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リライブ
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リライブの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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リライトからリライブまで3回通して読みましたが、まだ疑問点はあります。リライトだけで完結していたところ、続きを書くに従って、どんどん混乱が増したものを、何とかリライブで収めたというところでしょうか。書けば書くほど混乱を深めるというのは、全くタイプは違いますが、夢野久作先生のドグラ・マグラを連想させました。レビューでも賛否両論ですよね、ドグラ・マグラのように評価が定まるのには、時間がかかるかもしれませんね。でも何回も読んでしまったということは、私にとってそれだけ魅力があったということだと思います。個性的な物語を求める方にはお勧めかもしれません、私は好きです。 | ||||
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リライト→リビジョン→リアクト→リライブと4部作にはなってはいるが、4冊あわせて1冊の本だと考え、レビューはこの1冊にした。本来各巻ごとで評価するべきものだが、この4部作にはあてはまらない気がする。筒井氏の「時をかける少女」からはじまる連綿としたTV,映画も含めた「時をかける少女」に対する壮大なオマージュ作品としての完成形だと、自分は評価した。☆が5つではなく4つなのは、ちょっと後出しジャンケン的な展開が多かったと思わざるを得ないところがあったからだが、それを差し引いても実に読ませる出来だと思う。各作品で☆一つの評価をした方の気持ちもわからないではない、実に奇妙な読後感がある作品でもあった。だがこれだけは言えると思う。どの「時をかける少女」の中で一つでも好きなものがある方は、ぜひ読むべき作品だと思う。ちなみに自分は筒井氏の「時をかける少女」が好きである。 | ||||
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本商品の後書きや他の方のレビューでも言及されていますが、リライト,リビジョン,リアクトの前3作を 既読していることが前提の構成です。 リライトに関する種明かしは、かなりの部分がリアクトにおいて為されたと思っていますが(あくまで私見です) 本作は残された謎とリビジョン、リアクトにおいて新たに生じた謎の解明編といった位置づけです。 シリーズを通してキーパーソンであったにも関わらず、どこか人間味が薄くキャラクターというよりも 物語を進行させるガジェットのような感があった「保彦」がようやく一人のキャラとしての実体を持てたと思えたこと また、物語の結末を見届けて四部作を追い続けて良かったと思える出来栄えでした。 | ||||
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完璧な終焉を迎えたリライトから三年。一年に一冊ずつ出ていた時の四部作の完結編となる本作。 まず間違いなく、前三冊、リライト、リビジョン、リアクトは必読。読んでいなければ、内容は愚か、本作の面白さを1%すら理解できない。 それほどまでに内容は複雑で、時系列やイベントが入り乱れており、完璧に理解したければ、ペンとメモ用紙を用意して、一作目から順にイベントを書き記しながら、読み進める必要がある。 あまりにも複雑だったためか、解説の佐々木敦氏すらも、難解である、と書いている。 しかしながら、そうした読みにくさを踏まえたうえでも、本作は読むべき名作であると思う。 これまで読んでいなかった人はリライトから順に、 途中で読むのをやめてしまった人は、もう一度順に、 今まで順番に読んでいた人も、もう一度初めから順番に、 初めから、彼と彼女の物語をさかのぼることをおすすめしたい。 きっとその果てに、この物語の素晴らしさを見ることができると思う。 そう、全てはあの、完璧な春の日のために。 | ||||
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