神栖麗奈は此処にいる
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神栖麗奈という謎の存在をめぐる4章のストーリーで構成されています。 1章を読んだ時点では、オチも容易に予想できる妄想のような物語かと思ったのですが、 全て読み終わると、ますます神栖麗奈の正体が謎めいたものに思えてきました。 精神病者の妄想に近い内容なのですが、描かれている世界は、学生が生きる身近な学校社会です。 この点で、幻想小説ではなくリアルな現実として舞台を感じました。 ただ、ライトノベルとしては珍しく、シリアスで暗く救いのない結末ですので、苦手な方は読むのをオススメしません。 ここから、次巻の『神栖麗奈は此処に散る』でどう話を持っていくのか、という期待を含めて星五つをつけておきます。 | ||||
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ホラーの要素も盛り込まれているけれど、これはもう真っ直ぐな青春小説。 たった一人の友達で、家族を殺した存在で、世界を救うために戦う仲間で、そして。 甘くて苦くて初々しくて残酷な世界が、神栖麗奈と呼ばれる彼女を通じて読み手の前に広げられていきます。 この物語の行く末がどうなるのか。『此処に散る』が楽しみです。 | ||||
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自分はこの本を読んで、いろんな意味で“惹かれた” これを読んで、自分の自殺に対する定義が変わったかもしれない。 それでも命を捨てるのは、ねぇ。 全て一人称なので、描写方法が上手いとかは自分はあまり分からないのだけど、作中で人物がどう動いているかの表現が分かりやすかった。 どの小説を読んでもそうなんだけど、この作品は、起承転結の「結」。つまり第四章の部分が凄く楽しめた。 それまでが全て繋がっていて、それから推測出来る事柄がたくさんあることに感銘を受けた。 読み終わって、そういうのを考えることもこの作品の面白さなのだとも、思った。 神栖麗奈に一度のみでいいから会って見たいと思った。 | ||||
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事象と存在に対するこの作者なりの考えが描かれている。 哲学の領域ともいえる難解な問題をからめ、当事者たちの平易な毎日にまぎれこむ死を描いている。 読んでいて違和感をおぼえるのは、ここに登場する中、高生達の世事に長けたあまりにも大人びた目線である。これには閉口した。ちょっとイメージがかけ離れすぎている。 それ以外はとりたてて気にならない。話としては、事象の中心となる神栖麗奈をめぐって幾人かの死が描かれる。この『おかしいくらい美人』な人物は、果たして存在しているのかいないのか。どうして彼女をめぐって幾人もの人が自ら命を絶ったのか? 本書ではすべてが語られているわけではない。本書には続編がある。 「神栖麗奈は此処に散る」というらしい。そこでは重大な事実が判明するのだそうだ。う〜ん、どうだろ?これを読むか? いまのところはわからない。気が向けば読むかもしれない。 | ||||
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話としては、非常に面白い。 でも この本を読んだ事によって 「人によっては本当に自殺してしまうのではないか」 と思わせる迫力のようなものがある。 内容は、4つの章に分かれていて それぞれで4人の登場人物の心情などを、一人称の視点で描いた作品。 4人それぞれが 最終的には自殺ないしは、自殺したのとほぼ等しい状況になり、 その状況が次の人へと伝染していく。 普通の人が、心の病を負い 自殺するときには、こんな心理状況なんだろうなぁ〜 と思った。 非常に面白い本。。。 でもこの本を薦めた事によって、自殺されたら困るので、人には薦められない本。 それでも読みたい人は 他の人と同様に、この本の続編である「神栖麗奈は此処に散る」を一緒に購入して読む事を薦めます。 | ||||
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