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名もなき毒
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名もなき毒の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全122件 21~40 2/7ページ
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宮部みゆきさんの作品を片っ端から読んでいます。なんと言っても1円がすごい。新品に近いのに。 | ||||
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ミステリー小説は初めて読みました。読んでいくうちにどういう展開になるのだろうとドキドキしました。人間誰にでも毒を持っており、それを浄化できるかどうかも周りの環境、生活、人によっても変わってくるのだと感じました。もともと毒を持っていなかった人も周りの環境や羨みなどで変化していくのかなと感じました。とてもおもしろかったです。宮部みゆきさんの他の作品もぜひ読んでいきたいです。 | ||||
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古い作品のようですが 病院の待ち時間にそこの書棚のを ふと読み始め 続きが読みたく ネットで探し購入しました 宮部みゆきさんは 読み進んでいる時が楽しい時間です ストーリーが良いのでしょうね | ||||
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読みやすく、面白いのは、著者の主義主張が 行間に暑苦しく顔を出していないからでしょうか。 さらりとした平熱のエンタメでした。 ミステリーというより、事件を通して人間の心理を描き出した作品です。 鮮やかな謎解きを期待される方には向かないかもしれませんが、 じっくり、じんわりと人間の哀しさに浸りたい方にはお勧めできるかと。 読後感が割りと爽やかなので眠れなくなることもありませんよ。 例の原田さんですが、程度の差はあれど、あのタイプの人間っているんですよね。 あそこまでエスカレートさせる前に「メンタルへ^^」(某漫画風に)とご案内し つつ、共存していく知恵がほしいな、と思います。 | ||||
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欲しいモノがすぐに手に入り 痛みも少なく 安く 早く届く 便利で 最高です 今後共よろしくお願いします | ||||
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土地や家に染みこんだ毒をはじめとして、さまざまな毒がでてきます。その毒を表現するために人物が配置されているような気がしました。状況を動かすための人物たちには、血肉が通っていません。 人間が毒を持つためには、関係性が不可欠で、ただおかしい人という設定では弱いです。 桐野夏生さんが描く人間の毒には、そうならざるをえない人間の苦しさがあって胸が痛くなります。 お話しをつくるための人間の毒は、とても薄っぺらく感じました。 ですが、やはり宮部さんはストーリーテラーなので、最後まで楽しく引き込まれて読みました。 | ||||
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とても面白かった。 宮部みゆきさんの新刊、ペテロの葬列も見てみようと思う。 | ||||
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大企業の会長の娘婿となった主人公が、 その部下である女性の奇異な行動に振り回されていく。 一方で、多発する毒入りドリンク殺人事件の被害者家族に、 ひょんなことから関わりっていく。 一見関係ない二つの事象が、主人公を核に、やがて重なりあっていく…。 ざっくり言えば、こんな感じですが、 割と2つの事件が関係ないとこですすんでいくので、 途中、「これはいったい何の関連性があるのだろう?」「どう帰結するのだろう?」 と 物語とは違う謎に悩まされながら読み進めました。 他の方も書かれているとおり、割とさっくり、淡々と軽めにすすめられ、 一部「浅い」と評される方もいらっしゃいますが、 私はその軽さが、この作品にとっては魅力になっていると思います。 主人公たちが、軽く、一見浅いと思われるキャラだからこそ、 その周辺にある「毒」が浮き立って見えるのではないでしょうか。 またこの筆者の魅力は、主人公はじめ概ね登場人物が人が善いということ。 人気のある作品の主人公は、問題あれたいてい人を信じることができるキャラが多く またそのような作品が多くの評価を得ていることは 「人間基本性善説」を信じられるようで、好ましいことだと感じます。 この作品に登場する一つの事件の犯人も、決して真からの悪ではなく、 その触りのシーンでは胸がじんとしました。 またもう一方の事件の犯人には悪意しか感じられず、その差は、一体なんなのだろう、と 印象に残ります。 ただ、それら犯人たちの、動機とういか、犯行を犯すきっかけや心情に もう一つ感情移入できなかった、という点で★4です。 毒入りドリンク事件の犯人には、そこに至るまでの葛藤が、 もう一方の事件の犯人にはもっと想像を絶する悪が、あったと思うのですが、 (いや、描いてはいるのですが) 特に、絶対的悪を体現する犯人の異常性について、男親が語るところは胸に迫るものがあったのですが、 「恐怖」を感じさせる表現がもっとあっていいかな、と思いました。 | ||||
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いわゆる人格障害者と関わった経験があるかどうかで、原田いずみというキャラクターの現実感に違いが出てくるんじゃないかと思いました。 誇張は勿論ありますが、ああいるいる…こういう思考回路の人いたいたって感じで、私は主人公には変な親近感すら抱きました。 人間には、影と光の部分があり、その陰が色濃く染み付いた人間は、光側にいる人物に惹かれ、憧れ、それと同時に憎まずにはいられないものなのでしょう。 自分の中に少なからず毒を持っていたり、憂鬱とした陰性を抱えている人、あるいはそういった人々と関わる機会があった人の方がより作品に入り込めるのではないかと思います。 物語の核、テーマとなる部分の暗喩として土壌問題が使われるなど、宮部さんはさり気ない比喩なども含めて、そういう部分の描写もとても上手ですね。 作品全体に流れるどこか不安定な雰囲気が良かったです。 主人公の恵まれた環境、絵に描いたような幸せな家族の風景の影に、そっと毒素が寄り添うような不穏な終わり方が嫌な余韻を残しました。 私にとってはストーリーそのものよりも、登場人物の心理を反映した風景、感覚描写を評価したい作品です。 | ||||
