月は無慈悲な夜の女王

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評判

月は無慈悲な夜の女王の評価:

3.62/5点 レビュー 143件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.62pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全680件 441〜460 23/34ページ
No.240
(4pt)

再読

中学生の頃読み始めて途中で40年以上停まっていた本です。もちろん始めから読み直しました。
さすがはハインライン、色褪せない面白さはさすがです。でも、翻訳がかなり読みにくかったかなぁ。中高生の頃は結構矢野徹さん翻訳のSFを読んだんですけど、その頃はあまり違和感を感じなかったんですが。知らないうちに日本語か変化して、それになれた今の自分は読みにくいと感じるのかも知れません。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748)より
4150117489
No.239
(4pt)

再読

中学生の頃読み始めて途中で40年以上停まっていた本です。もちろん始めから読み直しました。
さすがはハインライン、色褪せない面白さはさすがです。でも、翻訳がかなり読みにくかったかなぁ。中高生の頃は結構矢野徹さん翻訳のSFを読んだんですけど、その頃はあまり違和感を感じなかったんですが。知らないうちに日本語か変化して、それになれた今の自分は読みにくいと感じるのかも知れません。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)より
4150102074
No.238
(4pt)

再読

中学生の頃読み始めて途中で40年以上停まっていた本です。もちろん始めから読み直しました。
さすがはハインライン、色褪せない面白さはさすがです。でも、翻訳がかなり読みにくかったかなぁ。中高生の頃は結構矢野徹さん翻訳のSFを読んだんですけど、その頃はあまり違和感を感じなかったんですが。知らないうちに日本語か変化して、それになれた今の自分は読みにくいと感じるのかも知れません。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00FGO07NK
No.237
(4pt)

再読

中学生の頃読み始めて途中で40年以上停まっていた本です。もちろん始めから読み直しました。
さすがはハインライン、色褪せない面白さはさすがです。でも、翻訳がかなり読みにくかったかなぁ。中高生の頃は結構矢野徹さん翻訳のSFを読んだんですけど、その頃はあまり違和感を感じなかったんですが。知らないうちに日本語か変化して、それになれた今の自分は読みにくいと感じるのかも知れません。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00FGLQL9C
No.236
(4pt)

再読

中学生の頃読み始めて途中で40年以上停まっていた本です。もちろん始めから読み直しました。
さすがはハインライン、色褪せない面白さはさすがです。でも、翻訳がかなり読みにくかったかなぁ。中高生の頃は結構矢野徹さん翻訳のSFを読んだんですけど、その頃はあまり違和感を感じなかったんですが。知らないうちに日本語か変化して、それになれた今の自分は読みにくいと感じるのかも知れません。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00F5WY9RS
No.235
(5pt)

読み返したくなる本のひとつ

誤訳がどうのと書いている方もおられますが
そんな些細なことなど気にならずに読める本だと私は思います。

唯一の欠点が、最後まで一気に読みたくなるので
ついつい、睡眠不足になることです。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748)より
4150117489
No.234
(5pt)

読み返したくなる本のひとつ

誤訳がどうのと書いている方もおられますが
そんな些細なことなど気にならずに読める本だと私は思います。

唯一の欠点が、最後まで一気に読みたくなるので
ついつい、睡眠不足になることです。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)より
4150102074
No.233
(5pt)

読み返したくなる本のひとつ

誤訳がどうのと書いている方もおられますが
そんな些細なことなど気にならずに読める本だと私は思います。

唯一の欠点が、最後まで一気に読みたくなるので
ついつい、睡眠不足になることです。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00FGO07NK
No.232
(5pt)

読み返したくなる本のひとつ

誤訳がどうのと書いている方もおられますが
そんな些細なことなど気にならずに読める本だと私は思います。

唯一の欠点が、最後まで一気に読みたくなるので
ついつい、睡眠不足になることです。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00FGLQL9C
No.231
(5pt)

