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アノニマス・コール
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アノニマス・コールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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誘拐事件の真犯人は一体?点がちょっとづつ結びついていくとき、意外な結末が。誘拐というテーマはありふれているものの、解決に至る道筋にキラリと光る展開が幾重にも張り巡らしてあり、最後まで興味深く読める作品。エピソード的なものがあると満点。 | ||||
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読み始めてすぐ、主人公の退廃的な生活に、前作のある小説かと思いました。でもそうではありませんでした。解説で示された「誘拐ミステリー」というジャンルが一般的なものかは分かりませんが、誘拐された梓ちゃんが見つかった時、ほっとした気持ちになれました。 謎が謎を呼んで、いろいろな推理が潰されて、でもそれらが解き明かされた快感は良い読後感となりました。ただこれだけのことをするには随分と大きな組織が必要な気がします。でも面白かったから、まぁ、いいか。 | ||||
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無理して展開を最後合わせた感があり、?マークが何度かありましたが、基本的に薬丸さんの作品は好きなのですーっと読めました。 | ||||
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複雑に絡み合う、登場人物、、中盤犯罪の黒幕が、わかったあたりから、加速して、グイグイ読ます。 | ||||
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薬丸岳は、全部、読んでいます。少年の犯罪などを読むと、読んだあと、すごく考えさせられる、思いテーマを巧妙に描き出す人だと思います。でも、今回は、誘拐がテーマ。ただただ、面白かった!ラスト一行まで、真実は分からない。薬丸岳を読みだすと眠れなくなります! | ||||
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誘拐の犯人は案外簡単に途中でわかってくる。ははーん、てなもんです。 けれど、黒幕とかその取り巻きについては最後までわかりませんでした。種明かしに納得ではあります。 けれど、本作は一種のハードボイルド小説として読んだ方が楽しめます。ただ、脇を固める、癖のある人物をもう少し特徴的に描けば良かったのになあ、とは思います。 あと、残念なことに、誤字脱字を2か所見つけてしまいました。校正と編集作業は、もっと緻密にやっていただきたいものです。 | ||||
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警察官仲間の不祥事を暴露したために、冤罪を被せられてしまった主人公。 警察を辞めさせられ、家族と別れ、世間から冷たい目で見られる不遇に耐えて静かに暮らしていたところに、 娘の誘拐の知らせが。 淡々と描かれている感じですが、拳銃は発砲されるわ、カーアクションはあるわ、骨折するわ、 とんでもないハードボイルドでした。 なぜ誘拐されたのか、犯人は誰か、事件の真相はなんなのか、はたして娘は助かるのか、 ミスリードされっぱなしでした。 こいつ悪役!と読んでいた敵方にもそれぞれ事情があり、ああ、こいつも戦っていたのかと思わされました。 もし裁判員になって、それぞれの量刑を考えるとしたら、どうするのか難しいところです。 | ||||
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凄く面白い。一気に読んでしまい、心地良い爽快感。眠れませんでしたけど。 | ||||
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薬丸さんの本は初めて読みました 冒頭のアノミマス・コール(匿名電話)の段階で引き込まれてしまいました 誘拐と敵と警察との攻防や 3年前に別れた家族や、裏社会の人物、工場との同僚との関わりが 物語の後半で加速度的に絡み合い、一体どう落ち着くのかと読み急ぎました 久しぶりに最初から最後まで楽しめたサスペンス小説でした | ||||
