アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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評判

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?の評価:

4.19/5点 レビュー 314件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.19pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全618件 481〜500 25/31ページ
No.138
(3pt)

2012年の現代から見ても「近未来感」を感じる

1968年に書かれたSF小説で、第三次世界大戦後の荒廃した地球を舞台に、
違法なアンドロイドを追う賞金稼ぎを主人公にした話。
映画「ブレードランナー」の原作となっている。

実に40年以上も前に書かれた作品であることを考えると
このSFの世界観は驚きの緻密さであり、
作中では1992年の出来事という設定ながら
2012年の現代から見ても「近未来感」を感じる。

ムードオルガンや映話などをはじめとする未来アイテムが多々登場するが、
それらが生活に密着した使い方をされ、人々が依存している様子が良い。
話の中心となるアンドロイドに関しても人間に似せた精巧な仕上がりながら、
微妙な差異が表現されている。

途中、ハラハラとさせられながらも
ストーリー自体の結末は非常にあっさりしたものなので
クライマックスに期待するタイプの作品ではないが、
数十年も前に書かれながらも
現在を飛び越えた未来感を味わえる小説としては良い。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.137
(4pt)

意外に小さい

小さいのは舞台設定です。なにか巨大なブロックバスター映画のようなものを期待してはいけません。

上から目線で説明すると、この小説はSFの舞台を使って「生きているもの」に執着する人間と、全く頓着しない人間を対比しようとする試みです。後者を人間以外のもの(アンドロイド)として表現しようとしますが、根底にはそのような人間が確かに存在している(と彼は当時信じた)事への絶望があるようです。ネタバレは避けますが、途中ではアンドロイドと人間の境界すらぼやけてしまいます。

時期を考えると、彼は恐らくナチス武装親衛隊の悪逆非道な所行と喧伝されていた内容やベトナムでの米軍の所行からこのような思索に入ったのだろうと思います。ところが書かれた小説はむしろ現在の日本の状況によく似ています。どう似ているかは読めば判ります。(他の方のレビューにあるような「犯罪が〜」「携帯電話が〜」という話ではありません。アンドロイドが狩られるのは「アンドロイドだから」であって「人類に危害を加えるから」ではありません。このあたりも奇妙な「浮遊する現実感」を感じさせるところです。「第三惑星の恐怖」は人間とアンドロイドの関係を裏返すことで「恐怖感」を強調していますが、そうしていないあたりがディックらしさというか小説らしさでしょう。)

文章は読みやすいというわけはないですし「ページを繰る手を止めさせない」盛りだくさんな内容でもありません。しかし小説家の思索を追体験する面白みがある小説ですから、「読み終わったらすっきり爽やか」な小説を嫌いな貴方には一読をお勧めします。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U4EA
No.136
(4pt)

意外に小さい

小さいのは舞台設定です。なにか巨大なブロックバスター映画のようなものを期待してはいけません。

上から目線で説明すると、この小説はSFの舞台を使って「生きているもの」に執着する人間と、全く頓着しない人間を対比しようとする試みです。後者を人間以外のもの(アンドロイド)として表現しようとしますが、根底にはそのような人間が確かに存在している(と彼は当時信じた)事への絶望があるようです。ネタバレは避けますが、途中ではアンドロイドと人間の境界すらぼやけてしまいます。

時期を考えると、彼は恐らくナチス武装親衛隊の悪逆非道な所行と喧伝されていた内容やベトナムでの米軍の所行からこのような思索に入ったのだろうと思います。ところが書かれた小説はむしろ現在の日本の状況によく似ています。どう似ているかは読めば判ります。(他の方のレビューにあるような「犯罪が〜」「携帯電話が〜」という話ではありません。アンドロイドが狩られるのは「アンドロイドだから」であって「人類に危害を加えるから」ではありません。このあたりも奇妙な「浮遊する現実感」を感じさせるところです。「第三惑星の恐怖」は人間とアンドロイドの関係を裏返すことで「恐怖感」を強調していますが、そうしていないあたりがディックらしさというか小説らしさでしょう。)

文章は読みやすいというわけはないですし「ページを繰る手を止めさせない」盛りだくさんな内容でもありません。しかし小説家の思索を追体験する面白みがある小説ですから、「読み終わったらすっきり爽やか」な小説を嫌いな貴方には一読をお勧めします。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.135
(5pt)

新しいカバーが最高!!! クール ナイス いいね!