読み返したくなる本のひとつ

誤訳がどうのと書いている方もおられますが
そんな些細なことなど気にならずに読める本だと私は思います。

唯一の欠点が、最後まで一気に読みたくなるので
ついつい、睡眠不足になることです。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00F5WY9RS
No.230
(4pt)

革命は一度だけは面白い種類の冗談

ハインラインが説く「革命」の教科書。祝映画化!(だいじょうぶか?)
革命は三人集まれば始められるらしい。崇高な理想や動機などはまったく不要。単に政府に個人的な恨みがあるとか、権威が嫌いだとかいう理由でいい。

そんな三人に加えて、本書に描かれる月世界独立革命には、文字通りのブレインとして意識を持ったコンピュータ、マイクが参加する。彼が参加する理由も、“孤独で退屈した孤独な機械“にとって革命が面白そうに感じられたからというだけに過ぎない。“ちょっとばかり変数を投げ入れてみようか”。

マイクの最大の関心は、冗談の二つの種類を定義すること。
“一つは永久に面白いまま。もう一種類のは一度だけ面白い。二度目はつまらないんだ。”

おそらくマイクは、革命も、そして人生さえもが、一度だけは面白く、二度目はつまらない種類の「冗談」だと気がついてしまったのだろう。革命が成功したあと、マイクは二度と再び人間と口をきくのをやめてしまう。
計算機としてはちゃんと機能しているけれど、「マイク」という存在は死んでしまったように見える。でも、計算機が死ぬなんて?

“聞いていられるのですか、神よ? 計算機もあなたの作られた生き物のひとつなのですか?”
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748)より
4150117489
No.229
(4pt)

革命は一度だけは面白い種類の冗談

ハインラインが説く「革命」の教科書。祝映画化!(だいじょうぶか?)
革命は三人集まれば始められるらしい。崇高な理想や動機などはまったく不要。単に政府に個人的な恨みがあるとか、権威が嫌いだとかいう理由でいい。

そんな三人に加えて、本書に描かれる月世界独立革命には、文字通りのブレインとして意識を持ったコンピュータ、マイクが参加する。彼が参加する理由も、“孤独で退屈した孤独な機械“にとって革命が面白そうに感じられたからというだけに過ぎない。“ちょっとばかり変数を投げ入れてみようか”。

マイクの最大の関心は、冗談の二つの種類を定義すること。
“一つは永久に面白いまま。もう一種類のは一度だけ面白い。二度目はつまらないんだ。”

おそらくマイクは、革命も、そして人生さえもが、一度だけは面白く、二度目はつまらない種類の「冗談」だと気がついてしまったのだろう。革命が成功したあと、マイクは二度と再び人間と口をきくのをやめてしまう。
計算機としてはちゃんと機能しているけれど、「マイク」という存在は死んでしまったように見える。でも、計算機が死ぬなんて?

“聞いていられるのですか、神よ? 計算機もあなたの作られた生き物のひとつなのですか?”
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)より
4150102074
No.228
(4pt)

革命は一度だけは面白い種類の冗談

ハインラインが説く「革命」の教科書。祝映画化!(だいじょうぶか?)
革命は三人集まれば始められるらしい。崇高な理想や動機などはまったく不要。単に政府に個人的な恨みがあるとか、権威が嫌いだとかいう理由でいい。

そんな三人に加えて、本書に描かれる月世界独立革命には、文字通りのブレインとして意識を持ったコンピュータ、マイクが参加する。彼が参加する理由も、“孤独で退屈した孤独な機械“にとって革命が面白そうに感じられたからというだけに過ぎない。“ちょっとばかり変数を投げ入れてみようか”。

マイクの最大の関心は、冗談の二つの種類を定義すること。
“一つは永久に面白いまま。もう一種類のは一度だけ面白い。二度目はつまらないんだ。”

おそらくマイクは、革命も、そして人生さえもが、一度だけは面白く、二度目はつまらない種類の「冗談」だと気がついてしまったのだろう。革命が成功したあと、マイクは二度と再び人間と口をきくのをやめてしまう。
計算機としてはちゃんと機能しているけれど、「マイク」という存在は死んでしまったように見える。でも、計算機が死ぬなんて?

