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世界から猫が消えたなら



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【この小説が収録されている参考書籍】
世界から猫が消えたなら
世界から猫が消えたなら (小学館文庫)

世界から猫が消えたならの評価: 3.04/5点 レビュー 460件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.04pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全214件 161~180 9/11ページ
No.54:
(4pt)

こうしなければ、もう陳腐になってしまうような「……の再生物語です」 (意味シンでしょう?)

猫好きな人は多いと思います。
猫って、しゃっくりするし、いびきもかくし、
おならもしますね。
臭いんです、これが!

嫉妬して暴れまわったり、逆にまさに猫なで声で甘えてきます。

そんな憎めない猫が、この世界から消えたらどうなるか?

まだ読んでいない人のネタばれにならないように、詳しくは書きませんが、

僕は、この小説を読んで、「リービング・ラスベガス」という映画を思い浮かべました。

どうしようもない状況で初めて語られる純愛。
もう現代ではこんな形でしか純愛を描けないだと、ため息というか、納得したというか、
そんな感じで観終わりました。

そうなんです。

この小説も、再生の物語ですが、これもこうしなければ、もう陳腐になってしまうような「の再生物語です」。
(意味シンでしょう?)

僕も、一人、マクドナルドでコーヒーを飲みながら読んでいて、
恥ずかしながら、ある一節で大泣きしました。

2時間もあれば、あっと読めてしまいます。
お時間があるときにどうぞ。
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No.53:
(5pt)

参った!

結末が見えるのに、猫を消さなかったあたりから涙が止まらなかった。 生きることと死ぬことは表裏一体のもので、今までは価値のある生き方をしない人を見ると、あの人何してるのかなって思っていたけど、考え方がちょっと変わった。
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No.52:
(4pt)

面白かったですよ?

あっという間に読めて面白かったです。 何度か涙ぐみました。 特に猫を飼っているので余計そうだったのかも。 2時間ドラマを見た感じ。 そんなに重いテーマでもなく 自分で解決できるハナシ。 最後はハッピーエンドじゃないけど 十分ハッピーな気分になりました。 ・・・あ、でもあれほど 尽くしてくれる母っているのかなとは思いました。 そろそろ自分の死が見え始めている年齢むけかも?
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No.51:
(5pt)

心に残る一冊

読みやすく、テンポよく、軽すぎず、重すぎず。 じわりと心に響いてきました。 忘れられない一節がそこ、ここに。
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No.50:
(5pt)

よかった

中学生なのであまりうまい言葉で表現できませんが とてもよかったです おもわず笑ってしまうところもあれば 切なく胸が痛くなるところもあり、面白かったです。 大切な人、命、猫、物、 いろいろな事を考えさせられる本でした。
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No.49:
(4pt)

書きたいことが書いてある。

芸術が必要な訳は、二つあると思っている。

一つは、自分が思いもしなかったことに触れられること、
一つは、自分が思っていることを表現してくれること。

で、これは完全に後者にあたる。

そしてさらに細かく言えば、僕が書きたかったことを、
彼に書かれてしまった、 ということでもある。

だから、少し、というか、かなり悔しいと思っている。
彼が1979年生まれだということも、その悔しさを倍増させる。

書きたかったことを、しかも書けそうなことを、
いとも簡単に書かれてしまっては、 自分の存在価値を、
彼に奪われてしまったような気にさえなる。

でも、わかるんだよ悔しいけど。

「世界から猫が消えたなら」。

余命幾ばくもなくなった主人公が、
悪魔に「世界から何か一つを消したら、1日寿命を延ばす」とけしかけられる。

世界には、なくても困らないモノ、で溢れている。
ないとわかったなら、わかったなりで生きていけるモノが、たくさんある。

そう考えなくた主人公は、
その提案を受け入れることにする。

命を手に入れるために、世界の何かは一つ消えるのだ。

誰も気にとめない道端の石ころが、
この世界からなくなっても誰もこまらないようにそっと。

「何かを手にするには、何かを失わなくはいけない」 ということは、
何かを手にしたとき、何かを知らず知らずに失っている、ということでもある。

携帯電話があるから 、つでも繋がれる安心と、
束縛する不安を手にしてしまう。

つまりそれは、携帯電話がないことであったはずの信頼が失われた、
ということでもある。

LINEには「既読」という、相手がメッセージを読んだかどうかの機能があるが、
それゆえに返信がないと不安になる、という現象が起こっているらしい。
(僕は全く気にしないんだけど)

