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砂丘の蛙
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砂丘の蛙の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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殺人事件を起こした崎津直也が刑期を終えて出所した直後に神戸で殺された。その直後、九年前に崎津を逮捕した刑事の片倉康孝も何者かに刺される。崎津から届いた手紙に書かれていた「砂丘の蛙」という謎の言葉に、戸籍には載っていない「妹」の存在。事件の渦中に巻き込まれた片倉は、捜査本部から外されても地道な捜査を続け、神戸、鳥取へと足を運ぶ。 | ||||
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山陰本線で由良駅まで向かう下りでそのような表現があった。 勿論、悪気はないのだろうが、余りいい気はしない。 ただ、松江や鳥取の風景が細やかに描かれているのは楽しい。 この地の出身ではないが、地の利が悪いことで余り知られていない事を 残念に思っている身としては、このタイトルでどこまで迫ってくれるかと 期待が大きすぎたかもしれない。 実在の事件がヒントであろう、 千葉から石神井、神戸、松江、鳥取と続く旅情ミステリとも言える本作、 片岡刑事・柳井コンビの前作があるようだ。 本作に登場する美保関は、決して観光地では無いが 好きな場所の一つでもあるので、 旅好きな方がゆっくりしたいときにお勧めしたい。 | ||||
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実際の事件をモチーフにしたと思われる社会派ミステリー。何となく入念な取材や調査をもとにしたノンフィクション小説のイメージが強い作者ですが、本作もその路線の印象です。退職間近の刑事が9年前に逮捕した男が殺害され、自身も襲撃を受けます。それを契機に、心に引っ掛かりを感じていた9年前の事件を、今回の事件とともに洗い直すという展開です。 展開は地味ですが、捜査の過程は丁寧に書かれ、終盤にかけ奥深い闇が露わになり、世間を驚かせた事件を思い出されます。主人公の刑事を囲む上司や同僚たちとの阿吽の呼吸や若手刑事たちの成長も上手く書かれています。 但し、捜査側の様子は良く伝わったのですが、この題材なら犯罪者側の描写がもう少し薄気味悪さ、不気味さが伝わってくるような感じだったらもっと良かったと思います。 | ||||
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9年前に犯した殺人の罪で満期出所した崎津直也が何者かに殺害され、その男を逮捕した刑事である片倉康孝も襲撃を受けた。9年前の事件の真実とは。 序盤から中盤にかけては、崎津直也が片倉宛に送った手紙を検証しながら、事件を捜査していく過程は楽しめたが、終盤にかけてあっけなく事件が解決してしまったのが残念だった。疑似家族を巡る物語にしては軽すぎるし、その背景も描写が足りない気がする。 結局、9年前の事件は警察の捜査不備だと思うのだが、それが追求されることもなく終わってしまったのもがっかりだった。 | ||||
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面白かったですが、少しインパクトに欠ける所も有りました。 でも、全部含めて柴田さんの作品らしいです。私は好きです。 | ||||
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