もし今まで読んだ「小説」の中で一番好きな作品は?
と聞かれたらこの小説を挙げます。

新しいカバーが最高!!! クール ナイス いいね!
Vangelis (サントラ)聴きながら読んでみて・・・
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U4EA
No.134
(5pt)

新しいカバーが最高!!! クール ナイス いいね!

もし今まで読んだ「小説」の中で一番好きな作品は?
と聞かれたらこの小説を挙げます。

新しいカバーが最高!!! クール ナイス いいね!
Vangelis (サントラ)聴きながら読んでみて・・・
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.133
(4pt)

アンドロイド

映画ブレードランナーも見ておりません、タイトルが只々気になり、読みました。

SFという分野の本を読んだことがない超初心者ですが
そんな私でも面白く読めました。

実世界にアンドロイドが紛れていたら… ああ怖い
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U4EA
No.132
(4pt)

アンドロイド

映画ブレードランナーも見ておりません、タイトルが只々気になり、読みました。

SFという分野の本を読んだことがない超初心者ですが
そんな私でも面白く読めました。

実世界にアンドロイドが紛れていたら… ああ怖い
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.131
(5pt)

アンドロイドは電気羊を夢見るのか?

タイトルはこう訳した方が内容と合う気がする。
ただ中の訳はすばらしく、テーマも重厚で、どんどん読み進めたくなる。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U4EA
No.130
(5pt)

アンドロイドは電気羊を夢見るのか?

タイトルはこう訳した方が内容と合う気がする。
ただ中の訳はすばらしく、テーマも重厚で、どんどん読み進めたくなる。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.129
(5pt)

ブレードランナーとは違う面白さ

フィリップ・ディックの代表作ですね。
偽者と本物・・・
この世界では本物(天然物)の動物を飼ってないと面子がたたない世界。
蜘蛛さえ相当な価値があります。
そして偽者であるものは、非難を受けます。
殺されます。それがアンドロイドです。(火星から逃げてきた責もあるけど)
主人公は賞金稼ぎのリックとピンボケのイジドア。
イジドアはひとりぼっちの寂しさよりもアンドロイドととの生活を試みます。
しかしイジドアに理解できないことをアンドロイドはします。それは蜘蛛殺し。
リックはアンドロイドと寝ようが、アンドロイドを殺します。
ここが自分が一番目に付いたブレードランナーと違うところです。
(他にもアンドロイドの設定や世界観、他多くで違うところあれども)

印象的なのが最後のシーン。断崖をふらふらと歩くリック。
そして貴重な種のヒキガエルの出会い。

マーサーやムードオルガン、共感装置、一種の宗教のようです。
多神教で生まれた私にはその重要度がよくわからない。

しかしニセモノと本物をこんなに区別するけど、
結局のところリックもイジドアも心の中では混沌、ジレンマ?としている。

限りなく本物に近ければ、それはもうニセモノではないのかもしれない。
でもやっぱりニセモノはニセモノなのか。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U4EA
No.128
(5pt)

ブレードランナーとは違う面白さ

フィリップ・ディックの代表作ですね。
偽者と本物・・・
この世界では本物(天然物)の動物を飼ってないと面子がたたない世界。
蜘蛛さえ相当な価値があります。
そして偽者であるものは、非難を受けます。
殺されます。それがアンドロイドです。(火星から逃げてきた責もあるけど)
主人公は賞金稼ぎのリックとピンボケのイジドア。
イジドアはひとりぼっちの寂しさよりもアンドロイドととの生活を試みます。
しかしイジドアに理解できないことをアンドロイドはします。それは蜘蛛殺し。
リックはアンドロイドと寝ようが、アンドロイドを殺します。
ここが自分が一番目に付いたブレードランナーと違うところです。
(他にもアンドロイドの設定や世界観、他多くで違うところあれども)

