日蝕

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評判

日蝕の評価:

3.11/5点 レビュー 90件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.11pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全160件 21〜40 2/8ページ
No.140
(5pt)

俄かに触れた、錬金術師の本丸。

久しぶりに小説を読んだ。
三島由紀夫の再来と言われた人の小説だった。
 
蓋し(けだし:思うに )、
漢字が難しかった 笑
 
内容は、中世ヨーロッパにおける
錬金術師と、主人公である「私」の
内容だった。
 
筆者が当時23才で
この本がデビュー作だとしたら、
他に書ける人がいるのだろうかと
思うほどの文体と、
着目点だった。
 
筆者は、宗教的な神秘
つまり、教義を超えたなにかに
"物理的に "、
しかも、それを "超えて"表現
したかったのだろうと思う。
 
いいかえれば、
身近に、現代的な
みんなが思慮できる
ところをおさえつつ、
 
その延長にあっても、
思慮することのない、
本懐を伝えようと
したのだろう。
 
これが、評価されたのが
意外だった
 
はねのけられるような部分を
突きつけて、
読者に謎をせまった。
 
この本当の価値は、
迫られた読者が
その謎の余韻に
想いをひたし
 
その向こうを
その両目を通して
思いやろうとする中に
 
微かにある
錬金術師が伝えたかった
本丸についての
 
微かな同じ問いへの
衝動が生まれる事にあるだろう
 
それを、現代の人たちに、
ある種のなまめかしさをもった
「こんにち」の問題として
考えせしめた事が
 
その大きな仕事の役割であった
だろう事を考えたい。
 

 
 
※錬金術師の本丸に
到達しようとするのは、哲学的アプローチでは、おそらく不可能であると思う
 
それは、錬金術師の本丸が
おそらく、神秘そのもの を
示しているからだろう

(この領域は、
隠語により、守られてきた。
そして、曲解されてきた。)
日蝕 Amazon書評・レビュー: 日蝕より
4104260010
No.139
(5pt)

This is a tour de force

The author was in his early twenties when he published this novel, revealing extraordinary learning and a superb command of elegantly archaic Japanese. The setting, amazingly enough, is southern France at the end of the 15th century, the narrator an earnest Dominican friar, who embarks on a theological quest that turns into a mind-bending adventure.
日蝕・一月物語 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 日蝕・一月物語 (新潮文庫)より
4101290407
No.138
(3pt)

この作品を評価する人は本当に理解しているのか

日蝕が2点、一月物語が4点でならして評価「3」です。日蝕については、芥川賞選考委員の石原慎太郎氏が「この衒学趣味といい、たいそうな擬古文といい、果たしてこうした手法を用いなければ現代文学は蘇生し得ないのだろうか。私は決してそうは思わない。」とのコメントを残していたが、私はむしろこのたいそうな擬古文に心地よさを感じ、物語終盤までは海外の古典文学の翻訳を読んでいるかの様な錯覚をもって(よい意味で)、読みすすめることができました。ただ、両性具有者が象徴することが何なのかまったくわ分からない。「両性具有者(ルビ:アンドロギュノス)は私自身であったのかも知れない」などどいう安易な結論を一片たりとも理解することはできませんでした。

一方、一月物語は良いですね。蝶々という死の象徴に導かれ、あの世とこの世の境界を官能的に紡ぎだす、言わば古典的な怪奇譚がテンポよく描かれています。雨月物語の様でした。
日蝕・一月物語 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 日蝕・一月物語 (新潮文庫)より
4101290407
No.137
(2pt)

難解

文面は難解であり読み応えがあるが、当て字が多くさらに表現が難解である。
日蝕・一月物語 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 日蝕・一月物語 (新潮文庫)より
4101290407
No.136
(5pt)

ルビがふってあるのが素晴らしい

なんとか読めました。この作品が発表されたのは20年くらい前だと思います。芥川賞だから文藝春秋に全文掲載されてました。若輩者の私は読んで見た。漢字が読めなくて挫折した。で、このたび、平野啓一郎さんの新書、私とはなにかを読みまして、平野啓一郎さんの処女作も読んどこうと思い、再挑戦したのです。文庫はルビがいっぱいふってあって読めました。文体になれれば最後まで読めます。23歳でこの作品は凄い。20年もいろんな本を読んできて、すっかりおっさんになった私が、やっと読めた本を23歳で書いてます。どんな頭してるんでしょう。一月物語も素晴らしい。この2作を同時に読めるのは贅沢です。630円は安い。安すぎです。日蝕はキリスト教の話なのでわかりにくいですね。
日蝕・一月物語 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 日蝕・一月物語 (新潮文庫)より
4101290407
No.135
(3pt)

