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(短編集)

レジまでの推理 本屋さんの名探偵



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レジまでの推理 本屋さんの名探偵の評価: 4.05/5点 レビュー 20件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.05pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全20件 1~20 1/1ページ
No.20:
(3pt)

はじめてこの作家の作品を読んだ。

万引き被害がいかに大変かがよくわかりました。
売上を伸ばさずに店舗を運営することは非常に貴重です。

本だけじゃなく、書店を応援したくなる一冊。
レジまでの推理: 本屋さんの名探偵 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:レジまでの推理: 本屋さんの名探偵 (光文社文庫)より
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No.19:
(4pt)

日常系ミステリ良作

"『本屋さんは時代遅れなんかじゃありません。今、変わっていく途中なんです。前みたいに景気がよくはならないでしょうし、数も減るでしょう。でも、なくなっていくだけ、なんて絶対に違います"2016年発刊の本書は街の本屋さんを舞台にした日常系ミステリ良作。

個人的には、自身も本屋の端くれということで手にとりました。

さて、そんな本書は学生バイトにして実質的に店長を任せられている青井を語り部にして、品出しや客注をこなし、閉店後には新作を読んでPOP書きやイベントの準備と多忙な書店業務の間にさらに持ち込まれる事件を、渾身のPOPを書いて『西船橋のポップ姫』と呼ばれるも主にパックヤードにいる女性店長が探偵役として解決していくのですが。

まあ、謎解きに加えて、書店員という【本好きが集まるとこんな会話が自然とおきるのだろうか】注釈つきでテンポよく紹介される業界話はもちろん、さまざまな本の紹介、雑ネタが楽しかった。

一方で、殺人こそ起きない日常系ミステリではあるも【登場人物が書店とその周辺に限られる】ため、犯人が容易に推測できてしまうのは、仕方がないところかなあ。とも。

本屋好き、日常系ミステリ好きな方にオススメ。
レジまでの推理: 本屋さんの名探偵 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:レジまでの推理: 本屋さんの名探偵 (光文社文庫)より
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No.18:
(5pt)

中学生の娘に

読書の時間用に購入しました。
厚くなく軽くて学校に持って行きやすく
読みやすくよかったです。
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No.17:
(4pt)

お仕事ミステリのお手本

軽いノリでキャラが立ってて豆知識も挟まれながら日常ミステリを解く、というお仕事系ミステリのお手本のような作品。教科書すぎて多読の人には刺激が弱いと思うが、そこは1編スパイスを聞かせようとしているのも感じる。散歩しながら読むにはちょうどいい作品でオススメしたい。
ただひとつ苦言を含ませるなら、この作者のお仕事ミステリは巧みながらちょくちょく説教臭さがある。キャラが急にこっちに話しかけてくるみたいなシュール感。仕事や業界の問題を扱ったら仕方ないとも思うけれども。
どうでもいいことだが、読了後にAmazonでレビューを書くことに少し抵抗を感じる。
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No.16:
(4pt)

こう来たか

2016年に出た単行本の文庫化。
 「7冊で海を越えられる」「全てはエアコンのために」「通常業務探偵団」「本屋さんよ永遠に」の4話からなる短篇集だ。
 西船橋にある書店を舞台に、来店者のもちこむ謎を「店長」が鮮やかに解決していく。正直、各話のトリックは小粒。かなり無理のあるストーリーで、謎のための謎になってしまっているような。
 ただ、4話を通して仕掛けられたトリックもあり、こちらは素晴らしい出来だった。感動的ですらある。
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No.15:
(4pt)

筒井康隆『ロートレック荘事件』レベルの実験小説か?

