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矜持
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矜持の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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犯人が比較的分かりやすい。 しかし相変わらずのスリルと主人公の恐怖感がうまく表現されている。 満足のいく作品。 | ||||
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フェリックスは前作までで感じていたよりもずっと良い書き手だとわかった.本作は父の名前のある作品としては最終作であるが,いうまでもなくシリーズのヒーローであるシド・ハーレーへのすばらしいオマージュとなった.フェリックスの次作以降も読んでみたい.物語は良い意味で映画的で,ミステリー/サスペンスとしての緻密さの点で,特に準ヒロインの扱いにおいて完璧ではないものの,そんなことはさして気にならないほど娯楽性に富んでいる.D・クレイグかJ・ステイサムどちらかがオペル・ヴィータに無理なく乗車できるならどちらかの主演で映画化できるだろう.母親役にはヘレン・ミレンで.レースや調教のシーンが少ないので前作で気になった翻訳の違和感もなかった.但し英国の税制については(前作で巻頭にオッズ表を付けたくらいの親切さで)巻末に解説や註を掲載してもよかったのではないかと思う. | ||||
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英国陸軍大尉トマス・フォーサイスはアフガニスタンで片脚を失う。 失意の中実家に戻ったトマスは厩舎の競走馬が不審な負け方をし、やがて母が脅迫されている事実をつかむ。 母と厩舎を救うべくトマスは動き出すが… 競馬シリーズ最終作品。 正直、競馬シリーズ作品としては並のデキ、秀逸とはいいがたい。 しかし解説を読み、本を閉じ、もう最新作が読めないのだとおもうと残念の極み。 長年愉しませてもらった。 | ||||
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シリーズを 集めてます 美本を 入手することが出来 とてもうれしいです | ||||
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翻訳者の変更を経て、更には、親子での共著形態になっても、最後まで競馬シリーズは読む楽しみを与えてくれました。競馬シリーズはこの作品で打ち止めのようですが、私の読書歴の中でも、この作家は大きな位置を占めています。これからも、全シリーズを読み返す事でしょう。色々なレビュー評価があるようですが、私はこの作品で競馬シリーズの味わいをしっかり楽しませて貰いました。とても良かったです。 | ||||
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デイックフランシスの競馬シリーズは全巻読みました。初期のものは40年くらい前なので全巻2回読み返しました。2回目でも十分面白かったので今回の矜持もとても楽しみにしていましたが多分ほとんどは息子さんが書いたものとおもわれます。全体のプロットがすべての今までの競馬シリーズを踏襲していてさんざん痛めつけられた主人公が最後には相手をやっつけるとゆう筋書きを単純になぞった感じがぬぐわれません。 もしランクずけをすれば多分一番下ではないかと思います。それでもこれで最後だと思うと寂しい限りです。長い間本当に有り難うございなした。 | ||||
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最後の作品とは言え、現代社会を描く腕前は すごい冴えと思います。アフガン戦争は、直近の 事でも、日本では、負傷者も戦傷者も出ませんでした。 やはり、イギリスは国連軍で参加し、死傷者も出ての 撤退だったのだと痛感しました。 その中を、スコッチの名門酒造元と、競馬関連の お話は見事でした。 最後の大団円迄、少しの揺るぎも無く、姉も私も 至福の読書時間でした。殆ど全作を読ませて頂いて 今回が遺作となり、残念ですが、とても良い作品と 思いました。 | ||||
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これが父・ディック名義では最終作品となる。ほんとうに長い間、楽しませていただいてありがとうございました。毎年、年末から年始にかけて必ず新作を刊行してくれたので、とても安心して読むことができました。奥様、名訳者の死を乗り越えてここまで継続したことには、なにものにも代えがたい大きな大きな価値があります。 ストイックな主人公が家族の葛藤の中で、競馬界の事件に巻き込まれて、不屈の闘志で解決してゆくパターンは「偉大なるマンネリ」であることは否定しませんが、それぞれの主人公、職業、背景など思い出すだけで再読したくなるほど充実していました。 本作はストイックというよりはシニカルな印象が強い主人公ですが、いつの間にかその価値観、行動力、強い意志に引き込まれていつものように「一気読み」でした。もちろん、脱税や脅迫は解決しても、わざと負けた八百長はちっとも解決していない、とか流しの犯行はありえないのでミステリーとしては弱い部分も当然、浮かんでしまいますが、そんなツッコミどころを割り引いても「遺作」としての金字塔は光輝いています。 ある先輩が「ディック・フランシスのシリーズは敢えて読まずに残しておく。老後の楽しみのために。」といっていたが、それも正解だろうし、速攻読みと再読を繰り返すのもけして間違っていないと思います。 はたして息子、孫といったファミリーが今後、このシリーズを上手に継続できるのかは未知数だが、また来年の今頃、新作を探している自分がいると確信しています。 | ||||
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