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薬丸岳、「天使のナイフ」を読んだときにうまい作家だなっと思って、ずっと読んできましたが、名手の域に達しましたね。 今回の作品は誘拐された娘を離縁した元夫婦、元夫が依頼した協力者、そして元警察の重鎮の父親、元夫の同僚の警察職員が様々な伏線の交わり、登場人物の会話の冥利、そして最後に分かる犯人と、展開が読めない、目まぐるしい展開の数々と読ませどこ一杯のミステリーに仕上がっってます。 少年法を題材にしたミステリーを得意としてきた作者、書き手としての幅がとても広くなり、より楽しみな作家になったことが嬉しいです。 | ||||
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主人公は三年前に見に覚えのない罪をきせられ退職に追い込まれた元刑事の朝倉。そのせいで離婚し今は派遣として工業で働く寂しい日々。そんな彼の元に娘を誘拐したという匿名電話(アノニマスコール)が。警察は頼れない。見方は、元探偵の岸田と3日前に知り合ったばかりの若者戸田の2人だけ。朝倉と元妻の奈緒美は最愛の娘を取り戻すため、正体のわからない敵との闘いを始める。 前半は展開が遅かったが、中盤から終盤にかけては息もつかせぬ展開で、ページをめくる手が止まらなかった。 407ページもの長編だが、さほど長さを感じさせず、なおかつ読後の満足感を得られるのはさすが薬丸さんだ。 映画化されたら面白いだろうなと思う。主人公はぜひ西島秀俊さんで。元妻の奈緒美役は松雪泰子さんあたりどうかな? | ||||
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エンターテイメントとして純粋に楽しめました!!!薬丸岳さんは大好きですが、こういう小説も たまには書いて欲しいですね! | ||||
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いつもながら、図書館で借り読み。 帯だけ見て、後は休日にと思ってましたが・・ページを捲ると・・やめられない。 結局、一気読みで睡眠不足。 いつもながらのスリリングな展開、読ませますね~薬丸さん。 ※「天空の蜂」東野さん作品、映画化されたそうですが、あのスケール感、映像化できたのかな。 | ||||
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とにかく面白かった!! 匿名電話(アノニマス・コールの意味)がきっかけとなって、3年前の<ある事件>が原因で警察をやめざるを得なかった元刑事が娘の救出を目指す。 犯人の目的も正体も警察の隠している謎もわからないことだらけで、そんな中でも娘のために奮闘する父親の疾走感たるや! 誘拐ものの王道をきっちり抑えながら、先を読ませない新機軸もあって素晴らしい。最後まで一気に楽しめました。 薬丸岳といえば”社会派”のイメージだけど、これは完全なエンタメ。 薬丸作品を読んだことがない人にはまずこれをオススメしたい。 | ||||
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2005年「天使のナイフ」でデビューした、薬丸岳さんの10周年記念作品です。 本作の主人公、朝倉真志は、3年前3年前、無実の罪で詰め腹を切らされ、警官をくびになり、 それが原因で妻、直美と別れ、娘の梓とも別居し、派遣労働者としてすさんだ生活を送っています。 ある日、真志の携帯に無言電話がかかってきて、いやな予感がし、元妻の奈緒美に電話し、梓の安否を尋ねますが、連絡がつかず、 間もなく、娘の誘拐を告げる匿名の電話(アノニマス・コール)がかかってきます。身代金は一千万円!! 過去の経緯、そして、事件の状況から警察を信用できない真志は、奈緒美に警察に連絡しないよう説得します。 しかし、1人ではこの事件に対応できないので、岸谷勇治、戸田純平を協力者として仲間に加えます。 やがて、犯人から指示を告げるアノニマス・コールが・・・・・・・・・。 いや、面白かったです!!導入部は少しかったるい感じがしましたが、それを過ぎれば後は一気呵成に読めました。 薬丸さんは、リーアム・ニーソンが主人公の「96時間」にインスパイア―されて本作を構想されたそうですが、 主人公のキャラクターの設定が申し分ありません。しかも、わきを固める岸谷、戸田のキャラクターがヒト癖もふた癖もあり、 これも中々魅力的です。サスペンスだけでなく、薬丸さんの作品にしては珍しくアクション・シーンも豊富で、 映像化すればかなり面白い作品になるだろうと思います。 そして、肝心のストーリーですが、二転三転して最後にはアッと驚く結末が!!・・・・・・・・ | ||||
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