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不死症



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【この小説が収録されている参考書籍】
不死症 (実業之日本社文庫)

不死症の評価: 1.76/5点 レビュー 42件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点1.76pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全42件 41~42 3/3ページ
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No.2:
(2pt)

これはちょっと・・・

この人の本は、『災厄』に続いて二冊目です。
で、『災厄』でも感じたのですが、とにかく「絶望感の描写」が薄い。
ゾンビものって、極限状態に追い込まれた人間達の哀しみ・怒り・絶望・狂気みたいな感情表現がキモだと思うのですが、それがとにかく薄くて、読んでて全くハラハラしません。
かと言って、ゾンビ達の食事シーン(ゴア描写)が凄いということもなく(てか、こちらも非常に薄いです)、最後まで淡々と進みます。
そしてもう一つ、これは『災厄』には無かった欠点なのですが・・・展開というか状況描写が「もの凄くちゃち」です。
例えば、「あ、あなたは・・・総理?」「ふふふ、君たちはテロとして死んでもらう」「な、何を?」バンッ(銃声)、みたいな感じ(ここまで酷くは無いですが)。
プロの作家の表現力として、いくらなんでもこれは無いだろうと。
(ちなみに恋愛要素もあるのですが、こちらもまた思いっきりチープです)

というわけで、非常にがっかりなレベルでした。
星二つとさせていただきます。
不死症 (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:不死症 (実業之日本社文庫)より
4408552992
No.1:
(5pt)

確かに新境地!! エンタメだけど、周木律テイストの理系ゾンビストーリー

周木先生のファンの方は、前半にビックリすると思う。
ゾンビものだけに、しっかりとグロいです。
人間さんがごちそうになるパターンのお食事シーンもなかなかの迫力ですし、
ウェンディゴ(ゾンビ)との戦闘シーンも「血肉骨・眼球・脳漿・内臓」フルコースでやっちゃってます!!
吹っ切って書いていらっしゃる感じで、めっちゃ面白いです。
後半は「さすが周木律」って感じの理系のゾンビ症の原因解説が入り、意外な原因できちんと納得させてくれます。
ラストも綺麗にまとまっていて、意外にも読後感が良いです。
読みたいシーンはきっちりあるので、オススメです。
不死症 (実業之日本社文庫)Amazon書評・レビュー:不死症 (実業之日本社文庫)より
4408552992

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