■スポンサードリンク
アメリカン・スナイパー
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
アメリカン・スナイパーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 21~35 2/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まずこの本では敵を悪とよび、殺したかった、戦争が好きなのだ、などを始めとしておおよそ不謹慎と思える言葉が普通に使われる。 はっきり言っておくが非難しているのでは断じて無い。これはクリス カイル氏自身がつつみ隠さず書き記した自伝なのであり 自身が体験した戦争そのものなのだから。 ならば何を言いたいのか?それらの言葉に過剰反応し、怒りを口にしたり、否定的な意見の人たちは読むべきでは無いと言いたいからだ。 無論、反発はあるだろう。しかしこれは1人の人間の人生の記録であり、脚色や演出などは無いからだ。 少なくとも戦争をまるで知らず、自ら戦う事もしない私ごときが彼の人生に評価、まして非難など出来る筈がない。 それでも星5つとした理由、それは彼自身が書き残したつつみ隠す事無いこの本にそれ以上の価値があると信じるからだ。 しかしながら戦争そのものも知らず、自ら戦う事も無い私ごときにはこの本を評価する事が出来ないと思う。 だから私自身の感想や意見を書いても彼自身の真実を歪めてしまうかもしれないのでこの本に関して言及ぜすにおく。 兎に角、この本を自身で読んで欲しい只、このひとことを伝えたくてレビューします。 この原本、つまり英語でこの本を読め無い私自身の英語力のなさが兎に角残念である。 何故なら英語を日本語で一言一句完璧に翻訳など出来ないからだ。だから英語力のある方は是非とも原本を手にとって欲しい。 最後に一言、映画を見た友人達が必ず言及し、いきどうりと共に口々にするSAAの銃口を向けるのは有り得ないという感想を聞くなり 映画をみる気が失せた。 正直、戦争を体験したクリス カイル氏自身がその様な愚行をしたとは思えない。 もしこれが映画での演出だとしたら私自身もいきどうりを感じる。その意味も含め必見せよと言いたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
スナイパーと言うと、戦場の忍者・超高精度の射撃能力・効果観測員を連想するだろう。 しかし戦場ごとにその役割と行動は異なる。この本の主人公カイルは海軍特殊部隊SEALに属 するスナイパー、作戦毎にその狙撃能力を買われてフレキシブルに部隊の援護活動に携わる。 カイルはテキサス州のごく普通の家庭の次男として、生まれ州立大学に通う傍ら学資稼ぎ に知人の牧場でアルバイトをしていた。アメリカがイラクに侵攻する5年前に愛国心から海兵 隊に志願するが、徴兵事務所の係官から海軍のSEALにチャレンジすることを薦められる。 この特殊部隊員の資格取得は基礎体力への要求はもちろん、水中破壊、高高度降下、ロープ 降下、地上戦闘等文字どうりSea,Air,Landにおける数々の特訓に合格せねばならない。 どうにか合格したカイルの苦手は水中破壊、得意は狙撃ということで、初めての派遣はバグ ダッド近郊のある街での海兵隊支援であった。海兵の中隊が街へ進行するにあたって、狙撃点 から敵性テロリストを監視・制圧することだ。ここで彼は交戦規定(射撃ターゲットであるか 否かの判断)の遵守がいかに難しいかを知る。一人のスナイパーの射撃するレンジは50mから 400m程で、街全体をカバーするよう建物上層階に複数配置される。反政府武装勢力は重火器は 持たないにせよ、AK47、RPG、手榴弾、IED(即席爆弾)、自動車爆弾等で接近戦を仕掛けてく る。スナイパーと言えども50m以内の戦いでは一般兵士とともに死に物狂いの戦いになり、運 に見放されれば死にいたる。丁度映画「ブラックホークダウン」の戦闘シーンだ。カイルは除 隊のたびに再度志願してイラクにおける名だたる市街戦、ファルージャ、ラマディ、サドルシ ティに海兵隊、陸軍と協働でスナイパーの技術(射撃のみならず配置)を買われて参戦する。 自らも膝を負傷したが1年のリハビリで復帰してまた戦場へ。カイルはこの間アメリカ軍スナイ パーとしてのレコード(160致死)を記録するが、多くの戦友を失った。再志願4回のすえに、 終に二人の子供と家庭を配慮して除隊を決意する。なぜ多くの特殊部隊員が戦場を離れられな いか?厳しい訓練中に受けた国家への忠誠心もさることながら、戦士としてのプライドが大き いという。ちなみにSEALの隊員の離婚率は90%以上と言われている。 本書のあとがきにはショッキングな事実が語られている。カイルは除隊後、民間保安会社を 設立したり、イラク戦争で傷ついた将兵の復帰を支援する活動を行なっていた。がその中の一 人にいきなり射殺されてしまうのだ。 この物語は全部一人称で書かれていて、まさに本人の身の回りで起こったことがそのまま表 現されている。決して英雄創出物語ではなく、これがアメリカのイラク戦争なのだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても面白いです! 映画も観たくなりました笑 ぜひおすすめします! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本の状態問題なし。 すぐに届いたので、問題なく読むことに没頭できました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
