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偶然世界(太陽クイズ)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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少し読みづらい感じがした 話は進むが展開と思考が追随していかない なんでだっけ?とか途中で引っかかって読み直したり コンセプトや骨格はさすがの大家、その内にハリウッド化されて面白く大化けするだろうと思わせる匂いがぷんぷんする PKディックって題名の付けかたが謎だ | ||||
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鬼才ディックの初期のSF長編。初期作品とはいえ、ディックらしさバリバリの内容だ。 冒頭から、現代とは大きく異なる原理に基づいた社会システムが描かれる。その根幹にあるのは偶然性、というもの。そこに恣意性をもたせようとするものは犯罪者扱いを受け・・・と、なかなかスゴイ世界観だ。 社会システムを描く話かと思って読み進めていくと、意外にとんでもないテクノロジーが絡んできて、さらにはそれが予想外の結末へとつながっていき・・・、と、全体ストーリーとしてはまぁちゃんとしたSF。想定外だが安心できる展開だったりする。 ともかく、この特異な世界観に身をゆだねることができるかどうか、それによって、この作品を読んでの受け止め方はかわるに違いない。まぁでもディック好きなら読んでおかねば、というところでしょうか。 | ||||
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1955年発表のフィリップ・K・ディックの記念すべき長編第一作。 生産の問題が解決され、消費の悩みを抱え始めた社会。西欧諸国ではありあまる物資や農産物が大量廃棄されていく。そしてランダムによる抽選制度が採用された。抽選に当たる事によって高価な製品が手に入れられる。そのことが庶民の人々に望みを与えた。やがて抽選の賞品は豪華になっていき、物品だけではなく権力や地位さえも対象となる。遂には最高権力者を無作為な抽選によって決める世界となったのだった。執政庁の最高権力者ベリックが突然失脚した。そう、ボトルと呼ばれる権力転位装置が作動し、無級者で初老の男カートライトが9惑星系60億の人々の中から選ばれた唯一の最高権力者となった。しかし、それと同時にカートライトは様々な刺客から命を狙われる身となったのだ。第一級位から最下位へ転落した前指導者ベリックは、カートライトの暗殺を狙って刺客第一号を放つ。テッド・ベントレイは、皮肉にもベリックに誓約を立てた瞬間に彼が失脚したことを知った。そしてベントレイは、カートライト暗殺のメンバーとして自分が選ばれたことに気付く。 ディックの処女長編作は実にアクションがいっぱい。そのアクション仕立てのストーリー展開はあまりにもスピーディで漫画チックにも感じる。ある日、普通の庶民が抽選制度によって最高権力者に選ばれてしまうという非常に興味をそそられる冒頭。一体その後どんな展開になるかと思いきや、ただの追っかけアクションが延々と続く単純プロット。でも、ハラハラドキドキのアクション描写には思わず引き込まれる。最高権力者の身辺はテレパシー能力をもったエスパー集団ががっちりガードしている。殺意を持った人物が近づけばその思念をすぐに察知して刺客を排除することが可能。しかし、ルール違反の暗殺アンドロイドが刺客として送り込まれ、鉄壁の壁のはずのガードが崩されていく。このアンドロイドの設定が、ディックの後の作品に登場するシュミラクラやレプリカントの原型であると読み取れることができる。暗殺者の追っかけプロットとは別に、未知の惑星を発見する為に無謀な宇宙探査に向かった狂信者集団の末路もストーリーに絡んできて、荒唐無稽だがなかなか贅沢な構成になっている。 | ||||
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ディックの長編第一作。 短編ばかり書いていたディックが初めて長編にとりかかった作品だけあって、 内容はディックが尊敬しているというヴァン・ヴォクトの「非Aの世界」 になんとなく似ている。 クイズ大会の点数で大統領の決まる未来、クイズ大会に参加した主人公は 大統領をめぐる陰謀にまきこまれていく。 大統領を決める奇妙なゲーム、脳の遠隔操作。 小道具はどことなく「非Aの世界」の焼き直しだ。 まだディックが独自の作風を確立する前の、ヴァン・ヴォクトの模倣 から作品を仕上げていた様子をうかがうことができる。 そういうディックを読みたいのならおすすめ。 そうでないのなら、無理に読むこともないありきたりな作品である。 ちなみに、ディックの短編「変数人間」はヴァン・ヴォクトの長編 「イシャーの武器店」にとてもよく似ている。 こちらの二つは、どちらも傑作でおすすめ。 | ||||
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