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ペット・サウンズ



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ペット・サウンズの評価: 3.71/5点 レビュー 28件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全28件 1~20 1/2ページ
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No.28:
(5pt)

著者の愛情を感じます。

著者の、アルバムとブライアン・ウィルソンへの思い入れとエピソードがたっぷり詰まった一冊。

あまりに思い入れが強すぎて、「ウーン、そこはどうかな」と感じる箇所がいくらかありますが、解説の村上春樹さんがそこを上手くカバーしてくれてます。

ぜひ解説も一緒にお読み下さい。
ペット・サウンズ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・サウンズ (新潮文庫)より
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No.27:
(4pt)

想定内

想定内の内容で満足。
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No.26:
(5pt)

手続きがスムーズ

問題なく購入できました
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No.25:
(5pt)

本物を聴きながら読む

とてもオススメの読み方です。ビーチボーイズのペットサウンズは、まず、フリッパーズギターのヘッド博士の未来島、に引用されており、そこから追っかけて、
良いなあ、と思いました。特に、静岡に住んでいて図書館で借りたときは大変な衝撃を受けたのですが、のちに、長じてちゃんとしたものを新品で本屋で買って聴くと
アレ?と思いました。無論良いのですけども、学生の頃の衝撃、感動が、特にない。別のCDの話だったか?しかし。たーらー、という、不安を思わせるフリッパーズの引用の元はちゃんとあるし、
この辺は老いたので、こういう手練れの力を借りて、感動を呼び起こそうと、この本からして、意味なしスイングで、ビーチボーイズのスマイル論評で、言及されていて(実父が勝手に音楽の版権を二束三文で売ったとか)で、言及の本人の手で訳されて今手元にあるという。
村上先生が、現著者が評価しない、ペットサウンズ、表題曲について、自分はこれだけ魂を揺さぶられたインスツルメンツは無いみたいなことを言っていて

普通ならアルバムの短い一曲なんですけど、固定してそれだけ聴くと、村上先生のような感慨をいきなり抱くから素敵。
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No.24:
(5pt)

繊細な名曲の陰に、ブライアン・ウィリアムズの苦悩がありまし た!

京都、四条烏丸東入ル北側のCD・DVDショップ「十字屋」で、偶然見つけました。
改装後、音楽や文化関連の本も豊富に並べておられて、この本に出会えたことに感謝します。

陰影をはらんだ歌詞を英日対訳で紹介し、ビーチボーイズの曲を作り続けたウィリアムさんの苦悩、不安、希望が明らかになります。
同時に、彼の創作の軌跡を、深刻なインサイドストーリーも含めて書きます。ただし、暴露的ではなく共感を持って書いていますので、ご安心を。
統合失調症とうつ病で、一時期はドラッグにも手を出したとのこと。

その中で、クラシック作曲家のシューマンと同じく、芸術的な作品を造り続けたのは、ファンには素晴らしい贈り物なのですが

1960年代、世界でも日本でも、ビートルズ、ローリングストーンズ、そしてビーチボーイズが、ポピュラー音楽の人気を競い合った。
ワイルドなストーンズは別格大明神で、後の2つは同類と思っていましたが、確かにビートルズの方がストレートで、ビーチボーイズは明るいカリフォルニアを唄って万人受けしながら、実は複雑な和声・転調とハーモニーを持つ。
・・・ほとんどクラシック音楽のレベルです。それを作曲したのが、ウィリアムズさんでした。

ところで、私のカラオケレパートリーの「スループ・ジョン・B」は、この本では番外扱いでしたが、その歌詞にはやはり「人生うまくいかない」という嘆きが含まれているので、好きなのです。
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No.23:
(5pt)

ペットサウンズが好きな人必読かも

曲の解説が詳しく書かれているので、その曲を聴きたくなります。
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No.22:
(5pt)