他の方のレビューを見ていると、最終話「本屋さんよ永遠に」の評価が完全に分かれてしまっていることがわかる。これは、時間軸のトリックをどう捉えるかによって決まるのではないだろうか。「こんなトリックがあったのか!」と感嘆の声を上げる人と、「読者に説明もなく一方的に時間軸を変えてそれがミステリーといえるのか!」と憤る人とに分かれる。
 実は、私も東川篤哉『純喫茶「一服堂」の四季』を読んだときに憤ったのである。あの作品も読者には何の説明もなく時間が経過している。正直に言おう。「なんじゃこりゃ!読者をなめとるのか!」とまで思った。『謎解きはディナーのあとで 3』のときも思ったが。
 しかし、もし似鳥鶏が筒井康隆の『ロートレック荘事件』のように、映像化不可能なミステリーに挑戦したとのだしたらどうだろう。筒井康隆は当時流行していた角川映画に対する挑戦だった。「見てから読むか、読んでから見るか」などというキャッチフレーズがはやっていたように思う。映画化されなければ本は売れない、という風潮に逆らってみたかったのだろう。『ロートレック荘事件』は絶対に映像化できない。ただし、私は最初からモノが二重に見えて頭痛がするような幻覚に襲われていたのだが。あまりに先鋭すぎて多くの人に勧める本にはならない気がする。それに似た感触を「本屋さんよ永遠に」で覚えた。頭痛まではいかないが、大きな違和感がぬぐえないまま本屋が火事になってしまう。作者がどこまで考えていたかはわからないが、私の違和感は最後にようやく解消されることになる。人の好みだとは思うが、私は嫌いではない。
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No.14:
(5pt)

軽く読めて軽く驚いた

謎解き自体は大したものではないが、軽い語り口は読みやすかった。
読みながら店長に好感を抱き、勝手に店長に失望し、勝手に腑に落ちた。
特に伏線などはなかったものの、そのアイデアは面白かった。
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No.13:
(4pt)

本と本屋さんが好きなんですね

作者が心から本と本屋さんが好きなんだなぁと思えました。本屋さんの裏事情も面白かったし、こんな終わり方をしてもいいの?と考えさせられることも。。。
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No.12:
(5pt)

本屋での本との出会い

読みやすく、とてもいい本です。
これからは本屋で本を買おうと思いました。
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No.11:
(2pt)

ミステリ作品なのに、あとがきの方が過激

平和なミステリです。本屋さんの裏事情いっぱいです。どきどきハラハラはしないので、作者のように不整脈(240回/分)でも楽しめるようになっています。

個人的にはあとがきの方が過激で面白かったです。作者の心拍数が多いのは、日頃の思考が過激だからではないか、と考えてみなくもない……。
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No.10:
(3pt)

本屋のあれこれ

ミステリ作品としての楽しみよりも、
本屋さんの裏話に思わず読みいってしまいます。
肝心のミステリ部分は最後に驚きの展開があり、
そういう観点で読み進めていれば、
また違った受け入れ方もできたのかなとも思いますが、
ちょっとなという感じです。
これから読む方は、しっかり細かく読み進めると良いかもしれません。
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No.9:
(5pt)

最後まで、きっちり楽しませる。

良い意味で、しっかり裏切ってくれた。
本屋のリアリティ満載。
読んでいると書店が脳裏に浮かんでくる。
つまり、似鳥ワールド全開!ということ。
さまざまなところに、小さな伏線があって、
読み進めて行くと、あ! あそこか!と思い当たる。
一時も、ページを捲る手を止めさせない、筆力の高さ。

大満足の一冊。
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No.8:
(5pt)

とても面白かったです。

店長と最終話の店長の印象が違ったので??となっていたのですが、そういう事だったんですね。
面白かったです。
本屋さん好きなので迷わず読みました。
変てこなあとがきは健在ですね。
読むのに時間がかかります。
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No.7:
(4pt)