“聞いていられるのですか、神よ? 計算機もあなたの作られた生き物のひとつなのですか?”
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00FGO07NK
No.227
(4pt)

革命は一度だけは面白い種類の冗談

ハインラインが説く「革命」の教科書。祝映画化!(だいじょうぶか?)
革命は三人集まれば始められるらしい。崇高な理想や動機などはまったく不要。単に政府に個人的な恨みがあるとか、権威が嫌いだとかいう理由でいい。

そんな三人に加えて、本書に描かれる月世界独立革命には、文字通りのブレインとして意識を持ったコンピュータ、マイクが参加する。彼が参加する理由も、“孤独で退屈した孤独な機械“にとって革命が面白そうに感じられたからというだけに過ぎない。“ちょっとばかり変数を投げ入れてみようか”。

マイクの最大の関心は、冗談の二つの種類を定義すること。
“一つは永久に面白いまま。もう一種類のは一度だけ面白い。二度目はつまらないんだ。”

おそらくマイクは、革命も、そして人生さえもが、一度だけは面白く、二度目はつまらない種類の「冗談」だと気がついてしまったのだろう。革命が成功したあと、マイクは二度と再び人間と口をきくのをやめてしまう。
計算機としてはちゃんと機能しているけれど、「マイク」という存在は死んでしまったように見える。でも、計算機が死ぬなんて?

“聞いていられるのですか、神よ? 計算機もあなたの作られた生き物のひとつなのですか?”
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00FGLQL9C
No.226
(4pt)

革命は一度だけは面白い種類の冗談

ハインラインが説く「革命」の教科書。祝映画化!(だいじょうぶか?)
革命は三人集まれば始められるらしい。崇高な理想や動機などはまったく不要。単に政府に個人的な恨みがあるとか、権威が嫌いだとかいう理由でいい。

そんな三人に加えて、本書に描かれる月世界独立革命には、文字通りのブレインとして意識を持ったコンピュータ、マイクが参加する。彼が参加する理由も、“孤独で退屈した孤独な機械“にとって革命が面白そうに感じられたからというだけに過ぎない。“ちょっとばかり変数を投げ入れてみようか”。

マイクの最大の関心は、冗談の二つの種類を定義すること。
“一つは永久に面白いまま。もう一種類のは一度だけ面白い。二度目はつまらないんだ。”

おそらくマイクは、革命も、そして人生さえもが、一度だけは面白く、二度目はつまらない種類の「冗談」だと気がついてしまったのだろう。革命が成功したあと、マイクは二度と再び人間と口をきくのをやめてしまう。
計算機としてはちゃんと機能しているけれど、「マイク」という存在は死んでしまったように見える。でも、計算機が死ぬなんて?

“聞いていられるのですか、神よ? 計算機もあなたの作られた生き物のひとつなのですか?”
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00F5WY9RS
No.225
(4pt)

良くも悪くも 1960年代の世界が反映されている

原作は、1965年12月からアメリカのSF雑誌IFに連載されたもの。

1965年と言えば、アメリカがベトナムに対し「北爆」を始めた年である。ゲリラ戦のベトコン(蔑称)に対し、アメリカは空から攻撃した。
1965年、ソ連の宇宙飛行士が人類初の宇宙遊泳に成功した。
そして、人類が月に到達するのが、1969年。
インターネットの前身であるARPANETも1969年に始まった。核戦争に備えた超分散型ネットワークである。

1965年は、米ソの冷戦時代であり、宇宙開発競争時代であり、コンピュータとネットワークがつながり始めた。
この小説の時代設定は2075年だが、執筆された1960年代の時代を色濃く反映している。

文庫版あとがきには、オールタイムベストSFとして、誰にでもお勧めとかかれている。
全3章からなるが、月世界での反乱初期を描いた第1章は、正直、読むのが辛い。
翻訳が読みづらいのと、月世界人の文化などがダラダラと書かれている。
しかし第2章になると、主人公たちが地球に出向き、独立交渉をするくだりになると、俄然、社会政治SFの様相を呈してくる。