印象的なのが最後のシーン。断崖をふらふらと歩くリック。
そして貴重な種のヒキガエルの出会い。

マーサーやムードオルガン、共感装置、一種の宗教のようです。
多神教で生まれた私にはその重要度がよくわからない。

しかしニセモノと本物をこんなに区別するけど、
結局のところリックもイジドアも心の中では混沌、ジレンマ?としている。

限りなく本物に近ければ、それはもうニセモノではないのかもしれない。
でもやっぱりニセモノはニセモノなのか。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.127
(4pt)

多慈雨

難しいことは全くわかりせん。
ただディックが言いたいのは、アンドロイド
だろうが人間だろうが親切にされたら、その人に
対して親切に接するべきだという事です。
確かにこの作品のテーマである、偽物と本物
は世の中に存在します。

しかし私たち人間はそれらを見抜く力を生憎持っていません、、、
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U4EA
No.126
(4pt)

多慈雨

難しいことは全くわかりせん。
ただディックが言いたいのは、アンドロイド
だろうが人間だろうが親切にされたら、その人に
対して親切に接するべきだという事です。
確かにこの作品のテーマである、偽物と本物
は世の中に存在します。

しかし私たち人間はそれらを見抜く力を生憎持っていません、、、
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.125
(5pt)

これって今の日本そのままだろ

作中に出てくるエンパシーマシンというアイテムを見て
今や一人数台持っている「携帯電話」そのものに思えた
コンピューターネットワークが発達して
電子的に他者と繋がる事に情愛を感じる現代そのままに思えた
「そうしなきゃならない」というライフスタイルを維持していないと不安になる
エンパシーマシンを通して精神的に他者と繋がっていると「錯覚」している
この二つには恐ろしい程の共通点があり
それによる副産物であろう現代社会の犯罪傾向は
この小説のレプリカント達の暴走に共通すると感じた
退廃的なんてレベルじゃない
現代社会の鏡像に等しい没個性と狂気の象徴なのかもしれない
故にむしろ現代人こそこの本は読むべきなのかもしれない
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U4EA
No.124
(5pt)

これって今の日本そのままだろ

作中に出てくるエンパシーマシンというアイテムを見て
今や一人数台持っている「携帯電話」そのものに思えた
コンピューターネットワークが発達して
電子的に他者と繋がる事に情愛を感じる現代そのままに思えた
「そうしなきゃならない」というライフスタイルを維持していないと不安になる
エンパシーマシンを通して精神的に他者と繋がっていると「錯覚」している
この二つには恐ろしい程の共通点があり
それによる副産物であろう現代社会の犯罪傾向は
この小説のレプリカント達の暴走に共通すると感じた
退廃的なんてレベルじゃない
現代社会の鏡像に等しい没個性と狂気の象徴なのかもしれない
故にむしろ現代人こそこの本は読むべきなのかもしれない
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.123
(3pt)

正直期待はずれ

おっさんが好きそうな内容ではあるなと思いますが、
当時と比べたら読み物として劣化しているでしょう。
自分はSFとしてこの本を買いました。
読んだ感想として、滑りとした不快感を覚えました。
ありきたりなテーマを素人がSFとして売り出したような、
古い、勘違いした馬鹿な犯罪者をアンドロイドにしただけのような、
当時の一般的な生活をそのままSFにしているんです。
そういう方向性でない限り、最低限の合理性というものはSF小説に
無くてはならないものだと思いますが、動物を持つことが
ステータスになっているとか、人に勝るとも劣らない、人と比較して
大した優位性、能力の無いアンドロイドと言う、疑似科学失格の存在、
またそれを退治する警察官(だったかな)。こいつなんか模範的な、
昭和後期のおっさんどもが想像するかっこいい人(笑)そのままです。
こんなの古いアニメにもいましたよ。なんだったかなー。
生物と機械・人とアンドロイドの相違的な、中高生が書きそうな
テーマを昭和の香りで包んでこんがり焼いた3流SF小説です。