難解

読み終わった後に、すっきりする物語ではない。つまり、物語を理解するには時代背景や登場人物の役割を理解しなければいけない。じっくり腰を据えて読む必要がある。
日蝕・一月物語 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 日蝕・一月物語 (新潮文庫)より
4101290407
No.134
(5pt)

著者の学生当時からの圧倒的な才能を実感したい誰かへ

"それは雲ではなかった。太陽とそっくり同じ形をした黒い翳、今一つの黒い太陽。ー日蝕である。"1998年発刊、当時最年少の芥川賞受賞作として話題になった本書は、神学の知識に裏付けられた宗教と学問の対立、神秘体験を独特かつスタイリッシュな文体で描く【シンプルさと難解さを両立させた】意欲作。

個人的には、著者の本は提唱している『分人主義』他のエッセイ本こそ既読であったものの、実は小説は未読であった事から。最初の一冊として、受賞当時に賞賛と多くのバッシングの両方を浴びた(らしい)本書を手にとりました。

さて、そんな本書は物語としては舞台設定こそ(おそらく意図して)あまり日本人には馴染みがないと思われる15世紀後半の【宗教と学問、信仰と理性の狭間で揺れる】フランスを舞台にしつつも、割とシンプルなーそれこそファミコン時代のRPG【ドラクエの様な一方通行さ】で、修学中の神学者の神秘体験をファンタジー風味でありつつも迫力をもって描いていて終始圧倒されるわけですが。

一方で、本書で使用されている『江戸時代中期から明治にかけて,国学者が好んで用いた文体』擬古文(ぎこぶん)を模くしたらしい独特な文体は、古い異国の神秘的物語を描くには雰囲気づくりとしても一定の効果を果たしていると感じつつも、単なる難解さだけの中二病的な自己満足ナルシズムとも捉える事もでき。私はどちらかと言えば好みでしたが、ここら辺が読後に【評価のわかれる所】ではないかと思いました。

とはいえ、本書以降の著者のパターンに安住しない【挑戦的な執筆姿勢】を予感させる本作。若者らしい相当の覚悟や充分な推敲が文面から伝わってきつつも、ある種『若者らしくない』題材のこの作品を受け止めた、当時の芥川賞審査員の文壇の重鎮たちの当惑が浮かんでくるようで。何とも外野的に(失礼ながら)にやにやしてしまったり。

読みやすくも難解さに振り回される。そんな不思議な読後感の作品を探す誰か。著者の学生当時からの圧倒的な才能を実感したい誰かにオススメ。
日蝕 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 日蝕 (新潮文庫)より
4101290318
No.133
(5pt)

著者の学生当時からの圧倒的な才能を実感したい誰かへ

"それは雲ではなかった。太陽とそっくり同じ形をした黒い翳、今一つの黒い太陽。ー日蝕である。"1998年発刊、当時最年少の芥川賞受賞作として話題になった本書は、神学の知識に裏付けられた宗教と学問の対立、神秘体験を独特かつスタイリッシュな文体で描く【シンプルさと難解さを両立させた】意欲作。

個人的には、著者の本は提唱している『分人主義』他のエッセイ本こそ既読であったものの、実は小説は未読であった事から。最初の一冊として、受賞当時に賞賛と多くのバッシングの両方を浴びた(らしい)本書を手にとりました。

さて、そんな本書は物語としては舞台設定こそ(おそらく意図して)あまり日本人には馴染みがないと思われる15世紀後半の【宗教と学問、信仰と理性の狭間で揺れる】フランスを舞台にしつつも、割とシンプルなーそれこそファミコン時代のRPG【ドラクエの様な一方通行さ】で、修学中の神学者の神秘体験をファンタジー風味でありつつも迫力をもって描いていて終始圧倒されるわけですが。

一方で、本書で使用されている『江戸時代中期から明治にかけて,国学者が好んで用いた文体』擬古文(ぎこぶん)を模くしたらしい独特な文体は、古い異国の神秘的物語を描くには雰囲気づくりとしても一定の効果を果たしていると感じつつも、単なる難解さだけの中二病的な自己満足ナルシズムとも捉える事もでき。私はどちらかと言えば好みでしたが、ここら辺が読後に【評価のわかれる所】ではないかと思いました。

とはいえ、本書以降の著者のパターンに安住しない【挑戦的な執筆姿勢】を予感させる本作。若者らしい相当の覚悟や充分な推敲が文面から伝わってきつつも、ある種『若者らしくない』題材のこの作品を受け止めた、当時の芥川賞審査員の文壇の重鎮たちの当惑が浮かんでくるようで。何とも外野的に(失礼ながら)にやにやしてしまったり。

