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無垢の領域
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無垢の領域の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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プロの作家様に言うのもなんですが、文才がありますね。 下手するとわかりにくい文章になるのかもしれませんが、私は好きです。 この人の感覚なんでしょうね。 私にとっては二作目の作品として読ませていただきました。 内容としてはいまいちもりあがりにかけるという形で終わってしまいました。 さて、三作目をどうしようかと迷っている所です。 | ||||
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主人公秋津がどうにも魅力に欠けるので面白くないこと夥しい。これのどこが野心家なのかさっぱり分かりません。第一覇気がない。ただのうじうじ嫉妬男でしょう。対する林原がまたよく分からん性格でこれまた面白くないこと夥しい。お前ら生きてて楽しいのかって叫びたくなる小説でした。 | ||||
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ネタバレあり。 新潮社「波」が到着すると、期待しながら最初に開くのが「モノトーン」という題名だった本作である。というのも、美人で書道の達人だが障害のために社会生活がひとりではできない純香と面倒を見る図書館長の兄の生活が、純香と同世代の障害者をかかえる我が家を彷彿とさせ、いったいこの先、この兄はどうやってこの苦難を乗り切っていくのか、作者はどう描くのがが楽しみだったからである。一方の主人公の売れない書道家宅は母親の介護に追われるというこちらは多くの人がこれから抱える課題をもって登場する。 しかし、物語の終盤で作者はこのふたつの障害をとんでもない方法で解決してしまう。介護が必要な母親は仮病であることが発覚し、障害者の純香は障害者ゆえの正直な発言に逆上した子供に殺されてしまう。 それからは二流の不倫小説・・・・。 作者は介護や障害と生きる人たちを描きたかったのか、それとも個人の努力ではどうにもならない邪魔者を消し去っても不倫の苦悩?を描きたかったのか。不倫の話のツマにされたのでは、本当に介護をしている人も、障害者と生活している家族も報われない。こういう物語を「直木賞」受賞作以降に書けるのは、彼らを社会の不適格者と作者が潜在意識で認識しているのだろうか、それとも品格の問題だろうか。 | ||||
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