はっきり言って、おっさんどもはこのレビューに強い反発を抱くと
思いますが、こんなものに高レビューしている屑どもに何言われようと
後世の評価は変わりませんし、低質な事実に変わりません。
愛読者というか、そのなかのおっさんどもに限定して言えば人として
程度が低い。
こんなゴミを個人的に評価するのは勝手だが、蛆虫みたいに沢山いる
団塊ジュニアどもが勝手に勘違いして祭りたてて低レビューを
気持ち悪い醜顔で低評価してびびって消えていくのは止めてくださいね。
やっぱりおっさんは思慮も浅いし使えないゴミばっかですね。
おっさんはネットでも隔離するべきなんですよ。人として屑ですから。

ともかく、話題性で手にとってしまうおっさんではなく、純粋に
SF小説として評価した自分に憤りを感じてしまう屑は低評価を。
それ以外の人間は無視なりなんなりしてください。
自分はSFというシールを貼られた3流小説ではなく普通の
SF小説を読んでますから。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U4EA
No.122
(3pt)

正直期待はずれ

おっさんが好きそうな内容ではあるなと思いますが、
当時と比べたら読み物として劣化しているでしょう。
自分はSFとしてこの本を買いました。
読んだ感想として、滑りとした不快感を覚えました。
ありきたりなテーマを素人がSFとして売り出したような、
古い、勘違いした馬鹿な犯罪者をアンドロイドにしただけのような、
当時の一般的な生活をそのままSFにしているんです。
そういう方向性でない限り、最低限の合理性というものはSF小説に
無くてはならないものだと思いますが、動物を持つことが
ステータスになっているとか、人に勝るとも劣らない、人と比較して
大した優位性、能力の無いアンドロイドと言う、疑似科学失格の存在、
またそれを退治する警察官(だったかな)。こいつなんか模範的な、
昭和後期のおっさんどもが想像するかっこいい人(笑)そのままです。
こんなの古いアニメにもいましたよ。なんだったかなー。
生物と機械・人とアンドロイドの相違的な、中高生が書きそうな
テーマを昭和の香りで包んでこんがり焼いた3流SF小説です。

はっきり言って、おっさんどもはこのレビューに強い反発を抱くと
思いますが、こんなものに高レビューしている屑どもに何言われようと
後世の評価は変わりませんし、低質な事実に変わりません。
愛読者というか、そのなかのおっさんどもに限定して言えば人として
程度が低い。
こんなゴミを個人的に評価するのは勝手だが、蛆虫みたいに沢山いる
団塊ジュニアどもが勝手に勘違いして祭りたてて低レビューを
気持ち悪い醜顔で低評価してびびって消えていくのは止めてくださいね。
やっぱりおっさんは思慮も浅いし使えないゴミばっかですね。
おっさんはネットでも隔離するべきなんですよ。人として屑ですから。

ともかく、話題性で手にとってしまうおっさんではなく、純粋に
SF小説として評価した自分に憤りを感じてしまう屑は低評価を。
それ以外の人間は無視なりなんなりしてください。
自分はSFというシールを貼られた3流小説ではなく普通の
SF小説を読んでますから。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.121
(3pt)