ブライアン・ウィルソンの心

ビーチ・ボーイズというよりはブライアン・ウィルソンのソロ・アルバムとして位置づけるのがふさわしいアルバム「ペット・サウンズ」をテーマに書かれた一冊。。このように一つのアルバムで本を書き上げる。。という例はあまりない。。ビートルズの「サージェント・ペパーズ。。」あたりでそれがなされてもよさそうなものだが私は浅識にして知らない。。
 村上春樹氏は本書あとがきで「サージェント・ペパーズ。。」はあまりにも脚光を浴び現在ではいささか鮮度が落ち気味なのに対し「ペット・サウンズ」は息長くじわじわと浸透してきている。。というような私見を述べているがそのとおりかもしれない。
 著者「ジム・フジーリ」はテーマの「ペット・サウンズ」のみならず初期作品「サーファー・ガール」あたりにもブライアン・ウィルソンの高い志が見て取れる。。と指摘する。
 ただのヒット・メーカーから真摯なアーティストとして脱皮を指向したブライアンと単なるヒット曲を望んだレーコード会社(キャピトル)との軋轢。。息子たちを食い物してきた父親。。そんな状況もありながらブライアンを追い詰めたものは著者「ジム・フジーリ」が看破するように「楽曲のクオリティーの維持」であっただろう。。と想像できる。。
 もう一度このアルバムを聴き直したくなる。。
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No.21:
(2pt)

専門的?

当方には、専門用語が多すぎて繰り返しページを読み返す事と成り、難解でした。
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No.20:
(2pt)

私には、読みにくかった。

私は、村上春樹さんの著作の作品は読んだ事がありませんので、この氏が訳したこの本が作品本来の物なのか、氏の色が出た物かはわかりませんが、私にはとてもわかりづらく、読みにくかった。
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No.19:
(4pt)

著者訳者のペットへの熱い思いが感じられます

ペットや初期ビーチボーイズを好きな人にはわかる、と思いました。後追い世代でも。 
現在ラジオでもあまりかからないし原体験できないので故大瀧氏のいう 頭で聴くタイプ から入るしかない。
この本は他の解説本、レコードガイド同様、文字情報としていいガイドになります。
音楽的な記述部分はわかりにくいので、音譜で図解するか研究書に任せた方がいいかなと思いました。
その分スタジオでのハルブレイン、キャロルケイ達、制作側の話がもっとあればいいと思いました。
実際の曲は このテンションコード 転調は何?というボサやジャズの時代ならではの小難しさが有ります。
歌詞の内容の記述、マネージャーのお父さんの話は面白かったです。関係者は悲劇ですが。

この本はブライアン山脈、ペット山奥に誘うナビかつ著者の体験談です。
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No.18:
(5pt)

感想

ペットサウンズについて書かれた、大変な力作であると思いました。
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No.17:
(5pt)

救い上げてくれて・・・

村上春樹さんが、訳してくれて・・・この曲が、多くの人に届きますように。
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No.16:
(1pt)

村上春樹は好きだけど

村上春樹の本が好きで、「ペットサウンズ」読み始めましたが、ビーチボーイズのファンではないので、気持ちがのりませんでした。 しばらく寝かせておこうと思います。
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No.15:
(1pt)

読む価値なし。

ビーチボーイズファンの中年男性が、音楽について何か言っている。  つまらない。
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No.14:
(3pt)

村上春樹のビーチ・ボーイズ愛の集大成

ビーチ・ボーイズ、というよりそのリーダーであるブライアン・ウィルソンの代表作「ペット・サウンズ」のノン・フィクション。 ブライアン・ウィルソンの幼少期から「ペット・サウンズ」製作に至る過程、その後日譚を描く。 「ペット・サウンズ」が主題なので製作過程・楽曲の解説もあるが、ブライアン・ウィルソンの人生を交えた文脈で語っており、「ものがたり」として読ませる。 村上春樹の流れるような翻訳もいい。 「ペット・サウンズ」を知らない人にはお勧めはできないが、好きなヒトには一読の価値があるのでは。
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No.13:
(4pt)

