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月ノ浦惣庄公事置書
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月ノ浦惣庄公事置書の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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裁判もの歴史小説というところか。 良く構成されており、一気に読める小説だが、読後感としては、まあ、並の作品という感じ。 他人に是非読めと薦められるレベルではない。 登場人物に感情移入できないというか、物語にとけこめないのである。 もう少し筆力があればという意味で、次回作に期待。 | ||||
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遅読派の小生には珍しく一気読みしてしまった。室町時代の公事(訴訟)という 狙いどころがまずいい。話しもよくできていてはらはらどきどきできる。だれた ところのないスピーディな展開もグー。高橋克彦のいう「新しい歴史小説の誕生」 というのもうなずける。 しかし「法廷ミステリの傑作」ってのは明らかに言い過ぎ。我々が法廷ミステ リに期待するのは、法廷における訴追側と弁護側の駆け引き、それに伴う意外な 展開と謎の解明というところだが、そういうのはほとんどないもの。そもそも謎ら しい謎もなく、ミステリですらないような気がする。 人物造形にも物足りなさが残る。特に善玉側のそれがいまひとつ。善玉側の中 心を定めていないのがその一因のように思う。右近か新次郎!どちらかに定めるべ きではなかったか。 | ||||
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