書店員物語

書店を舞台にしたライトミステリー。
基本的にはとても軽い内容で、ミステリと言うよりは書店での小事件簿的な内容。
著者が作家であることからか、書店と書店員の大変さや苦労を訴えるような内容で、特に万引きに関してはとても強い感情で表現している。
話しの流れを絶たないためか、専門用語的なものは注釈で補っている。注は見開き左端に記されているから、探す手間はほぼないが何となくハウツー本ぽい。
全部で4話収録されているのだが、最後の1話は書き下ろしで別流れで書かれたためか、私は最初内容のちぐはぐさに困惑した。途中までこの話しの流れに気づかなかった。一応行間は開いているのだが。私だけかもしれないが、もう少し分かるようにして貰えたら読みやすかった。
私はこれぐらいのライトなタッチは好きだが、本格を望む人は止めておいた方がいいだろう。それぐらい軽い。ただ書店員の小説という面で見れば、多くの人にも十分面白いのではないだろうか。
ただ“あとがき”で著者自身が述べているとおり、この著者には書店員の経験はなく、もっと本格的な書店作品を望むなら大崎梢や久世番子のコミック作品があると書かれている。なのでこの作品は「ライト」という括りにおいてお勧めと言えると思う。
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No.6:
(3pt)

まあまあです。

タイトルの通りの話を期待すると、ちょっと拍子抜けします。
単なる本屋のバイトが遭遇した事件(?)なだけです。
最後の話が何かを読み飛ばしてしまったのかさっぱりわからなかったのですが、結構全体を通して重要な話となるので
これから読まれる方は読み飛ばさずきちんと読むことをおすすめします。

私が勝手に期待した話じゃなかっただけで、まあそれなりに面白い本です。
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No.5:
(5pt)

本が読みたくなる本

重くなく気軽に読めるミステリー
トータルで店長について勘違いしていたけれど自分だけ?少なからずそういったミスリードはあったはず
注釈も個人的には良かった

この本を読んだせいで、他に3冊も本を買わされました(笑)もちろんいい意味で
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No.4:
(2pt)

この作家はもう読まないかも

「迫りくる自分」が面白かったので読んでみましたが、
先ず、「僕、気の利いたことを言ってるでしょ?」という自己満足的な注釈にうんざり。
単に知識をひけらかしたいとしか思えない。
それと他の作品でもそうだが、取るに足らない事象について
まるで世界の危機ででもあるかのようにいうのにはほんとイライラさせられる。

どんでん返しは卑怯としか言いようがない。
脈絡もなく突然提示され、開いた口が塞がらないとはこのことか。
昔、ホラー映画でどうみても怪しい犯人にアリバイがあり、
観客は「じゃ犯人は誰?」と思うのだが、実は犯人に共犯者がいたという
凄まじいほどの邪道展開の映画があったがそれを思い出した。

自分の読解力に問題があるのかもしれないが、
残念ながら自分には読むに堪えない作品でした。
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No.3:
(4pt)

最後に驚かせてくれる

「七冊で海を越えられる」はアンソロジーで既読だったが、再読でも楽しい。仕事をしない店長が、書店員ならではの知識から謎解きをしていく。店長代理のようなアルバイト店員・青井くん始めバイト店員のキャラクターも良いし、謎解きも楽しめた。最終話は途中「どういうこと?」と驚いたが、そういう繋がりか…と納得。書店の厳しさも織り混ぜつつ、楽しく読ませてもらえた。
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No.2:
(5pt)

推理小説の醍醐味

推理小説の醍醐味が楽しめる作品です。読後の感想は爽やかの一言に尽きます。

全ての材料が読者に提示されて推理に参加できるタイプの小説ではありませんが、謎解きの過程や解決の方法、種明かしなど、充分に合理的で納得できます。

読者を驚かせてくれる作品に出会える幸せを久しぶりに味わいました。
作中人物の会話も、緊張と緩和が程良く混ざり、心地よいものでした。
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No.1:
(5pt)

大どんでんがえし!

学園で、動物園で、日常の中で起きるミステリを鮮やかに描いた作者。 今度は書店員たちと店長と店ぐるみで、日常の非日常事件を解決します。 書店は、すでに何人かの作家さんたちが、ミステリと、お仕事小説で挑んでいるジャンルなので 二番煎じにならないかと少し不安で読み始めましたが、引き込まれるったら! おまけに連作短編のバックにそーっと流れる謎が、山場でまさかのどんでん返し。 密かに、注釈作家と呼んでいますが、 毎回ついている注釈に笑わされます。 一話目は、大崎梢のアンソロジーとかぶっているそうなので、冒頭だけ見て 読んだ本と見捨てないでください。 面白い本です。
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