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ゼロの激震



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【この小説が収録されている参考書籍】
ゼロの激震
ゼロの激震 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

ゼロの激震の評価: 3.43/5点 レビュー 28件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.43pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(5pt)

ゼロの激震買ってみた

面白いよ!私は好き!ただ活字を読むと眠くなる…
ゼロの激震Amazon書評・レビュー:ゼロの激震より
4800254051
No.13:
(5pt)

凄まじい臨場感

人物描写だけでなく、感情の移ろいや、その周りの風景まで、綿密に描かれている。ぜひ映画化して欲しいが…金掛かるだろうなぁ
ゼロの激震Amazon書評・レビュー:ゼロの激震より
4800254051
No.12:
(4pt)

建設現場のリアルさはさすが

発電のためにマントルまで掘りますか⁉︎
と、思ったけど、なんか納得させられてしまうあたり、参りました。

あちこちで災害勃発!しかも都心にどんどん近づいてくるあたりがスリリング。
人はどんどん死にますが…

技術の進化で地球を弄ることへの警鐘を建設会社勤務の方が書くってなかなかすごいですよね。
ゼロの激震Amazon書評・レビュー:ゼロの激震より
4800254051
No.11:
(4pt)

貴重な本

面白かったが、登場人物がやたら怒りっぽいのが気になった。 落ち着けよ。 しかし、いまこんなパニック小説はなかなか読めないので貴重な本だと思う。
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4800254051
No.10:
(4pt)

大いなる地球をナメてはイカン!

ストーリー展開のおもしろさ、人のエゴイズムがもたらすもののおそろしさは読んで興味津々だけでなく反省すべきものを教えてくれる。
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No.9:
(4pt)

ゼロの世界観に引き込まれます

生存者、襲撃に続いて読みました。
世界観の描写は相変わらず鮮明でどんどん吸い込まれます!
次の作品が待ち遠しい
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4800254051
No.8:
(4pt)

起こり得ないとは言い切れない壊滅的危機

さすが著者は建設系の仕事をされているだけあり、その豊富な土木・地質工学の知識や情報を基に作られたこの物語は、決して荒唐無稽なSFパニック・フィクションではなく、リアリティーが物語全編に満ち溢れ、読み応え満点です。

何故、このような壊滅的な災害が起こり、その後、どのように事態が悪化し、最悪の場合、どうなるか?
その緊急対策・対応策は?
…等も、著者の学業や仕事上から得たであろう豊富な知識や経験等で裏打ちされているので、読んでいて信憑性を感じます。

また物語は、荒れ狂う破壊的な自然災害の描写は恐怖を感じるくらい凄まじく、不安と恐怖の狭間に立たされた時の群衆心理や、極限状態下での人としての尊い使命感等も熱く緊張感溢れる描写で描かれています。

特に職種や立場は違えど、登場人物それぞれが己の職務に熱い情熱と使命感を持ち、度重なる逆境にも負けずに壊滅的な災害に立ち向かう姿は皆、男気に溢れ胸に熱く響き、読後も胸高ぶる余韻に浸れた読み応えのある1冊でした。

ただ…
本作は地質・土木工学や火山・地震学等の情報や説明を、ふんだんに物語に盛り込みながら展開していきます。
これらの事に無知な私には文章による説明だけでは難しく感じる所が多々あり、出来れば文章だけでなく、図解等のイラストと共に説明があれば、より分かりやすかったです。
ゼロの激震 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:ゼロの激震 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800272467
No.7:
(4pt)

やっぱり小説は面白い。

久しぶりに読む小説で初めて読む安生正さんの作品。
色々疑問点も多かったが総じて楽しめました。これを読んでいる期間、個人的にごたごたすることがあったので読破に数日かかりましたが、それがなければ休日であれば1日で読んでしまったと思います。それくらい先が気になった。
 私は土木系の職業に就いているので技術面や噴火のメカニズムについての説明に関しては難解ではなかったし邪魔でもなかったです(その分違い方面での疑問やツッコミはありましたが)。
難点を言えば、メイン登場人物に女性が一人くらいほしかったですね。技術者にも政治家にも官僚にも誰一人女性がいなかった。シンゴジラの女性防衛大臣はかっこよかったです(内閣総辞職ビームで退場となりましたが)。昔に比べて今は女性技術者も増えつつあります。
 勢いでゼロの迎撃も読みましたが、私はこちらの激震の方が面白いと思いました。関東に900hPa(ヘクトパスカル)を下る猛烈な台風が来るとは到底思えないし、950hPa程度でも十分だったのではないかと。まだ火山噴火の原因の方が私には納得できました。次はデビュー作の生存者ゼロを読んでみようと思います。星は疑問点分を差し引いて4個にしました。
詳しい感想はこちらをご参照ください。http://kuroki-rin.cocolog-nifty.com/heaven_or_hell/2018/04/post-7a45.html
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No.6:
(4pt)

今回は激震だ

このミス大賞作家の安生 正氏の3作目。
今回は関東平野をマグマ活動が襲うというパニックものだ。
浦安に人工島があるというSF的な設定もあり、リアル災害シュミレーションというよりは派手なB級指向のパニックサスペンスものとしての側面が強い。
主人公達のコテコテの浪花節的人間模様もB級作品として割り切ればドラマチックな盛りあげ方であるし、この種のパニックものでは東京は必ず助かるというところを、派手に東京壊滅させてしまうサービス精神も良い。
解説にもあるが、不器用な出来であるが、一気に読める面白さである。
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4800272467
No.5:
(5pt)

