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学生街の殺人
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学生街の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 41~45 3/3ページ
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東野圭吾の4作目は、2作目の『卒業』の姉妹編のような作品です。『卒業』に出てきた大学の周辺が今作でも舞台になっています。大学の正門の位置が変わった為に旧来の学生街がさびれ、新たな正門の周囲に新学生街ができるのですが、『卒業』は新学生街を舞台としており、『学生街の殺人』は廃れつつある旧学生街を舞台にしています。主人公も、『卒業』では就職を控えた大学生だったのに対し、今作では卒業したものの定職につかずブラブラしているフリーターです。この2作の設定はまるでコインの裏表のようです。 これまでのところ、東野圭吾は4作連続で密室トリックを用いています。今作の密室はマンションのエレベーターを用いたもの。被害者はエレベーターの上昇中にその中で殺されたと思われます。犯人がそこから逃げるには階段で下りるしかないはずなのですが、目撃者が1階から最上階まで階段を上る最中だったにもかかわらず、すれ違わないという謎が描かれています。真相の発覚と共に、被害者の本当の気持ちが主人公にわかってしまうところがなんとも切ないですね。 | ||||
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初期の学園物の一つで、やや長編。こちらも東野作品の例にもれず、最後まで一気におもしろく読めるが、個々の人物描写がやや表面的になってしまったような気がする。とはいえ、2重3重のしかけもあり、読み応えは十分。 | ||||
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事件は片付いたのかな、と思わせといてまだその裏に謎が隠されている。殺人のトリックより謎の解明にどう辿り着くのか気になって、1日で読み終えてしまった。 人間、知らない方がいいこともあるんだろうけど、その一部でも知ってしまったなら、やっぱり解決せずにはいられないんだろう。大きな過ちを犯してしまったとしても、そこから目をそらさずにつぐなう気持ちを宝にして。。。という主人公の父親の言葉が印象に残った。 | ||||
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東野の作品としてはトリック・人物造型(特に犯人)は成功していないと思う。しかし構成は宮部みゆきのようなところもあり、気に入っている。 | ||||
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ジトジトと不気味な雰囲気を保ちながら、ビリヤードと青年の微妙な心理の動きを上手く扱い、最後まで謎を残しながら一気に読ませる。最初の地味な犯罪からだんだん話しが大きくなっていくのはついていけないと思う事もあるが、そういうこともあるかも知れない・・・と思い始めると・・・怖い | ||||
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