読みやすくも難解さに振り回される。そんな不思議な読後感の作品を探す誰か。著者の学生当時からの圧倒的な才能を実感したい誰かにオススメ。
日蝕 Amazon書評・レビュー: 日蝕より
4104260010
No.132
(4pt)

『日蝕』の感想を『日蝕』風の文体で書いてみる

これより私は、平野啓一郎『日蝕』の個人的な感想を録そうと思っている。人はこの頗(すこぶ)る難解な書に対して、径(ただ)ちに嫌悪を挿むであろう。私はこれを咎めるものではないが、冀(こいねがわくは)、この書を単行本よりもルビの多い文庫本で読むことを進言したいと思う。然(さ)すれば、辞書を引く手間も幾許か省かれるであろう。

 抑(そもそも)、初期の平野啓一郎が三島由紀夫の影響を受けていることには論を須(ま)たない。『日蝕』は、『金閣寺』の仏教(日本)をキリスト教(中世フランス)に、金閣寺への放火を魔女狩りに置き換えて、脱構築、あるいは記号論的分析を試みたと看做すことも出来るのではあるまいか。更に云えば、三島が『金閣寺』を著すにあたって参照したと謂われる森鴎外の姿も其処からは透けて見えてくるのである。

 その晦渋な文体は、物語世界に浸らんとする読者に常に覚醒することを求め、その衒学性が為に中途で停滞せんこと能わぬのである。慥(たし)かにこの文体故にこそ『日蝕』と云う書は際立っている。然(しか)し乍(なが)ら、斯様な面ばかりに囚われることは太陽を裸眼で見遣れば盲になるが如く、本質へと迫る視点が失われるとも思うのである。

 本書の最高潮たる、日蝕の蒼穹(そら)の下で処される焚刑の場面の迫力は筆舌に尽くし難いが、其処に先立つ、神学僧ニコラが洞内で石に縛(いまし)められた両性具有者(アンドロギュノス)と初めて出会(でくわ)す際の、この世界の裡なる別の層が裏返って露になったが如き、美とエロチシズムとの名状し難い一体性の顕現にこそ本書の真髄を見る想いがするのである。

 『日蝕』を十全に理解したかと問われれば、否、と答えるしか無い。しかし、徒(いたずら)にこう思ってみるのである。
 蓋(けだ)し、アンドロギュノスは金閣寺の夢を見たのではないか、と。
日蝕・一月物語 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 日蝕・一月物語 (新潮文庫)より
4101290407
No.131
(1pt)

内容でなく、表紙の汚さについて。

ネット買ったから仕方ないのかもしれませんが、非常に汚かったです。表紙も裏表紙も新品とは思えませんでした。買おうて思っている方は書店で買われることをオススメします。
日蝕・一月物語 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 日蝕・一月物語 (新潮文庫)より
4101290407
No.130
(2pt)

短編だったらいいけど

ストーリ的には「いろいろ不思議なことが起こる」だけなので、読み終わって「これで終わり?」と思ってしまった。
短編だとこんなのもありかもしれないけど、これだけの分量でこの内容だと時間を損した気分。
日蝕 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 日蝕 (新潮文庫)より
4101290318
No.129
(2pt)

短編だったらいいけど

ストーリ的には「いろいろ不思議なことが起こる」だけなので、読み終わって「これで終わり?」と思ってしまった。
短編だとこんなのもありかもしれないけど、これだけの分量でこの内容だと時間を損した気分。
日蝕 Amazon書評・レビュー: 日蝕より
4104260010
No.128
(3pt)

始め20頁を乗り越えれば

著者の受賞当時それは大変な話題になり、その頃から読んでみようと思ってはいたものの、非常に難解でしかも面白くないという噂ばかり聞くので手に取ることなくでした。

それでも気になっているならいい加減読もうと購入。

いざ読み始めてみれば取っ掛かりが非常に難解。
旧仮名に特殊なルビ振り、それらを使って魔術や宗教を最近で言う中二病な表現で書かれているのだから、もう本当に読み進め辛い。
心が折れそうになりながら長い最初の20頁が終わり、いざ主人公が動き出すと、あれ?と拍子抜けする程読み易くなる。

その後もまた中二病表現がたまに出てきては読みを阻むものの、基本は読みやすくストーリーも単純。
乱歩など読む人なら仮名使いは問題なく読み進められるはず。読み進めて分かったが、変なゴテゴテを削ればとても読みやすい綺麗な文書を書かれる作家さんで他作品に興味が湧くほど。