安心を得たいための機能が、いつの間にか、不安を助長させる。

何かを得るために、何かを失う。

失うものが、本当に失っていいものかを、
人はもっと考えなくてはいけない。

だから、血の通う「猫」を消すわけにはいかないと気付く。

自分と共にあったもの、自分にしかわからなくても、
それで自分の世界を守ってきたもの、 それを消すことは、できない、と。

誰にとっても大切なものはあるけど、 それがなくて困るのは、
その周辺で生きている人だけ、 ということは、ざらにある。

でも、それぞれに、それを持っているのなら、
世界中どこにでも、誰かの大切なもの、で溢れているということになる。

とるに足らない、ちいさなこと、モノ、人、 それがあって世界は作られているのだと、気が付く。

あー、そうだ、1979年生まれのバンド、BUMP OF CHICKENの歌にあるのだけどね、それも。

誰の存在だって 世界ではとるに足らないけど
誰かの世界は それがあって造られる

きっと作者は、バンプが好きに違いない。
だって俺が好きなんだから。

他にも書きたいことはいっぱいある。
が、それはやっぱり悲しいかな、この本に書いてある。

そうなら、僕の存在は、ますますちっぽけになっていくんだけど、
だけど僕がいることで、誰かの世界が作られてるってことも、
きっと信じていいんだろう。

いや、信じたいな。

信じるために誰かが必要だな、
そんなことをしみじみと思うのだった。
世界から猫が消えたなら (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:世界から猫が消えたなら (小学館文庫)より
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No.48:
(5pt)

読解力で評価に差があると思います

低評価の意見に「猫が世界から消えたらどうなるか書いていない」とありますが書いてますよ。 文字では書いてないですけど。 最後の方の「猫が消えたらどうなるのだろうか」の前に書いてあること全部から、その答えが読み取れます。 文字で書いてないのは読者に読み取って欲しいから、もしくは考えて欲しいからだと思います。 猫が喋る、悪魔の設定が変とか、そんなとこだわってる時点で、作者の言いたいことが全く読めてないと思います。 これは本当に良い本です。 生きる上で必要な、大事なことに気づかされます。
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No.47:
(4pt)

高校生の感想です

高校生の率直な感想は『感動した』です。
あまりみなさんはそういう感想は少ないのですが、私は感動しました。

私がこの本を買った理由として、
・タイトル
・何かを得るためには、何かを失わなくてはならない。
・僕は生きるために、 消すことを決めた。
の3つに興味をひかれたからです。

タイトルでまずどんな内容なんだろうと考えらされました。
2番目の理由は、ある漫画のセリフに似ていて興味をひかれました。
3番目の、生きるために消す。とはなんだろうと読んでみたくなったからです。

読んでの感想は、最初に書いた通りなんですが、個人的には最後の父に会いに行くシーンをもう少し書いてほしかったなぁ。と思っています。
あと、猫の触った感じの『フーカフーカ』という文章は他では無くてよいのかもしれませんが、個人的には普通に『ふかふか』でいいんでは?と思いました。
結構読みやすくすぐ読み終わりました。
みなさんはあまり良くなかったとの意見が多かったのですが、個人的にはいい本でした。
泣かせに来てる感はまぁ、少しありましたが、感動しました笑

どこかで、学生向けなのかもというようなレビューを見かけたので書かせていただきました。
分かりづらい文章ですが参考になるといいです。
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No.46:
(5pt)

面白い!

知人に進められて購入しました。 川村元気さんの作品は初めてでしたが、読みやすいとても面白い本でした。
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No.45:
(5pt)

わくわくの小説

展開がいい。 人間の行きつく心を読み取れ共感と驚き気づく何度も読みたい
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No.44:
(5pt)

自然に涙が出た

本屋で宣伝していたので、パラパラと立ち読み。一人称の語りが読みやすいので購入。
読み進めると悪魔や猫が喋りだしたり、前知識無しだったので驚いたんですが、さらりと語られる主人公の想いに自然と涙がでていました。
読み終えた後にレビューを見たら以外と低評価でビックリ。命を扱った作品なのに軽い。なんて意見もありましたが、子供も恋人もいない、母は他界、父とは疎遠、養ってるのは愛猫だけ、そんな人物が死を目の前にして考えるのはきっとそんなに難しいことじゃないはず。「世界は不必要なものであふれてる」この言葉に少しでも「確かに」と感じた人はこの本を読んでみると面白いと思います。私は好きな作品です。
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No.43:
(5pt)

