてしまうが 忘れることがどうしても不自然なほど愛してしまっているなら 思い続けるのも幸せと呼べるかも知れないと思うけど、 泉は偶然会った先生の友人から聞いた話で 先生も同じように思っていてくれていることを知って 先生への愛がまだあることを素直に認めるきっかけとなってしまった 結局また気持ちは振り出しに戻ってしまうことを匂わせる、 何とも言えない予感がよぎる不穏なラストだった 泉の婚約者の優しさがすごいが、 あんな風に理解出来るには、彼も何かしら相当深い傷を乗り越えた経験が あるからこそなのでは…とどうしても想像してしまう そんな彼についての番外編もぜひ読んでみたい そして第二の小野君になったりしませんよう 結局、先生にとって泉より奥さんのほうが大事な存在だったのが切なかった 伴侶に選ぶというのはそういう事だと思う でももし、事件のことがなければ泉を選んだだろうか 泉は小野君のこともしっかり清算してずっと先生を選んできたのに このすれ違い方がなかなかリアル 先生と泉がその後不倫にならなかったのが救い 最初で最後の一度だけの思い出なら、ずっと美しいままだから。 | ||||
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| ナラタージュは自分にとって非常に思い入れのある作品です。落ち込んだ時や、何もかも投げ出したくなった時に自然と手にとってしまう一冊です。 言い回しが上手いなぁと思う箇所がいくつもあり、また、風景描写がとても綺麗で繊細。 読む度に静かで流れるようなプロットにいつの間にか吸い込まれてしまいます。 そして何より、葉山先生と泉の関係が切なくて、だけど途方もなく甘い。 葉山先生を情けない・地に足がついてないというコメントが目につきますが、私はそういう風には解釈出来ません。 葉山先生はあくまでも大人で、地に足がついていないどころか、つきすぎていると思います。 彼は慎重で優しい人間です。大切な人を二人も同時に傷付けた過去を持ち、泉に出会うまでは人間不信に陥っていたかもしれません。 しかしその後、彼は泉に頼られることで自分を取り戻していきました。泉もまた、葉山先生がいなければ高校三年の時に亡くなっていたでしょう。 葉山先生と泉のお互いに対する想いは強く、深い愛がその根底には存在します。 自己犠牲なんて嘘っぽくて在り来たりな言葉ですが、ナラタージュの二人はまさにそれです。 彼らは自分の幸せより相手の幸せを優先し、その幸せを確保するために行動し、結果すれ違います。その過程がものすごく焦れったい。 また、皆様のおっしゃるように葉山先生がただの子供じみた"ガキ"であれば、泉はとっくに柚子ちゃんと同じ運命を辿っていたはず。 作中での新堂君と葉山先生の対応の違いは、子供と大人の差というコントラストをなしていると思いました。 そして最後に。 これは私事ですが、自分も泉のように、毎晩次の朝が訪れるのが怖くて怖くて悶々としていた時期がありました。 そんな時には夜明けまでこの本を手にとり、葉山先生が泉にかけた言葉を繰り返し自分に言い聞かせていたものです。 | ||||
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| 島本理生さんの小説ははじめて読みました。 今までさまざまな作者の小説を読んできましたが、 この本ほど心が動かされ、 強い依存性を覚えるような 小説は初めてです。 私は今高校生で、 似たような恋愛をしているが故に、 あまりに、主人公の感情や、場面設定が 重なりすぎて、小説の最後の方では、 涙が止まりませんでした。 決して、ハッピーエンドではないけれど、 こんな恋があってもいいのだ、 と、思い知らされます。 過去でも、現在でも、 先生を本気で愛してしまった、 すべての人に読んでほしい作品です。 | ||||
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| 主人公含め、登場人物が凄いリアル。 どんなに良い人そうでもそれはその人の一面でしかなく、最低な部分もあるわけで・・・。 泉も先生も小野君もまさにそんな感じ。 実際の恋愛をちょっとスッキリさせたら、こんな風になる人もいるかも。 なんか、へこんだ。 | ||||
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| 先生を好きだったころを思い出し、この小説を手に取りました。 主人公と婚約者が新居を探すシーンから始まり、7ページ目の 「今でも呼吸をするように思い出す。季節が変わるたび、一緒に歩いた風景や空気を、 すれ違う男性に似た面影を探している。」 ここですでにやられました。 ちょっと冗長に感じる前半、そして後半で加速するストーリー。 煮え切らない葉山先生にイラッとくることもありますが、 人物がきれいに描かれるだけの安っぽい小説とは違って、 その煮え切らなさや、ぶれまくりな感情が逆に人間らしさとして息づかせているように感じます。 読後もなかなかこの世界から抜け出せずずっと余韻が残ります。 1ヶ月経ってまた、クライマックスのシーンを読み返して浸ってしまいました。 ここからネタバレ 最後の現在の泉のシーンと、最初の泉のシーンが 始め読んだだけではどちらが前後かわからなかったのですが、 読み返して最後のシーンは、新居を探すシーンのあとだとわかり、余計に切なくなりました。 まるで神様のいたずらとでもいうような・・・。 泉はこれからどうやって生きていくんだろう。 | ||||
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| 大学生のちょっと複雑な恋愛を描いた小説。 登場人物それぞれに共感できるところがあって、懐かしいような、切ないような、不思議な気分になった。 文章はシンプルだけど表現が豊かで、すっと入ってきます。 いつもビジネス書ばかり読んでるけど、たまには恋愛小説もいいなと思いました。 | ||||
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| 繊細で美しい描写が多い。序盤から中盤はかなりローペースに淡々と話が展開し焦れったくなるが、そこで読むのを辞めない方がいい。終盤あたりからの盛り上がりに目を見張る。 主人公が先生の髪を切るシーン、実際に映像が浮かんでくるような細かい描写に息を飲んだ。 切なく痛い恋愛をこれでもかと美しく丁寧かつリアルに書き上げた作品。文体美と呼ぶに相応しい文章力に脱帽。久しぶりに読後余韻に浸りしばらくぼーっとしていた | ||||
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