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うそつきって『居るかも?』ってことじゃないですか。怖かった。 | ||||
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状態も良く、安価で手にはいり、とても満足しています。又購入を考えています | ||||
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テレビをみて面白いなと思って、原作を読みました。テレビの脚本は原作に忠実でした。やはり面白かったです。 | ||||
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ドラマの原作ということで購入しました。 子育てにおわれて毎日で久々の読書でしたが、これを機会にまた読書熱が再発しそうです。 今年の秋は“読書の秋” | ||||
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「どこかで読んだことがある設定だな〜」 と思ったら「誰か」の第二弾だとわかったのは四分の一くらい読んだところから・・・ 杉村三郎は今多コンツェルングループのひとり娘、菜穂子と結婚することにより その会社の広報室に配属になった。 それまでは、子供向け書籍専門の出版社「あおぞら書房」に勤務していたがしていたが、 菜穂子との結婚の条件の中に今多コンツェルンに勤務することがあった。 そして、グループ広報室に・・・ 出世欲もなく、人柄は良く、お人好し。 そんなこともあってか何故か様々なことに首を突っ込む羽目になる。 そこがまた、楽しい。 時には読んでいる方もイライラすることもあるけれど・・・ 今回は確かに「毒」がテーマだが、毒にも色々あるものだ・・・と考えさせられた。 杉村シリーズ・・・私は好きだな〜 | ||||
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原田いずみの兄の結婚式でのスピーチの内容については、 限りなく、非現実的だ。あれは、旧精神衛生法での 措置入院に相当する。事実関係をつぶさに調べれば、 彼女自身が精神病院に入院するべき諸条件が 満たされているのが、十分にわかる。 それと言うのも、今多グループの編集長に 行った暴力行為で傷害罪で逮捕される要素も 加わって来る。 例え、本人が精神病院への自発的な入院を 希望(任意入院)しなくて、拒否したとしても 働いて来た場所でのトラブルメーカー振りから 最後は、各都道府県知事の命令による強制入院 (措置入院)が適用されて、彼女は否応なく 入院させられて、カウンセリングを受ける事になるだろう。 かく言う私の親族にも似たようなケースがあったので ちょっと気になったので書いたまでの事だ。 原田いずみの家族が、最後は、彼女から逃げるように 会社を辞めて転居して接触を絶ったのも非現実的だ。 本来なら、地元の保健所か、都道府県庁の保健予防課に相談に行くケースが 一般的だからだ。 筋書きとしては、確かに面白いのだが 現実的な対応から照らし合わせて見ると 決して、あのようにはならないのが残念だと言える。 | ||||
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犯罪が気分の悪いものであり、後味が悪いものであり、 人それぞれの立場から物事の見方が全く違う事などを いつも教えてくれる気がする。 逆玉と言われている人の辛さもなんだかよくわかったなあ。 お嬢様育ちの世間知らずの意味も、決して己に満足出来ない、 責任を他者に転化して生きている人の不気味さも。 宮部さんの時代物が好きなのだけど このシリーズも江戸もののような味わいがありますね。 | ||||
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読んでみたいと思いました。まだ手にしていないけど。宮部みゆきさんの作品は最高です。 | ||||
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ちょっと疲れていたりして、気軽にエンターテイメント小説を読みたいときに宮部みゆき作品を手に取る。今回はまさに出張帰りの飛行機の中だったが、期待を裏切られることなく楽しませてもらった。 引き込まれ感、読後の切なさ共に遠く及ばなかったが、タイプとしては『火車』に似た作品だったように思う。誰かが格別邪悪な気持ちを持って犯罪を起こすわけではない。私達の社会が育む何かが(それを本作品では毒と表現するが)、一部の人々の心を壊し、悲劇はその結果招かれるのだ、と。 何だかんだ言って自分が宮部みゆき作品を手に取り続けるのは、ミステリーが読みたいからではなく(正直本作品のミステリー度は決して高くない)、こういった問題提起に共感することが多いからなんだろうと思う。 それにしても、本作品では今多コンツェルンの会長を務める義父がカッコいい。 | ||||
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少々えぐい描写や、逆玉な主人公などつっこみどころは少なくないが約600ページの長編を飽きずに読めた。ただ、100ページくらいは短縮できる内容だった。 | ||||
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表紙がドリトル先生のようで馴染みやすかった。社会的な欲がないという点で、主人公はドリトル先生のようかもしれない。名もなき毒とは、最初ハウスシック症候群として登場し、土壌汚染として登場し、最後は人間によるいじめとして登場する。p210「自分の学生時代を思い出してみて、そういえば学校で、「感想」を書けと言われる機会はいくらでもあったが、「何が起こったかを書け」と指導された経験はないと気づいた。そういう作文教育の方針は、未だに変わっていないらしい。」解説は杉江松恋 | ||||
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