ただ受賞するにはあの難解さや中二病さが必要不可欠で、それがなければあっさりしたよくあるストーリーで終わってしまってたんだろうなぁーと。いかにもこれが受賞作!といった作品でした。

解説が面白くて、ストーリーはほぼネタバレされてます。ネタバレされたストーリーを頭に入れつつ、読みきる事に意味があると言った感じでしょうか。フォローする優しさが何とも面白い。
正直これは物語としては単純でその辺りでのお薦め感はないです。が、受賞作として、作者さんの読み易い本質を知るきっかけとして読めたので面白い面もあります。

薄めの文庫で文字も大きい。前評判で遠ざかっているけど気になる方は、是非挑戦して下さい。
ネタバレでも全然問題ないのでまず解説を読み、負けずに最初20頁を読みきる。それさえ越えればあとはスラスラです。
長年の気掛かりをおろし、やっと読んだぞ!という攻略感は気持ち良いですよ。
日蝕 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 日蝕 (新潮文庫)より
4101290318
No.127
(3pt)

始め20頁を乗り越えれば

著者の受賞当時それは大変な話題になり、その頃から読んでみようと思ってはいたものの、非常に難解でしかも面白くないという噂ばかり聞くので手に取ることなくでした。

それでも気になっているならいい加減読もうと購入。

いざ読み始めてみれば取っ掛かりが非常に難解。
旧仮名に特殊なルビ振り、それらを使って魔術や宗教を最近で言う中二病な表現で書かれているのだから、もう本当に読み進め辛い。
心が折れそうになりながら長い最初の20頁が終わり、いざ主人公が動き出すと、あれ?と拍子抜けする程読み易くなる。

その後もまた中二病表現がたまに出てきては読みを阻むものの、基本は読みやすくストーリーも単純。
乱歩など読む人なら仮名使いは問題なく読み進められるはず。読み進めて分かったが、変なゴテゴテを削ればとても読みやすい綺麗な文書を書かれる作家さんで他作品に興味が湧くほど。

ただ受賞するにはあの難解さや中二病さが必要不可欠で、それがなければあっさりしたよくあるストーリーで終わってしまってたんだろうなぁーと。いかにもこれが受賞作!といった作品でした。

解説が面白くて、ストーリーはほぼネタバレされてます。ネタバレされたストーリーを頭に入れつつ、読みきる事に意味があると言った感じでしょうか。フォローする優しさが何とも面白い。
正直これは物語としては単純でその辺りでのお薦め感はないです。が、受賞作として、作者さんの読み易い本質を知るきっかけとして読めたので面白い面もあります。

薄めの文庫で文字も大きい。前評判で遠ざかっているけど気になる方は、是非挑戦して下さい。
ネタバレでも全然問題ないのでまず解説を読み、負けずに最初20頁を読みきる。それさえ越えればあとはスラスラです。
長年の気掛かりをおろし、やっと読んだぞ!という攻略感は気持ち良いですよ。
日蝕 Amazon書評・レビュー: 日蝕より
4104260010
No.126
(3pt)

作者の人柄と戦略勝ち

無駄な表現を、とにかく執拗にゴテゴテと使うだけ使いました。
そういう文章です。内容自体は薄い。表現だけが宙に浮いた
ままの様です。
平野さんは京都を、結構うろうろしておられますが、先日
某所で上から下までゴルチェ等のブランドでキメキメの服装
でグラサンをかけ、ぽっちゃりした締りの無い体型で、その
自慢の服をパツパツにさせておられました。
当時の作家の日常、その存在の在り方が表現された小説だと言えます。
平野さんの受賞するための小説ということです。上手くやりま
した。今後は、同時代人として、有意義な活躍をしてほしい。
日蝕 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 日蝕 (新潮文庫)より
4101290318
No.125
(3pt)

作者の人柄と戦略勝ち

無駄な表現を、とにかく執拗にゴテゴテと使うだけ使いました。
そういう文章です。内容自体は薄い。表現だけが宙に浮いた
ままの様です。
平野さんは京都を、結構うろうろしておられますが、先日
某所で上から下までゴルチェ等のブランドでキメキメの服装
でグラサンをかけ、ぽっちゃりした締りの無い体型で、その
自慢の服をパツパツにさせておられました。
当時の作家の日常、その存在の在り方が表現された小説だと言えます。
平野さんの受賞するための小説ということです。上手くやりま
した。今後は、同時代人として、有意義な活躍をしてほしい。
日蝕 Amazon書評・レビュー: 日蝕より
4104260010
No.124
(5pt)

