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その腕に抱かれて



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【この小説が収録されている参考書籍】
その腕に抱かれて (集英社文庫)

その腕に抱かれての評価: 4.33/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

フレンチ・シルク

有名な新興宗教の教祖がホテルのベットで殺害されるという大事件の担当を任された地方検事補のヒーローは、第一容疑者ともいえるヒロインを尋問することに。
被害者から「卑猥な下着を売っている」と糾弾されている下着会社の社長であるヒロインは殺しの動機は十分あり、しかも彼女の言葉には嘘が見え隠れして容疑はますます高まります。
しかし、ヒーローはヒロインに惹かれているために殺人犯として起訴したくない思いに駆られています。

職務と愛情の板ばさみになって苦悩するヒーローの切ない気持ちが読み応えある良作でした。
またロマンスだけでなく、サスペンスもなかなか犯人が特定できないところが面白かったですし、黒魔術なんかも出てきてちょっぴりホラー要素もあります。
色々なものが詰まっているおいしい作品なので、ロマンスだけじゃ・・・という方に特におススメです。
その腕に抱かれて (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:その腕に抱かれて (集英社文庫)より
4087603415
No.1:
(5pt)

ブラウンの面白さ

最初は敵対し、あるいは反感を持ちながら、美しい女主人公と
男っぽいハンサムな男性とが惹かれ合い、お互いが葛藤に悩み、
何かの事件に巻き込まれていき、やがてそれが2転3転・・・・
と、基本は似たような人物、状況設定で成り立っているブラウン作品。
結局、この作者は同じ手法を使った中で、
それぞれの作品を全く別のものに仕上げてしまう、
類まれな才能の持ち主、ということなのかもしれない。
なおかつ、本書『その腕に抱かれて』は、
舞台をニューオリンズに移したせいもあるのかもしれないが、
主人公をはじめ、脇を固める登場人物たちも、背景も、
いつになく描写が繊細な気がする。
基本的な設定は定石どおりとはいえ、実に面白い。
ブラウンの著書の中でも、トップクラスの面白さだと思う。
その腕に抱かれて (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:その腕に抱かれて (集英社文庫)より
4087603415

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