素晴らしい

始めてこの作家の作品を3冊読みましたがいずれも秀作、1作目はこのミスの大賞作、なかなかの作品でした。
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4800254051
No.4:
(4pt)

一気読み

新幹線、新青森から東京までの間とその日の夜に一気読みしました。
とにかく賑やか?っていうか大袈裟?っていうか
荒唐無稽とは思いつつもやめられないとまらないで
やたらめったら人が死ぬのに
それなのに爽やかというか(笑)
何かを忘れたいときにひたすら読むには最適な本と思います
ゼロの激震 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:ゼロの激震 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.3:
(4pt)

リアルに感じられました

勿論、フィクションですが、かなり全体的にリアルに感じられました
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4800272467
No.2:
(5pt)

映画化に期待

物語は東京湾の浦安沖5キロにある人工島での工事現場のシーンから始まる。地中50キロの深さのマントル層まで立坑を掘り,地中の高温を利用して発電を行うバベルシステムのための掘削工事,プロジェクトリーダーの木龍純一は,工事中の事故で部下を失い,責任をとって職を辞することになる。
9年後の6月27日,バベルシステムは着工以来12年を経て稼働を開始するが,同じころ(6月26日),栃木県日光の金精峠で大規模な地滑りが発生し,さらに7月15日には栃木県日光市足尾で三千人の住民が犠牲となる火山ガスの噴出事故が発生する。
高校教師となっていた木龍のもとに恩師の氏次から接触があり,関東平野周辺の地下のマグマ活動が活発化し,関東平野に危機が迫っていること,その進行を止めるために大深度トンネル工事を指揮してほしいことを告げられる。
部下を失いPTSDを患っていた木龍は,自分にそんな能力はないと辞する。
8月4日,今度は群馬県富岡市で突然マグマが噴出し,まちが崩壊する。ここにきて,マグマの通り道と予測された埼玉県の秩父鉱山に大規模な立坑を掘る工事が始まるが,工事半ばの10月14日に大噴火を起こし,工事関係者が犠牲となる。
そして,10月21日,ついに東京のど真ん中,新宿でマグマの噴出が始まり,地球規模の災害に発展する可能性が出てきた。
一連の地下活動の活発化を誘発した意外な事実,後手に回る政府の災害対策,災害の怒りの矛先を政府に向ける人々,一方で終局的被害を防ぐため,木龍たちの取組が進められる。
しかし,神の怒りを買って壊されたバベルの塔と同じ名前を冠するシステムってのは皮肉すぎるでしょう。結局は造った者たちの手によって壊すことになるんだから。
著者の安生正は,建設会社のサラリーマンで,2012年に「生存者ゼロ」で第11回「このミステリーがすごい!」大賞で54歳の遅咲きのデビューを果たしました。デビュー作の「生存者ゼロ」は未知の病原体とそれを媒介する意外な生物によって,2作目の「ゼロの迎撃」では,台風をついて進入した海外武装勢力によって,そしてこの作品では,地下のマグマの活動によって関東が崩壊するという,デビュー以来,日本の安全を脅かす大規模な危機をテーマとするミステリー小説を発表しています。ストーリの中で多くの人々が容赦なく死んでいく,危機に対応しきれず右往左往する政府,悠然と立ち向かうプロの男たちという構成が共通しているでしょうか。
小松左京の「日本沈没」や「復活の日」など,映画化された大スケールのパニック小説を彷彿とさせます。安生の作品も映画化される日を楽しみに待ちたいと思います。
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No.1:
(5pt)

はらわたを覗き込む

火山噴火というタイムリーな話題に基づくパニック小説である。
舞台は近未来。
原子力ルネサンスは3.11の惨事でとどめを刺され、火力は地球温暖化の脅威の前に拡大することができない現代社会。
そんな中で作中の日本が活路を見出したのは「地熱発電」。
それも、地下50キロ、温度600度以上のマントルまで穴を掘りそのエネルギーを取り出す究極の自然エネルギー発電だった。
しかし…
プロジェクトの道半ばでこれを離れた主人公、国策企業の中核を担うかつての盟友、そしてそんな彼らの足元には、地球の、そして国家のはらわたの「ちょっとした揺らぎ」が待ち受けていた…

パニック描写は、正直なところ参考文献として記されている石黒耀氏の<死都日本>のような迫力をもたない。
だが電力企業の体質、そして危機に陥った際の人物描写と愚者や悪人の描き方についてはこちらが勝っているといえよう。
(ただし文系的な歴史や神話描写よりはこちらは現代よりである。)
小松左京氏の日本沈没以来の伝統となっている「謎解き」シーンのスケールもまた同様だ。
誰が「激震」と「第二の月」がつながると考えるだろうか。
読み終わった読者は、ある意味ホラー小説でこの世の深淵を覗き込んだときに感じるような居心地の悪さとカタルシス、わずかの希望を感じるだろう。

そして地球のはらわたを覗き込んだ者として、イザナギ・イザナミの神話のように「ならば私はそれより多くを生もう」と胸を張ることができるように読者諸賢には期待したい。
ゼロの激震Amazon書評・レビュー:ゼロの激震より
4800254051

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