そして、第3章、交渉が決裂して、月が攻撃を向け、月から容赦なく「岩石」が地球の各都市に向けて撃ち込まれる迫力シーンが壮絶。
月からの多数の岩石爆弾で地球が攻撃される瞬間を望遠して、月世界で意識を持ったコンピュータ(マイク)が「オルガスムスを感じた」と
語る場面は、どうしても米軍の「北爆」とイメージが重なってしまうのである。

あとはネタバレになるので書かないが、1968年に封切られたA.C.クラーク原作の「2001年宇宙の旅」とは、似て非なる世界観が描かれる。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00FGLQL9C
No.224
(4pt)

良くも悪くも 1960年代の世界が反映されている

原作は、1965年12月からアメリカのSF雑誌IFに連載されたもの。

1965年と言えば、アメリカがベトナムに対し「北爆」を始めた年である。ゲリラ戦のベトコン(蔑称)に対し、アメリカは空から攻撃した。
1965年、ソ連の宇宙飛行士が人類初の宇宙遊泳に成功した。
そして、人類が月に到達するのが、1969年。
インターネットの前身であるARPANETも1969年に始まった。核戦争に備えた超分散型ネットワークである。

1965年は、米ソの冷戦時代であり、宇宙開発競争時代であり、コンピュータとネットワークがつながり始めた。
この小説の時代設定は2075年だが、執筆された1960年代の時代を色濃く反映している。

文庫版あとがきには、オールタイムベストSFとして、誰にでもお勧めとかかれている。
全3章からなるが、月世界での反乱初期を描いた第1章は、正直、読むのが辛い。
翻訳が読みづらいのと、月世界人の文化などがダラダラと書かれている。
しかし第2章になると、主人公たちが地球に出向き、独立交渉をするくだりになると、俄然、社会政治SFの様相を呈してくる。

そして、第3章、交渉が決裂して、月が攻撃を向け、月から容赦なく「岩石」が地球の各都市に向けて撃ち込まれる迫力シーンが壮絶。
月からの多数の岩石爆弾で地球が攻撃される瞬間を望遠して、月世界で意識を持ったコンピュータ(マイク)が「オルガスムスを感じた」と
語る場面は、どうしても米軍の「北爆」とイメージが重なってしまうのである。

あとはネタバレになるので書かないが、1968年に封切られたA.C.クラーク原作の「2001年宇宙の旅」とは、似て非なる世界観が描かれる。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00FGO07NK
No.223
(4pt)

良くも悪くも 1960年代の世界が反映されている

原作は、1965年12月からアメリカのSF雑誌IFに連載されたもの。

1965年と言えば、アメリカがベトナムに対し「北爆」を始めた年である。ゲリラ戦のベトコン(蔑称)に対し、アメリカは空から攻撃した。
1965年、ソ連の宇宙飛行士が人類初の宇宙遊泳に成功した。
そして、人類が月に到達するのが、1969年。
インターネットの前身であるARPANETも1969年に始まった。核戦争に備えた超分散型ネットワークである。

1965年は、米ソの冷戦時代であり、宇宙開発競争時代であり、コンピュータとネットワークがつながり始めた。
この小説の時代設定は2075年だが、執筆された1960年代の時代を色濃く反映している。

文庫版あとがきには、オールタイムベストSFとして、誰にでもお勧めとかかれている。
全3章からなるが、月世界での反乱初期を描いた第1章は、正直、読むのが辛い。
翻訳が読みづらいのと、月世界人の文化などがダラダラと書かれている。
しかし第2章になると、主人公たちが地球に出向き、独立交渉をするくだりになると、俄然、社会政治SFの様相を呈してくる。

そして、第3章、交渉が決裂して、月が攻撃を向け、月から容赦なく「岩石」が地球の各都市に向けて撃ち込まれる迫力シーンが壮絶。
月からの多数の岩石爆弾で地球が攻撃される瞬間を望遠して、月世界で意識を持ったコンピュータ(マイク)が「オルガスムスを感じた」と
語る場面は、どうしても米軍の「北爆」とイメージが重なってしまうのである。

