僕らはどこにも開かない
- 僕らはどこにも開かない (2)
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同じ本が出てる。 表紙が違うので知らずに買ってしまった。 こっちがデビュー作でもう一つが、改訂版みたいな感じっぽい 面白かった。 こういった作品は個人的にもっと読みたいので、出して欲しいけれども・・・ 作家の嗜好か出版社の意向なのかあまりみかけない・・・ | ||||
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本作品は第十一回電撃小説大賞の最終選考まで通過し、なんとか出版まで至ったという経緯がある。 実はつい三年前の作者の発言で初めて明らかにされたのだが、なんと審査員がこれを大賞にするかしないかで真っ二つに割れたという本物の問題作だ。 結果として一切の肩書きを得られなかったのが残念でならない。これを押しのけてまで受賞すべき作品など、第十一回には無かったように思う。この年から電撃大賞がおかしく感じた、というのはさすがに個人的意見だろうか。 内容については多くのレビューがあるので深くは書かない。ただ、中二病を好む人ほど強く勧めたい。 全体的に薄暗くて読者を暗黒へと引きずり込む内容なのに、人間関係や心の繋がりを考えさせられる不思議な作品である。私も、ある意味ではこの作品で人間関係に答えを見付けることができた。 理不尽な経緯や万人受けしない作風を持つが、今でも全く色褪せることのない真の〈大賞〉受賞作だ。 是非とも一人でも多くの読者に、若き御影瑛路の壮絶な世界観を楽しんでもらいたい。 願わくば、『神栖麗奈』と『空ろの箱と零のマリア』も楽しめることを祈って。 | ||||
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電撃文庫では異彩を放つ作風です。 一人称視点の主観的な文章で、どこか壊れた内面という フィルターを通して現実の世界が描かれていきます。 客観的に見ると異常なようですが、たしかにこの感じは 思春期の頃に一度は抱えていた、社会の“鎖”に対する鬱屈した感情を思い出させてくれました。 明らかに電波系なリリ子先輩や 魔法を信じているイタい子にしか見えない香月さんだけでなく、 主人公の柊 耕太、友人の谷原 雅人といった全員が壊れています。 これは青春ミステリの一種といっていいのかどうか…… 娯楽小説というよりは、純文学に近いような気もします。 この作風が面白いと思えるなら、 『』 『』 もオススメですよ。 | ||||
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斬新でした。そしてとても面白かったです。 全体的に非常にダークで、鬱です。読んでて鬱です。まさに斬新でした。 最近のラノベに飽きてきていたので、余計に衝撃が強かったです。 まず登場人物にまともな奴がいない、ってくらいぶっ飛んだ人達ばっかりですが、なにより主人公のぶっ壊れかたがハンパじゃないと思いました。 普通に壊れている。 主人公の特異な点については作中ではさほど多く描かれていませんが、自分はこの物語に出てくるキャラクター達の中で群を抜いてぶっ壊れていたと思います。 なのでもう少し主人公のぶっ壊れてるところを推しても良かったかなと思います。 物語が最後で全部繋がってスッキリ…ということは無かった気がしますが、これはこれで良いかも。この読んだ後のスッキリしない感じが鬱っぽいこの作品と通ずる所があるし、何よりもう一度読みたくなります。 視点がコロコロ変わって少し読みにくいなーという印象は受けます。しかしその分キャラクターの個性を出しきれてない気もします。なので上下巻にするとかでもっとしっかり描き込めば、どのキャラクターももっとしっかり形ができて良かったんじゃないかなーと思いました。 読み手を選ぶ作品だと思うので、賛否両論色々あると思います。 心理描写がドロドロで重いのが許せる方は、是非読んでほしいです。 | ||||
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特徴的で独特な文章 思考がおかしい、常識的ではない主人公の周りの人達 など、どこか西尾維新や佐藤友哉の雰囲気があり、電撃文庫よりもメフィスト系に近いのでは、とかんじました 話のテンポが良く、キャラもたち、物語の構成も素晴らしい この作者は近年あふれかえっている没個性になりがちなライトノベルの中でも、間違いなく本物をもっています 一読の価値あり | ||||
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