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白日の鴉
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白日の鴉の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21~26 2/2ページ
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「それでもボクはやってない」(2007年公開)を思い出しました。 痴漢に疑われたら、やってないことを証明、いわゆる悪魔の証明を被疑者が行わなければならないという、冤罪が生まれやすい状況に陥ってしまいます。 本書は、単に金銭目的や嫌がらせというより、もっと深い理由があったため、主人公は嵌められましたが、一般的な痴漢冤罪であっても、一度疑われれば、職や家族を失うことにもなりかねないため、疑われないことが重要なのだと思いました。 そうはいっても、証拠のない裁判も多く、結局決め手となるのも証拠であるとすれば、嘘の告訴であれば虚偽告訴がありますが、間違った逮捕であるとすれば、間違った側へのペナルティはもっと大きくてもよいと思いました。 | ||||
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無実の証明の難しさを考えさせられた。 自分との格闘と執念の間。 | ||||
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ある意味ホラーより怖い痴漢冤罪 最近は痴漢冤罪を利用してリストラするという恐ろしい手法が用いられると聞く ゾゾ怖いものだ この人の作品は途中まではリアルなのだが終盤急にドタバタで終わることが多いのがざんねんだ | ||||
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ストーリー展開が面白い。リアリティ抜群。2日間で一気読みした。次作にも期待したい。 | ||||
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著者は怪談作家であり、そちらの方のファンでしたが、この長編を読んであまりに面白くてびっくりしました。 冤罪事件、痴漢裁判、警察組織の裏側などと聞くと、いかにもハードな社会派小説という感じですが、端正で読みやすい文章のため、どんどん読めます。登場人物にもそれぞれ魅力があって、女性が読んでも楽しめました。個人的に、よれよれだけど辣腕弁護士の五味が好きです。 巨大組織の闇やら、世の中のダークサイドをさんざん見せつけられますが、主人公たちは迷いながらもまっすぐで、読んでいてスカッとします。 | ||||
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冤罪の恐ろしさ、警察組織や痴漢犯罪の裁判の硬直性等が、実に分かり易く緻密に書かれています。事件の構成はシンプルで意外性はあまりないですが、一方で痴漢裁判の法廷闘争はリアリティがあり、事件の捜査等は伏線も張られ良く練られています。 社会派ミステリーとして大変楽しめますが、冤罪事件に共闘することにより、成長していく実直な新人巡査と徐々に輝きを取り戻す今は落ちぶれた老弁護士の人間ドラマも読みどころです。また、新人巡査の同期や知り合いの看護師、脇役ながら居酒屋の大将たちもいい味を出してます。 同時に入念な取材ぶりが感じられ、交番勤務の実態や垣間見える闇、冤罪被害者にとっては留置所・拘置所での過酷で不当な扱いも良く分かります。厳しい状況で闘い続ける主人公たちですが、読み易い文体の影響もあるのか、全体的に重い感じはなく読後感は爽やかです。 | ||||
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