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波に座る男たち
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波に座る男たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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愉快で不思議で苦いSF小説である。 テーマは鯨。いろいろ行き詰まった暴力団が、起死回生の策として鯨を密漁して売りさばくことを思いつく。そこに凄腕のスナイパーや、和歌山・太地の鯨取りの子孫などが加わり、洋上に乗り出したのはいいものの、過激な動物保護組織や台湾マフィアがあらわれ、3者入り乱れての冒険活劇となっていく。 ユーモアあり、アイデアあり、美食ありの楽しい話なのだが、それだけでは終わらないところがカジシンらしいところ。苦い余韻がどこまでも残る話であった。 | ||||
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梶尾真治氏のドタバタ系作品はあまり性に合わないと思っていたが、本書はなかなか楽しかった。現実にはありえないだろうという状況設定も、登場人物のとてもヤッチャンとは思えないのほほんとしたキャラクター設定もドタバタコメディなら問題なし!。捕鯨問題を扱った小説としての深みはあまり感じられないけどね。 | ||||
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ヤクザ組織の大場会の会長大場はヒューマニストです。任侠はやれて も暴力団にはなれず廃業。ふとしたことでクジラを食べた会長はこれ に魅了され、国際捕鯨委員会の発想などは日本の伝統文化を理解せぬ 外国人の理不尽な要求であるとし、天草で延縄漁船を改造していた 元捕鯨船を手に入れたこともあって密捕鯨を決心。大場会の組員も喜んで捕鯨組織に 参加。大場会の組織員以外にもアメリカ帰りの老スナイパー、美人の情婦、 板前、超過激環境保護団体、難病患者、台湾捕鯨マフィアなどが登場 しもうしっちゃかめっちゃかのドタバタ物語。 クジラと兵器についても若干触れられています。 | ||||
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