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アンダーグラウンド・マーケット
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アンダーグラウンド・マーケットの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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不思議な雰囲気をまとわり付けている。 日本の下層社会と言うべきところの 言語的ダイバシティと格差にめげずに、 真面目に取り組もうとしている 若者。 巧、鎌田、恵の三人組。 仮想通貨とクラウド。 その流れと仕組み。 ふーむ。仮想通貨が 投機の対象になっていない。 狙いは、消費税の回避。なるほど。なんとなく、可愛い狙い。 現在の状況ならば、換金した時点で50%とられるからね。 仮想通貨のことがもう少し語られるかと思ったが 仮想通貨のドリーム共同体ということか。 助け合い。調定。 などコミュニティを守るためのルールが作られている。 | ||||
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少子高齢化による労働力の減少から税率アップと移民の増加が進んだ東京。 ここでは"N円"という仮想通貨が存在し、N円建てでの売買なら消費税を節税できることや、 移民が故国に送金する際に節税できることから徐々に広まり、現金とは違う地下経済圏が構築されつつある。 そんな世の中で地下経済圏で生きていく事を決意した若者を描いたストーリーです。 これだけを読むと、非合法な裏社会を仮想通貨を駆使して切り抜けるクライムサスペンス的な 雰囲気に感じてしまいますが(実際の所、僕は本書にそういった要素を求めていた) 実際は、現金を持ち歩く生活を辞めて仮想通貨しか使わない生活を始めましたみたいな雰囲気です。 舞台となる移民の増加と仮想通貨が使われるようになった東京の描写は 非常にリアリティがあり、5年後、10年後にこうなっていてもおかしくないと思えるものでした。 ただ、その舞台にたつ登場人物達が押し並べてうすっぺらい事が本書の評価を下げる要因になっています。 人物の掘り下げが浅く、ストーリーありきで作られた登場人物であり、人間として活きていないように感じられました。 登場人物の個性も記号的なものとしてしか扱われていないように感じられます。 リアルな東京で繰り広げられる仮想通貨をネタにしたラノベとして読むのが適切だと思います。 | ||||
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仮想通貨に興味があるため、この本を手にした。 時代設定も今から数年後であり、登場する新技術にどれも現実味があるところが良い。 仮想通貨はこれから普及していくであろうというのが、現時点の私の予想であるが、地下経済での普及という観点は欠如していた。 この点は大いに参考となった。 ストーリーが凡庸であることが残念。 仮想通貨の利用例や数年先の都心の様子を、小説仕立てで説明した本と割り切ると良いかもしれない。 | ||||
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