元々、このような作品は好きで、映画を見てから本を読みました。 とてもリアルな内容で感銘を受けました。 戦争物が苦手な方でも、一読されてみる価値は十分あると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本を読んで、戦場で敵を殺す、というのはどういうことなのかを考えました。 100人以上を射殺したことについて、まるで相手が人間ではないような記述の仕方をしているのが印象に残りました。 考えてみれば、戦場で敵を殺すのに、殺す相手の人生や家族、恋人などいちいち考えたり、共感したりしていたら神経がまいってしまいます。 ひとりの兵士が、任務を全うし、敵を殺す。自分が殺されないようにする。そこに善悪が入り込む余地などないのでしょう。 また、鍛え抜かれた特殊部隊の人間が、米軍の最新紙器の兵器を駆使して戦った場合、ろくに訓練も受けていないような民兵が貧弱な装備で戦った場合、いったいどれくらいの損害の開きがあるのか気になりました。言い換えれば、米軍の兵士1人の命を奪うのにイラクの民兵何人の命が必要かということです。 実際どの程度なのでしょうか。 気になります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
世の中に戦争が好きだと公言してはばからない人がいる事に驚きました。 彼を英雄と見るか殺人鬼と見るかは人によるでしょう。 ライアンのエピソードに涙しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私の場合は映画を見に行った後にこの本を読んだのですが。 こっちの方が描写が詳しくよく分かります。 読んでみて分かりましたが、映画はフィクションかよと思えるほど全然違います。 先にこちらの本を読んで映画は別物として見た方がよいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画はまだ観ていませんが、発本されているのを知り購入しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者の気持ちが率直に書かれていることに感銘を受けました。 SEALにおける、強靭な肉体と精神力を作るための過酷な訓練。 著者が戦争に行く理由。 鍛え抜かれた体と心を蝕んでいく戦争。 これら著者の実体験と感想が生々しく書かれているのが本書です。 日本の将来を考える上で、現代の戦争をリアルに伝える本書は、参考にすべき書物だと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
色々な戦場の状況や緊張感、また妻から見たシールズの夫に対する複雑な気持ち等が、良く書かれていると思います。 ストーリーとしては映画の方が若干脚色されていますが、面白いのかなと感じました。 ※シリア人の元メダリストのスナイパー、ムスタファとは実際には遭遇も対決もしていないとの事でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あまりにも 深い話で… 平和ボケしている自分にとって 人間とは、国家とは、戦争とは、色んなことを考えさせられた | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
公開日、劇場で映画を見て実に興味深く感心することが多かったので、 どこまでが映画の演出で、どこまでが事実なのか興味があり購入しました。 文庫版は一時的に在庫切れでしたので、Kindle版を購入しましたが大変素晴らしい内容でした。 外出先などでのちょっとした空き時間にも読み進められたので結果としては正解でした。 本書には映画では語られていない出来事も実にたくさん書かれていて、入隊から退役までの人生が 実によく描かれています。 時折、奥様(タヤ)のインタビューも盛り込まれていますし、ビグルズの人間としての素晴らしさや、 海兵隊や陸軍などとの連携作戦なども豊富に書かれています。 ローンサバイバーのモデル、マーカス・ラトレル氏とも実の知り合いで、 マーカスが行方不明になっていた時期の葛藤や心情も書かれていました。 本書を最後まで読み進めた後、再度映画を見て再び本書を読み終えましたた。 価格分の価値は十分あると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「クリス・カイル」は実在のスナイパー。公式発表で160名以上、本人によると250名以上を射殺。イラク戦争へ4回いき、その後心の傷に苦しみました。 彼は心の傷を癒すため、彼と同じように戦争で心に傷を負ったPTSD患者達と交流していましたが、ボランティア中にPTSD患者の手で射殺されました。 彼がイラク戦争から帰還直後に口述筆記された自伝です。 戦友への深い愛情・現場を理解しない上層部への激しい怒り・戦争以外で生きがいを感じられなくなった苦悩・家族との葛藤から、スナイパーとして成功するために必要な「感情を捨てて目標射殺だけを考える術」やスナイパーの細かい技術論まで、幅広く書かれています。 アメリカで大ヒットした映画「アメリカン・スナイパー」の原作本ですが、映画と比べて彼の感情の起伏が生々しく描かれています。特に映画では上層部への激しい怒りが描写されません。映画を見て、「クリス・カイル」という人間をさらに詳しく知りたくなった方に、オススメします。 【追記】映画日本公開直後、裁判結果が出ました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読後に平和を願う気持ちが、より強くなった。 本書は、クリント・イーストウッド監督映画の原作となったアメリカ海軍特殊部隊SEALのスナイパー、クリス・カイルの自伝である。 クリス・カイルがSEALに入隊し、過酷な訓練を受け、イラク戦争に四度も従軍し、除隊するまでが描かれている。カイルは、公式記録で160人、非公式記録で255人もの狙撃を成功させた、ザ・レジェンドと呼ばれたスナイパーである。カイルの過酷な闘いの描写の中に妻のタヤの手記が挟まれ、カイルが軍人であったのと同時に父親であった事実が、より一層、戦争の悲惨さを伝えている。 四度の従軍により、肉体的にも精神的にも大きなダメージを負ったカイルは、本書の発売から一年後に不幸な死を迎える SEALと現代の戦争の実態は興味深いものだったが、世界中で未だにこのような悲惨な戦争が行われているという事実を肌で感じるような作品だった。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!