謎解き『ペット・サウンズ』

『ペット・サウンズ』は不思議な作品です。
この作品について多くの人たちが、最初その良さが理解できず、そして何度か聴くうちにするりと心に入り込むように、その魅力に気づかされると語ります。
私自身も同様の体験をしていて、もしCDに山下達郎氏の名解説が付いてなかったら、魅力に気づくまで聴き込めたのか今でも疑問に思っています。

この著者は、聴いた瞬間から自分自身についての音楽だとしてその世界の虜となり、本作では、この作品が作られた当時の背景や、収録された各曲の構成や歌詞の内容について分析し、その魅力を解説しています。記述されている多くのことは、過去においてあちこちで語られてきたことなので目新しいことは少ないのですが、1曲ごとに丁寧に説明をしようとしている姿勢には好感を持てますし、何よりも発表当時自身がどう受け止めたのかが率直に語られているので、『ペット・サウンズ』の新たな魅力を見つける手がかりになるのではないかと思いました。
実際に私も本書を読みながら、記述されている曲を繰り返し聴いて内容を確かめたりして、久しぶりに『ペット・サウンズ』にどっぷりと浸ることができました。

訳者の村上春樹氏も、解説で自身の『ペット・サウンズ』体験を語っています。それを読むとこのアルバムがやはり特別のものだとの感を強くするとともに、ビートルズの名盤中の名盤とされる『サージェント・ペパーズ〜』(私はあまり好きじゃありませんが)よりも普遍性を持った名盤だと断言しているのを読むと、『ペット・サウンズ』を好きな人間というのは、一般的に見たら特殊な人たちなのかなと感じました。でも私たちは『ペット・サウンズ』との出会いによって、ブライアン・ウィルソンの人生の奇跡を知ることができました。それはとても「素敵じゃないか」と思います。
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No.12:
(4pt)

1960年代の影

僕はビーチボーイズのリアルタイムとはかけ離れた世代なので、『ビーチボーイズって「サーフィンUSA」みたいな曲やってる気軽なのりの良いバンドだろ』位にしか思っていなかった。〜だがある時「ドント・ウオーリー・ベイビー」の映像を見た時、『ボーカルのこの人はなんでこんなに違和感を感じさせる表情をしてるんだろう?』と不思議に思ったものだ。こんなにも素敵なポップミュージックを歌いながら何故なのか、と。本書は著者のビーチボーイズへの個人的な熱愛によって描かれたものだ。僕は音楽のロジックを知らないのでコードの話をされても理解できない。だが著者の熱の入れ具合はびんびんに伝わって来る。そしてブライアン・ウイルソンは統合失調病と鬱病を併発していたという事実に驚かされた。職業柄メンタルヘルスに関わってきたが、この二つの精神疾患を併発している人はまず見当たらない。その状態でブライアン・ウイルソンはあのポップな音楽を創り続けた事自体が驚異的だし、その苦痛は想像を絶するものがある。その精神は『純粋でシンプルな人生の幸福』を願い続けた。少年期のように世界は単純でシンプルであることを切望していたのだ。〜だが僕達は知っている。人生は単純でも何でもない、混乱と苦悩と葛藤に満ちたものだと・・・・。訳者の村上氏の後書きにあるよう現在ブライアン・ウイルソンは治療に取り組み、音楽活動にも復帰し、家族にも恵まれているようだ。〜僕にとって1960年代はアメリカが珠玉のポップミュージックを生み出した黄金の時代だというイメージが強い。そして、その中心人物だった存在に隠された影。その重みを背負いながらポップスターであり続ける事はどんなに辛かったろう。それだけが感想として残った。
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No.11:
(3pt)