母にすすめられて購入しました

私だったらどうするかな・・と考えながら読みました。 もし主役の僕のような立ち場だったらとなかなか考える事はありませんでしたが、とてもいい機会になりました。 自分が大切なものや人が再確認できました。 わたくし事ですが、主役の方の母と私の母があまりにも似ているので(私の母は健在ですが)母にすぐ電話をしました。 もうすぐ母に会いにいきます。 なかなか会えないのに、もうすぐ会えるこの時期にこの本と出会えて良かったです。
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No.42:
(4pt)

気付く

イヌ派の私は、ネコが題材の本を買う事はめったにありませんが、作者の職業からの興味で読みました。 読み易い文の中にある一文一文に、毎日仕事に追われ数字に追われる私に、何か気付かせてくれた…そういえばそうだな…と気付けた事があった不思議な本でした。
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No.41:
(5pt)

犬好きですが楽しめました。

優しい文体とテンポよく進むストーリーに好感が持てた。 世界から何かが消えるとどうなるのか、というテーマに命と家族愛というテーマも絡んでいて読み終えた後、暖かい気持ちになれる。 伊坂幸太郎さんとか有川 浩さんのようなちょっとした不思議の中で展開していくストーリー好きにはお勧めかも。
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No.40:
(5pt)

妻に頼まれて

妻に頼まれて購入しましたが、本屋大賞の8位になったみたいです。 妻が読みたいと思った小説は売れるみたいなので次に妻がどんな小説を買うかが楽しみです。 ちなみに、私は小説は読まないです。
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No.39:
(5pt)

「猫」を愛する人には共感がきっとある!猫が嫌いな人も、とにかくみんな読んでほしい。

この世、今の日本、もしくは、今の自分に少し、疲れがあるとき、ただ、無心になって、この本の中で、自分を癒してほしい。 私は、かなり、癒された、というか、気持ちがほぐされるような気がした。
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No.38:
(5pt)

爽やかな読後感

おかしくて、楽しくて、ジーンとする、さわやかな読後感の小説でした。
猫がいい味を出し、悪魔はユーモラス。「カラマーゾフの兄弟」のイワンが見た悪魔同様、自分そっくりでありながら、イワンの悪魔と異なるのは、自分がこうありたかった別の自分の姿だったこと点で、それが楽しい。「ライムライト」がスクリーンに映し出されず、自分の人生を心のスクリーンに映し出して思い出すシーンは特に哲学的で、沈黙の聖者ラマナ・マハリシが、私たちの本質を映画スクリーンに例えているのを思い起こしました。申し込んでから、カスタマーレビューを見て、あら、失敗だったかな、と思ったのですが、予想を裏切り、買って良かった。そろそろ人生の幕引きを考えている年齢に、この本に出会えて良かったです。
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No.37:
(5pt)

何かを手に入れるためには、なにかをてばなさなくてはならない。

『何かを手に入れるためには、なにかをてばなさなくてはならない。』
この台詞は、主人公『僕』の母親の口癖の言葉。
この言葉の裏返し『何かを失って、得られるもののある』なのだけれど、
人はこれにはなかなか気付きにくいものなのではないかと、ふとそんな気がした。
人間て、失ってぽっかりと隙間の開いたところに、いつまでも執着するものですから。

現代の便利になる過ぎた世の中で、何が本当に大切なのかを作者の綴る言葉の一つ一つが
気付かせてくれるようなきがしました。

また、主人公『僕』と確執を持ち続けている父親との関係性が物語る部分では、

『家族って「ある」ものじゃなかった 家族は「する」ものだったんだ。』

・・・この言葉にも心撃たれました。
そうか・・・家族ってするものなんだよ!そんな人として当たり前の人間の営みの大切さを
表現してくれる心温まる一冊です。
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No.36:
(5pt)

気になってました

我が家にも猫がいるのですが、ずっとずっと気になっていた本でした。 残念ながら今はちょっと仕事に追われてしまっていてお風呂に入りながら読み進めています。 まもなくGWですので一気に読破する計画中。 おおかみ子供の雨と雪も映画でみました。 川村元気さんお作品はなかなかのものが多いと思います。
世界から猫が消えたなら (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:世界から猫が消えたなら (小学館文庫)より
4094060863
No.35:
(4pt)

戯曲のようなテンポ感

映画プロデューサらしく、脚本を読んでいるかのようなテンポ感と、色とりどりの映像が目に浮かぶ描写は秀逸。 限られた登場人物、生きるとは、死ぬとは、そして家族とは、友とは、恋人とは、という極めてシンプルな問いを切れ目なく問いかけられ、それら一つ一つに心が浄化される読後感が気持ちの良い作品だった。
世界から猫が消えたなら (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:世界から猫が消えたなら (小学館文庫)より
4094060863

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