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名もなき毒



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名もなき毒の評価: 3.81/5点 レビュー 189件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.81pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全28件 21~28 2/2ページ
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No.8:
(1pt)

もう限界

宮部みゆきの作品は好きだった。過去形である。今では本屋で宮部みゆきの本が山積みになっていると「あ〜あ…」となってしまう。「理由」や「火車」を読んだ時はすごくドキドキした。こんなに上手い作家がいるのかと思い、宮部みゆきの作品を読みふけった。しかしもう一度読めといわれても嫌だ。無理ではなく嫌。同じような人はいると思うが、宮部みゆきの文体はある時を境にたまらなく嫌になる。あの主人公の偽善的な行動もだらだらとした人物背景も長い文章も最初は好きだったが今読むと苦痛でしか無い。だんだんと嫌いになっていく作家、それが宮部みゆきである。
名もなき毒Amazon書評・レビュー:名もなき毒より
4344012143
No.7:
(2pt)

期待したほどでは……

・今注目されている
・本屋大賞にノミネートされた
この二点が理由で、私はこの本を読むことを決めました。浅はかですが。   
が、正直期待外れでした。
主人公には共感出来なかったし、世間で言われているほどではないかなぁ……と、思います。
でも、脇役のキャラは立っているし、何より先が気になって一気に読んでしまう文章の構成力、登場人物の会話の自然さは、流石プロだなぁと舌を巻くばかりです。設定も良かったです。
名もなき毒Amazon書評・レビュー:名もなき毒より
4344012143
No.6:
(2pt)

設定がうるさい

主人公の人物設定があまりに説明的すぎる。
読んでいて、「主人公はなんで・・・」という疑問に、先手をうって自らいちいち答えているような感じがする。
やや軽いタッチの、推理ものシリーズ(にしたいとのこと)なのでそこまで細部にこだわらなくていいのに、と思ってしまう。
作者の得意な詳細な人物描写が裏目にでている。
物語自体はさらり、さらりと軽妙で読みやすくてよいのに。
名もなき毒Amazon書評・レビュー:名もなき毒より
4344012143
No.5:
(2pt)

なんか薄い…そして長い。

この作者の作品は何年か前にはまって読んだ事がある。丁寧に作り込んで完成したパズルの様な作品の出来に感動した記憶があるけど、この本は長い、長いわりに最後は無理から終わらせた感がすごい出ててあれで登場人物はそれぞれ納得のいく終わり方だったのだろうか。そして今回の主人公一家は後半腹が立ってきた。こんな脳天気な家族現実にあるか?僕達一家は毒なんてありませんよーみたいな。順風満帆で逆玉だから義父にはなんにもいいかえせないような男が謎を解いていく…探偵をやる?金持ちの道楽だよ。
名もなき毒Amazon書評・レビュー:名もなき毒より
4344012143
No.4:
(2pt)

釈然としない内容

宮部さんの小説は人間に対する暖かいまなざしが持ち味ですが、本書のような寂寞とした人間関係がテーマとなると、内容と語り口とがそぐわなくなる感じがします。犯罪被害者の家族は本当に本書の登場人物のように犯人に対し寛容でいられるのか、やや釈然としないものが残りました。
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No.3:
(2pt)

正直・・・がっかりです。

ほかの方も書いておられましたが、私も人物描写の薄っぺらさが気になって、最後まで物語の世界に入っていけませんでした。
いくら裕福であくせくしていないとはいえこんなに浅い夫婦の描き方があるでしょうか?
なんだか子供向けの探偵小説でも読んでいるような感じがしました。
土壌汚染など社会的なことも織り込んでいますが、ストーリーにどうしても必要なものだったとは思えませんでした。
薄っぺらな登場人物がほんとに必要なのか?というくらいちょこちょこ出てくるし・・・
楽しみにしていただけに残念です。
でもしょうもないとはいえ、最後まで一気に読み進められたのは宮部さんの筆力によるのかな〜と思ったりもしました。
名もなき毒Amazon書評・レビュー:名もなき毒より
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No.2:
(2pt)

うーん。ラストにもう少し「キレ」が。

「誰か」の登場人物で会社の会長の婿養子的存在の杉村さんが主人公のお話です。続編がでて、うれしかったですが、期待していたよりも、最後がちょっと端折りすぎてて、なんだか宮部先生にしては、「キレ」が無いかなって思う作品でした。でも、登場人物の特に家族の、ほのぼの感は宮部先生らしくって大好きですが・・・終わり方が急ぎすぎて、えっ、こんなんで終わりですか?って言う感じで物足りなかったです。個人的には、残酷ですが、もっとえげつないラストにしても良かったと思います。次回作に期待します。
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No.1:
(2pt)

毒にも薬にもならない残念な作品

 人物描写への踏み込みが絶対的に足りません。特に不満をもつのは主人公の杉村氏とその妻、周囲の人々に関するものです。彼らがあまりにも「善良で罪のない人」と書かれてしまうので、逆に作者によって「救いようのない悪人」とされる登場人物に同情心をもってしまうほどです。
 宮部みゆきという人自身が常に現実世界の中で「人間のもつ毒」を敏感に感受し続けるゆえに、自分の作品世界の中だけは理想的な楽園にしたいのでしょうが。
 さすがに慧眼の持ち主だけあって、主人公たちのもつ善性の矛盾をチクリ、とさす箇所はいくつかはありますが寸止め程度で抑制されてしまいます。「火車」のころには確かにあった、日常生活に潜む、オカルトの類とは異なる恐怖を感じさせてくれた筆力はもう戻ってこないのでしょうか?
名もなき毒Amazon書評・レビュー:名もなき毒より
4344012143

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