世の中には二種類の人間がいる

作者のジム・フシーリの 偏愛的ビーチ・ボーイズいや ブライアン・ウィルソンの『ペット・サウンズ』論。 ブライアン・ウィルソンの自伝を読んでいる小生には 目新しいものはあまりなかったが、 村上春樹の訳(歌詞を含む)がよく一気に読めた。 本文より訳者のあとがきの方が面白かった。 以前、村上春樹はドストエフスキーの 『カマラーゾフの兄弟』で断言していたが、 それと同様に『ペット・サウンズ』も断言している。 「世の中には二種類の人間がいる。 『ペット・サウンズ』が好きな人と好きじゃない人だ」と。
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No.10:
(3pt)

偏愛に満ちた評論を偏愛に満ちて訳出した

ビーチボーイズの歴史的名盤、ペット・サウンズに対する偏愛に満ちた評論を、村上さんが偏愛に満ちて訳出した。
訳文の所々は村上さんのヴォイスと著者のそれとの区別がつかなくなっている。(と、僕は思うのだが)

1961年のデビュー以来わずか4−5年ほどで頂点に上り詰め、その後、長い苦難に満ちた道のりをたどる(今もたどり続ける)ビーチボーイズの、まさに絶後となる名盤、ペット・サウンズ。
伝説のアルバム「スマイル」が世に出ていれば、ビーチボーイズもペット・サウンズも全く違った運命が待ち受けていたのだろうが、神は、歴史は、彼らにこの1枚しかお与えにはならなかった(とはいっても、ビーチボーイズには他にも名盤、名曲はいっぱいあるんだけど、不朽の1枚となるとやはりコレになるようです)。
本書は、そのペット・サウンズの1曲々々について歌詞や旋律、演奏をいつくしむように丹念に評している。
まさに偏愛なくしては成しえない仕業。
巻末には村上さんのゴキゲンな解説もついていて、ビーチボーイズファン、村上ファンには堪えられない一冊でとなっている。(と、このあたりはもう一人の偏愛者、萩原健太風。でもないか)
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No.9:
(3pt)

「ペット・サウンズ」はなぜ、“リスナーの心に深くしみ込むアルバム”となったのか

ビーチ・ボーイズおよび「ペット・サウンズ」に対する批評は、本文以上に村上春樹の「訳者あとがき」に巧く、簡潔にまとめられている(ジム・フジーリさん、ごめんなさい)。相変わらず村上春樹は言葉の選び方がいちいち適切だ。さらには本書に対する分析も鋭く、適切である。いわく、「追求はロジカルであると同時に、エモーショナルでもある。本書の面白さとユニークさはそのあたりの「立体性」にあるのではないだろうか」。そして、この訳書の選び方自体が渋く、外さず、ベタじゃなく、“いかにも村上春樹”であって、適切だ。
 村上春樹は「サージェント・ペパーズ」と「ペット・サウンズ」の存在意義の、当時から現在にかけての推移について論じている。確かにビートルズ抜きでビーチ・ボーイズを語ることは難しいし、ビートルズがいなかったら「ペット・サウンズ」は生まれなかっただろう。ビートルズがミュージシャンズ・ミュージシャンであることは間違いないけど、「ペット・サウンズ」の奇跡によって、ブライアン・ウィルソンもミュージシャンズ・ミュージシャンたり得ているのだ。じゃあ「ペット・サウンズ」はなぜ、“シンプルでありながら同時に、驚くばかりに複雑”で、“リスナーの心に深くしみ込むアルバム”となったのか。そこら辺の謎を解いていくのが本書の肝だ。もちろんブライアンの才能が前提としてある訳だけど、「ペット・サウンズ」当時のブライアンの境遇のジレンマってのが作品に深みを与えている。つまり「ビーチや海や自動車や若い娘たちについてのヒット・ソングの品質を保たなくてはならなかった。しかしそれと同時に、彼は自らの心情を吐露してもいた」。そして、「ビジネスやら、ドラッグやら、彼の危うい精神状態やら、年若い結婚やら、悩みの種をもたらす厄介な父親やら、そんなあれこれが生み出す問題」ってのが、作品に多くの人が共鳴できる文脈をもたらしたんじゃないかな、きっと。
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