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神栖麗奈は此処にいる
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神栖麗奈は此処にいるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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事象と存在に対するこの作者なりの考えが描かれている。 哲学の領域ともいえる難解な問題をからめ、当事者たちの平易な毎日にまぎれこむ死を描いている。 読んでいて違和感をおぼえるのは、ここに登場する中、高生達の世事に長けたあまりにも大人びた目線である。これには閉口した。ちょっとイメージがかけ離れすぎている。 それ以外はとりたてて気にならない。話としては、事象の中心となる神栖麗奈をめぐって幾人かの死が描かれる。この『おかしいくらい美人』な人物は、果たして存在しているのかいないのか。どうして彼女をめぐって幾人もの人が自ら命を絶ったのか? 本書ではすべてが語られているわけではない。本書には続編がある。 「神栖麗奈は此処に散る」というらしい。そこでは重大な事実が判明するのだそうだ。う〜ん、どうだろ?これを読むか? いまのところはわからない。気が向けば読むかもしれない。 | ||||
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登場人物が何人かいて、彼らがそれぞれの形で神栖麗奈に接近し、また神栖麗奈の正体を明かしていくというお話。 読後の感想としてはとりあえず「狭いなぁ」と思いました。作者の内面から始まり、内面の中だけで完結しているというか。 目が外へ向けられてないんですよね。だから情景描写なんて無いも同然だし、ただただ作者の内面世界だけが語られている印象を受けます。 それがいいのか悪いのかはともかくとして(もちろん僕は嫌だ)前半はネガティブな登場人物に全く感情移入できなくて苦痛でしたが、神栖麗奈の正体が徐々に分かっていく過程に入ると面白くなってきました。 この話は四人の登場人物の視点から語られるんですけれども、最初のキャラがひどくウザくてね。「私を理解してくれない」だとか何とかそんなことを延々とのたまうわけですよ。で、この子いじめられてるんですけど僕もできることならぜひ物語の中へ飛び込んでいっていじめっ子たちと一緒にいじめたかったです(核爆) それほど腹が立ちました。 でもその子はどんなにいじめを受けていても決して屈しないわけですわ。なぜなら「私には神栖麗奈がいるから」 自分じゃ何もできないヘタレのくせに人に縋ることはいっちょまえのこいつに僕の怒りのボルテージはさらに上昇を続けました。 まぁ自己愛が強い僕みたいな人間にはよく分からない感覚ですよ。そこまで他人に依存したがる人の気持ちってね。('-,_ω-`)プッ ちょっと脱線しましたが、一応話としては楽しめるものに仕上がっているんじゃないかと思いました。 つーかこの人の作品って明らかに電撃系じゃないですよね。でもまぁ最近の電撃には飽き飽きしてたんで、こういう新手の作品は嬉しい限りです。('-,_ω-`)プッ | ||||
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前回の問題作とうたわれた、『僕らはどこにも開かない』がおもしろかったんで買ってみたんですが 今回は正直微妙、っていう感じでした 前作と違い短編っぽくありながら実はそれぞれ繋がっていて それらの話全てに出てくる『神栖麗奈』という人物 この少女の正体はいったい何者なのか 神栖麗奈という少女はどう物語に絡んでくるのか っていうような感じです ところどころわかりにくい文章もあり、人物の描写なども微妙だったので星3つにしました 来月にも『神栖麗奈は此処に散る』っていうのが出るんですが それに期待します | ||||
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