人間はアンドロイドの夢を見るか

テクストを読み進めて行くうちに、アンドロイドがどんどん人間化して行くのに気づく。アンドロイドは味覚器官、アルコール陶酔器官、果ては快楽器官(性器)まで所有する。アンドロイドとの性交渉は禁止されているという説明つきでである。細部描写がサンエンティフィック・フィクションというカテゴリーをここまで破壊する強引な手だては、ひとえに読者にアンドロイドに対する共感を巻き起こしたい。これが作者のこの小説での眼目である。
 これがクローンであったら、カズオイシグロがNever let me go で描いたように“正統人間”からの共感は容易に得られやすく、不自然でもない。しかしアンドロイドは、チキン質の皮膚の下は、数万の機械と電子部品からなる無機質である。所詮は人間の作った「道具」である。
 しかしこの道具は人間との関わり方において、ハンナ・アレントが『人間の条件』で描く、仕事人の「道具」や労働者の「機械」の範囲をはるかに凌駕している。一方多神教世界では、道具に物神を見立ててこれを尊ぶ伝統的思想がある。ここでは、アンドロイドを人間の仲間に加えられるかどうかと言う人間のアイデンティティーに関わる問題が提起されているのである。アンドロイドが問題であるのではない。
 だが、その答え自身は物語中に提示されているといわなければならない。アンドロイドも人間も同じといった多神教的原始宗教解釈なら、そもそもこの小説を成り立たせる意味がないのである。リックもレッシュも実はアンドロイドであるといった超解釈は除外されなければならない。繰り返すが、ここはあくまで人間が主役であるのであって、精巧なロボットに対する人間のアイデンティティーの自明な強さが試されているのである。読者がここでアンドロイドに共感してしまえばリックは単なる殺し屋になってしまう。そういう読みは許されていないと悟るべきである。
 バウンティハンターのリック・デッカードは、レイチェルよりはルーバとの出会いでアンドロイドに感情移入してしまったと思われる。ルーバは『魔笛』を歌い、ムンクに感動する。ディックは 短編 James P. Crow で、ヒトの知性はロボットに及ばないが、ロボットにはない豊かな感情を持つ、と書いている。レイチェルも含め、登場するアンドロイドたちにはみな「豊かな感情」がある。ここも作者の仕掛けた罠である。
 リックがアンドロイドに対する「共感の危機」から離脱するためには、真正な動物を所有する必要がある。大型であればある程よい。大型動物の世話は手が掛かるが、狩猟人間のDNAが呼び覚ますものがある。動物を所有するための負債も、言及されていないが、アンドロイドには許されない極めて人間的なものであろう。多分ここには植民地人がアンドロイドを奴隷として一切の労働から解放され、時には「愛人」としている堕落への対抗心があるのだろう。
 イジドアも同じ。人間からは「スペシアル」とされ、一時はアンドロイドに「のけもの」同士の共感を感じ、彼等をかくまおうとする。しかしプリスがクモの脚を切るのを見て、有史以前からこの地球上であらゆる動物たちと共棲してきた人間のDNAの呼び覚ましが、捜査に来たリックに、アンドロイドが彼のアパートにいることを告げさせる。
 結局ヒトにあって、アンドロイドにないものは、あらゆる種との、それこそ百万年に及ぶ共存関係だと言うことになる。動物との相互共感関係は証明されないが、彼等にとっても人間は様々な様相を見せながらも未知の生物ではない。複雑な筋立てながら、小説は実はこんな簡単なことをいっているのである。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?―Do androids dream of electric sheep? (講談社ワールドブックス (7)) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか?―Do androids dream of electric sheep? (講談社ワールドブックス (7))より
4062614073
No.120
(2pt)

う〜ん。。。

タイトルと表紙に惹かれて購入。
原作に書かれていないのか、翻訳しきれていないのか、
私が読み切れていないのか、
期待したほど、大きなスケール感、偉大なるメッセージ、を受け取ることが出来ませんでした。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8U4EA
No.119
(2pt)

う〜ん。。。

タイトルと表紙に惹かれて購入。
原作に書かれていないのか、翻訳しきれていないのか、
私が読み切れていないのか、
期待したほど、大きなスケール感、偉大なるメッセージ、を受け取ることが出来ませんでした。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) Amazon書評・レビュー: アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295