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リライブ
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リライブの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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4巻全部読んでみて、色々とわちゃわちゃしてるなぁと思った。一巻あたりではタイムリープの流れ的によくある展開を外してきてて、ゾクリとする瞬間がいくつかあったが以降は説明のための説明になってる印象を受けてしまった。 | ||||
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リライトからリライブまで3回通して読みましたが、まだ疑問点はあります。リライトだけで完結していたところ、続きを書くに従って、どんどん混乱が増したものを、何とかリライブで収めたというところでしょうか。書けば書くほど混乱を深めるというのは、全くタイプは違いますが、夢野久作先生のドグラ・マグラを連想させました。レビューでも賛否両論ですよね、ドグラ・マグラのように評価が定まるのには、時間がかかるかもしれませんね。でも何回も読んでしまったということは、私にとってそれだけ魅力があったということだと思います。個性的な物語を求める方にはお勧めかもしれません、私は好きです。 | ||||
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こんな本がハヤカワから出るとは・・・・ まあ、フシギ系だと思えば、需要はあるのかもしれませんが。 SFだと思って手に取ってしまった自分がばかでした。 リライトは破綻しながらもそこそこ面白かったので、あとの3冊を まとめ買いしてしまいました。リビジョンでさっそく激しく後悔。 それでも、最後まで読めば解決するのかもと期待して、我慢して 何とか読了。メモを取り、図を書きながら読んだ時間と労力は 無駄でした。時間SFファンは絶対読んではいけません。 なんとなくぼんやり読めば、収束したように思えるかもしれませんが、 ちゃんと読めばむしろ発散してしまっています(「崩壊」の方が適切 かも)。「書いてしまったものを書かなかったことにはできない」 のに、それを何とかごまかそうとしているのだから当然でしょう。 ご都合主義、後出しのオンパレードです。「はあ?」の連続です。 それを、ある人物からの手紙という形で延々と読まされるのですから。 もはや、「物語」を書くことすら放棄してしまった作者の言い訳を 聞いているようでした。 文章力も乏しく、安易なフレーズの多用、くだらない洒落やこじつけの 言葉遊び、無意味な改行、奇をてらったたくさんの空白行なども相まって、 高校生の同人誌を読んでるような印象でした。こんなものを人前に 出せる作者の頭の中はどうなっているのかと思ってしまいました。 日本語がおかしいところもたくさんあって、編集者の能力も疑います。 というより、実績の無い著者に書きおろしを書かせ、ろくに内容を チェックもせず出版してしまった編集者の責任は重いと思います。 ここ十数年で読んだ1000冊ほどの本の中で、リビジョン、リアクト、 リライブは堂々のワースト3です。 | ||||
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前三冊に書かれているレビュー評価は、良い面も悪い面も多くがこの第四巻にも適応できます。 本シリーズを分類分けするならば、SFでもミステリーでもなくセカイ系でしょう。(リライトでも同じ評価をした方がいらっしゃいますね) SFやミステリーとして緻密な論理性を求める読者にとっては 都合の良すぎるタイムパラドックスや後出し設定の多さに耐えられないでしょう。 如何にも引用して欲しそうな台詞が作中にあるので引用してしまいますが > 酒井君「ルールも手駒もわかってないゲームなんて、解けるわけねーじゃねえか」 ということです。 セカイ系して読めば、リライトの後味の悪さやリアクトでの雨宮さんの別人っぷりなど良いのでは?私は結構好きです。 リビジョンは個人的に全くダメでしたが。 さて本書ですが、ほぼ全編に渡って前三冊の設定お披露目大会です。 しかし語り口の問題もあり、私には作者による言い訳・自己弁護にしか見えませんでした。 タイムパラドックスの問題についても、一見終息したように見えて実は混乱が広がっているように思えます。 このシリーズの設定からすると、人類が初めから存在しなかったことになる所まで行きつけそうです。 リライトが好きな人も嫌いな人も、続きは読まずにいるのが正解だったのではないでしょうか。 | ||||
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4作全てが1つの世界に内包されている、というよりは次々に世界を貼り付けているような印象。個人的には、四季(shiki)の使い方が無理矢理に感じる。四季は収斂されているが、「時」そのものはカオスのままでアンバランス。綺麗にみせようとしているが、効果は薄い。確かに四季感は好きなのだが。 | ||||
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リライト→リビジョン→リアクト→リライブと4部作にはなってはいるが、4冊あわせて1冊の本だと考え、レビューはこの1冊にした。本来各巻ごとで評価するべきものだが、この4部作にはあてはまらない気がする。筒井氏の「時をかける少女」からはじまる連綿としたTV,映画も含めた「時をかける少女」に対する壮大なオマージュ作品としての完成形だと、自分は評価した。☆が5つではなく4つなのは、ちょっと後出しジャンケン的な展開が多かったと思わざるを得ないところがあったからだが、それを差し引いても実に読ませる出来だと思う。各作品で☆一つの評価をした方の気持ちもわからないではない、実に奇妙な読後感がある作品でもあった。だがこれだけは言えると思う。どの「時をかける少女」の中で一つでも好きなものがある方は、ぜひ読むべき作品だと思う。ちなみに自分は筒井氏の「時をかける少女」が好きである。 | ||||
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本商品の後書きや他の方のレビューでも言及されていますが、リライト,リビジョン,リアクトの前3作を 既読していることが前提の構成です。 リライトに関する種明かしは、かなりの部分がリアクトにおいて為されたと思っていますが(あくまで私見です) 本作は残された謎とリビジョン、リアクトにおいて新たに生じた謎の解明編といった位置づけです。 シリーズを通してキーパーソンであったにも関わらず、どこか人間味が薄くキャラクターというよりも 物語を進行させるガジェットのような感があった「保彦」がようやく一人のキャラとしての実体を持てたと思えたこと また、物語の結末を見届けて四部作を追い続けて良かったと思える出来栄えでした。 | ||||
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完璧な終焉を迎えたリライトから三年。一年に一冊ずつ出ていた時の四部作の完結編となる本作。 まず間違いなく、前三冊、リライト、リビジョン、リアクトは必読。読んでいなければ、内容は愚か、本作の面白さを1%すら理解できない。 それほどまでに内容は複雑で、時系列やイベントが入り乱れており、完璧に理解したければ、ペンとメモ用紙を用意して、一作目から順にイベントを書き記しながら、読み進める必要がある。 あまりにも複雑だったためか、解説の佐々木敦氏すらも、難解である、と書いている。 しかしながら、そうした読みにくさを踏まえたうえでも、本作は読むべき名作であると思う。 これまで読んでいなかった人はリライトから順に、 途中で読むのをやめてしまった人は、もう一度順に、 今まで順番に読んでいた人も、もう一度初めから順番に、 初めから、彼と彼女の物語をさかのぼることをおすすめしたい。 きっとその果てに、この物語の素晴らしさを見ることができると思う。 そう、全てはあの、完璧な春の日のために。 | ||||
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