途中からグイグイ引き込まれた

史上最年少で芥川賞を受賞したデビュー作。その文体や文学的探求で「三島由紀夫の再来か」とまで言われたという。当時は興味がなかったのでタイトルを知っている程度だったが、平野啓一郎という作家を知りたくて読んでみた。

 どこのレビューをみても、難解な言葉を振り回して知識をひけらかしているとか、平易な言葉にすれば読みやすくなるというような批判がある。三島は彼の文学的センスから溢れ出るものだが、平野は無理に難しくしているというものだ。しかし私はそうは思わない。これは平野のスタイルであって、表現方法の一つだ。それを読みにくいからと批判するのはちょっと違うように私には思える。

 この『日蝕』には途中からぐっと引き込まれ一気に読んだ。言われている難しい表現など、ほとんど気にならなかった。さすがに三島の再来とまで言われ、芥川賞受賞作品だと思った。難解だと批評しているレビュアーさんたちは、そうは言いながらもきちんと読んでいる訳で、やはり平野のファンなのだろう。もしかしたら彼の才能に嫉妬しているのではないのか。
日蝕 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 日蝕 (新潮文庫)より
4101290318
No.123
(5pt)

途中からグイグイ引き込まれた

史上最年少で芥川賞を受賞したデビュー作。その文体や文学的探求で「三島由紀夫の再来か」とまで言われたという。当時は興味がなかったのでタイトルを知っている程度だったが、平野啓一郎という作家を知りたくて読んでみた。

 どこのレビューをみても、難解な言葉を振り回して知識をひけらかしているとか、平易な言葉にすれば読みやすくなるというような批判がある。三島は彼の文学的センスから溢れ出るものだが、平野は無理に難しくしているというものだ。しかし私はそうは思わない。これは平野のスタイルであって、表現方法の一つだ。それを読みにくいからと批判するのはちょっと違うように私には思える。

 この『日蝕』には途中からぐっと引き込まれ一気に読んだ。言われている難しい表現など、ほとんど気にならなかった。さすがに三島の再来とまで言われ、芥川賞受賞作品だと思った。難解だと批評しているレビュアーさんたちは、そうは言いながらもきちんと読んでいる訳で、やはり平野のファンなのだろう。もしかしたら彼の才能に嫉妬しているのではないのか。
日蝕 Amazon書評・レビュー: 日蝕より
4104260010
No.122
(5pt)

途中からグイグイ引き込まれた

史上最年少で芥川賞を受賞したデビュー作。その文体や文学的探求で「三島由紀夫の再来か」とまで言われたという。当時は興味がなかったのでタイトルを知っている程度だったが、平野啓一郎という作家を知りたくて読んでみた。

 どこのレビューをみても、難解な言葉を振り回して知識をひけらかしているとか、平易な言葉にすれば読みやすくなるというような批判がある。三島は彼の文学的センスから溢れ出るものだが、平野は無理に難しくしているというものだ。しかし私はそうは思わない。これは平野のスタイルであって、表現方法の一つだ。それを読みにくいからと批判するのはちょっと違うように私には思える。

 この『日蝕』には途中からぐっと引き込まれ一気に読んだ。言われている難しい表現など、ほとんど気にならなかった。さすがに三島の再来とまで言われ、芥川賞受賞作品だと思った。難解だと批評しているレビュアーさんたちは、そうは言いながらもきちんと読んでいる訳で、やはり平野のファンなのだろう。もしかしたら彼の才能に嫉妬しているのではないのか。
日蝕 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 日蝕 (新潮文庫)より
4101290318
No.121
(5pt)

途中からグイグイ引き込まれた

史上最年少で芥川賞を受賞したデビュー作。その文体や文学的探求で「三島由紀夫の再来か」とまで言われたという。当時は興味がなかったのでタイトルを知っている程度だったが、平野啓一郎という作家を知りたくて読んでみた。

 どこのレビューをみても、難解な言葉を振り回して知識をひけらかしているとか、平易な言葉にすれば読みやすくなるというような批判がある。三島は彼の文学的センスから溢れ出るものだが、平野は無理に難しくしているというものだ。しかし私はそうは思わない。これは平野のスタイルであって、表現方法の一つだ。それを読みにくいからと批判するのはちょっと違うように私には思える。

 この『日蝕』には途中からぐっと引き込まれ一気に読んだ。言われている難しい表現など、ほとんど気にならなかった。さすがに三島の再来とまで言われ、芥川賞受賞作品だと思った。難解だと批評しているレビュアーさんたちは、そうは言いながらもきちんと読んでいる訳で、やはり平野のファンなのだろう。もしかしたら彼の才能に嫉妬しているのではないのか。
日蝕 Amazon書評・レビュー: 日蝕より
4104260010