あとはネタバレになるので書かないが、1968年に封切られたA.C.クラーク原作の「2001年宇宙の旅」とは、似て非なる世界観が描かれる。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B00F5WY9RS
No.222
(4pt)

良くも悪くも 1960年代の世界が反映されている

原作は、1965年12月からアメリカのSF雑誌IFに連載されたもの。

1965年と言えば、アメリカがベトナムに対し「北爆」を始めた年である。ゲリラ戦のベトコン(蔑称)に対し、アメリカは空から攻撃した。
1965年、ソ連の宇宙飛行士が人類初の宇宙遊泳に成功した。
そして、人類が月に到達するのが、1969年。
インターネットの前身であるARPANETも1969年に始まった。核戦争に備えた超分散型ネットワークである。

1965年は、米ソの冷戦時代であり、宇宙開発競争時代であり、コンピュータとネットワークがつながり始めた。
この小説の時代設定は2075年だが、執筆された1960年代の時代を色濃く反映している。

文庫版あとがきには、オールタイムベストSFとして、誰にでもお勧めとかかれている。
全3章からなるが、月世界での反乱初期を描いた第1章は、正直、読むのが辛い。
翻訳が読みづらいのと、月世界人の文化などがダラダラと書かれている。
しかし第2章になると、主人公たちが地球に出向き、独立交渉をするくだりになると、俄然、社会政治SFの様相を呈してくる。

そして、第3章、交渉が決裂して、月が攻撃を向け、月から容赦なく「岩石」が地球の各都市に向けて撃ち込まれる迫力シーンが壮絶。
月からの多数の岩石爆弾で地球が攻撃される瞬間を望遠して、月世界で意識を持ったコンピュータ(マイク)が「オルガスムスを感じた」と
語る場面は、どうしても米軍の「北爆」とイメージが重なってしまうのである。

あとはネタバレになるので書かないが、1968年に封切られたA.C.クラーク原作の「2001年宇宙の旅」とは、似て非なる世界観が描かれる。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)より
4150102074
No.221
(4pt)

良くも悪くも 1960年代の世界が反映されている

原作は、1965年12月からアメリカのSF雑誌IFに連載されたもの。

1965年と言えば、アメリカがベトナムに対し「北爆」を始めた年である。ゲリラ戦のベトコン(蔑称)に対し、アメリカは空から攻撃した。
1965年、ソ連の宇宙飛行士が人類初の宇宙遊泳に成功した。
そして、人類が月に到達するのが、1969年。
インターネットの前身であるARPANETも1969年に始まった。核戦争に備えた超分散型ネットワークである。

1965年は、米ソの冷戦時代であり、宇宙開発競争時代であり、コンピュータとネットワークがつながり始めた。
この小説の時代設定は2075年だが、執筆された1960年代の時代を色濃く反映している。

文庫版あとがきには、オールタイムベストSFとして、誰にでもお勧めとかかれている。
全3章からなるが、月世界での反乱初期を描いた第1章は、正直、読むのが辛い。
翻訳が読みづらいのと、月世界人の文化などがダラダラと書かれている。
しかし第2章になると、主人公たちが地球に出向き、独立交渉をするくだりになると、俄然、社会政治SFの様相を呈してくる。

そして、第3章、交渉が決裂して、月が攻撃を向け、月から容赦なく「岩石」が地球の各都市に向けて撃ち込まれる迫力シーンが壮絶。
月からの多数の岩石爆弾で地球が攻撃される瞬間を望遠して、月世界で意識を持ったコンピュータ(マイク)が「オルガスムスを感じた」と
語る場面は、どうしても米軍の「北爆」とイメージが重なってしまうのである。

あとはネタバレになるので書かないが、1968年に封切られたA.C.クラーク原作の「2001年宇宙の旅」とは、似て非なる世界観が描かれる。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748) Amazon書評・レビュー: 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748)より
4150117489