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予知夢



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【この小説が収録されている参考書籍】
予知夢
予知夢 (文春文庫)

予知夢の評価: 3.84/5点 レビュー 100件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.84pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全72件 41~60 3/4ページ
No.32:
(4pt)

続編も楽しい♪

「探偵ガリレオ」に引き続きこちらも読んでみました。
こちらの作品からもドラマ化されたものが多かったですね。
また、ガリレオ先生が以前より積極的に捜査に参加している気がするのは気のせいでしょうか(笑)?
このシリーズが長く続くといいなぁ・・・なんて考えてしまいます。
予知夢Amazon書評・レビュー:予知夢より
4163192905
No.31:
(4pt)

科学をベースにした推理小説

前作「探偵ガリレオ」に引き続き読みました。
内容は前作よりも推理的な部分が多くなっており、推理小説の色が濃くなってきているように感じました。
湯川助教授の推理力がかなり向上しているように感じました。
やや科学的な部分が少なくなってきたような気がして多少残念です。
前作と同じようにテレビで見たときとは違う印象を受け、2度楽しめたという感じがします。
予知夢Amazon書評・レビュー:予知夢より
4163192905
No.30:
(5pt)

名探偵湯川

ガリレオのあだ名を持つ物理学者湯川がさまざまな難事件をその知識と論理的思考力を駆使して解決してゆくシリーズの第2弾。
「探偵ガリレオ」はドラマ化されるずっと以前に読んでいたが、この本はドラマが終わった後に読んだ。原作と違い、ドラマには多少のアレンジがされている。湯川のところに事件を持ってくる刑事は男から女になり、湯川の推理シーンでは一心不乱に数式を書きなぐるという設定が加えられている。原作は男ばかりで色気がないので、刑事を女にしたのは分かる。しかし、数式を書きなぐる場面は、はっきりいってしらけてしまった。科学的なトリックを解くときに数式を書くのはまだ分かるが、この本に収録されている「夢想る」のように、事件の真相がまったく科学とは関係ない時まで数式を書き散らすのにはついていけなかった。すでに原作を読んで、湯川のイメージが出来上がっていたので、よけいに数式を書くシーンが気になった。まあ、ああいうアレンジはテレビ的ではあるし、原作を読んでいなければ楽しめたと思うのだが。
このシリーズらしく、よく考えられたトリック、理系の専門知識、湯川のあざやかな推理によって事件は解決していく。一見ありえない現象を科学を切り口として解き明かしていくのがこのシリーズの読みどころ。この本でも、それは見事に継承されている。東野作品には当たりはずれが少なく、安心して読める。これからも、このガリレオシリーズを書き続けてほしいものである。
予知夢Amazon書評・レビュー:予知夢より
4163192905
No.29:
(5pt)

面白かった

謎を解く過程が大変面白かった。ただ、ナトリウムで水柱が立つほど爆発しないとは思うが…
予知夢Amazon書評・レビュー:予知夢より
4163192905
No.28:
(5pt)

面白い!

東野さんの作品は、どれを読んでも面白いです。
スラスラ読めちゃいます。
この本は一応繋がりはありますが、5話に分かれた短編なので、サラッと読めちゃいます。
著者が理系出身だけあって、トリックも理系っぽくて、さすがだなと思います。
まだ『探偵ガリレオ』を読んでいないのですが、読んでなくても違和感なく読めます。
と言うか、これが2作目であることは知りませんでした。
これってあの有名ドラマの原作なんでしょうか?
予知夢Amazon書評・レビュー:予知夢より
4163192905
No.27:
(4pt)

原作には原作の味が

『探偵ガリレオ』シリーズの二作目。ミステリー・マニアの間ではすでにトリックは出尽くしたと言われているらしいのだが、最新の科学の成果を絡めていくとどんどん新しいトリックが可能になる。科学ミステリーは、もしかするとミステリーの救世主になるかも。
 ドラマの湯川準教授はすぐに「面白い。実に面白い」と食い付きが早いが、原作の湯川はずっと冷めている。「それは単なる偶然だろう」などと、ごく常識的な推理をする。名探偵の湯川の第一観と俗物の部長刑事の推理がたいてい一致するというところも、ドラマにはない愛嬌がある。
 シリーズがずっと続いてくれることを祈る。
予知夢Amazon書評・レビュー:予知夢より
4163192905
No.26:
(4pt)

シンプルさがいいです。

事件にまつわる不思議な事件をかかえて
刑事・草薙が友人の科学者・湯川を訪ねる。
湯川の手によって、一見怪奇現象に思われたできごとが
科学的に解明される、短編連作推理小説、第二作。
五作いり。
大きな賞をとる以前の東野圭吾作品に多い、
シンプルな推理小説の形を取っています。
草薙刑事と湯川というコンビが安定していて
落ち着いて推理内容を楽しめます。
こういうスタイルの小説のほうが好きなので
続編、待望です。
予知夢Amazon書評・レビュー:予知夢より
4163192905
No.25:
(4pt)

真実を見通す力は超能力にあらず、論理的な考察力にあり

『ガリレオ探偵』の続編。超常現象とも思える奇妙な事件を、刑事の友人である物理学者が論理的に解決する推理小説。一話が50ページ前後の短編で構成される。本書の特徴は、一見単純な事件のウラに潜む真実を見逃すな、ということのよう。
人の世に起こる不思議なことは単純な事象の積み重ねであることが多く、複合的に考えると理解困難なことが多い。しかし、理解困難なことに対してあっさりと思考をあきらめてしまうと、真実を見通すことができなくなってしまう。そのような思考停止をした者の逃げ道がオカルトである。予知夢が確率論で語れる点についての具体的な考証は本書でも紹介されているが、『誰かのことを考えた5分以内にその人が死ぬ(虫の知らせ)』という偶然は1年間で日本だけでも数千件は起こっているし、ユリ・ゲラーの壊れた時計を直す超能力のトリックも確率論で簡単に暴かれたことは有名である。思考の短絡化は、稚拙なコールドリーディングを背後霊の言葉と信じ込んでしまったり、エスカレートするとテロと無関係な国への戦争を神の名の下に正当化したりする。
本書が前作と比較して進化している点は、短絡的思考の矛先を不思議現象のみに向けただけではなく、たとえ不審な点があってもそれを無視し、事件そのものを単純視して片付けようとする安易な姿勢に対しても向けている点である。警察の捜査やマスコミ報道には、最初から事件の犯人を決めつけたような行動がしばしば見られるが、もちろんその通りであることもあるにせよ、事実をひとつずつ積み重ねて真実を導く姿勢が重要である。
著者のメッセージは『思考停止するな』だ。各話には伏線が多めにちりばめられていて、読んでる間になんとなく結末が見えることも多いが、それでも十分楽しめたし、あっという間に読み終えた。本書に対して低い評価をする者は、予知夢などを否定されて不満に思うような読者のような気がする。中学生以上であれば十分読める内容であり、若い者には是非勧めたいし、本書をきっかけに、安斎育郎氏や菊池聡氏の教養書に発展してほしいと感じる。個人的には、各話とも種明かし前にトリックがほぼわかってしまったので星4つまでの評価。
予知夢Amazon書評・レビュー:予知夢より
4163192905
No.24:
(4pt)

ドラマの原作ですが・・・

 福山雅治主演ドラマの原作ですが、ドラマは本書をかなり脚色して有るので、本書を読んでいると、ワクワク間が倍増しました。
 もちろん、ドラマを見終わった後に本書を読んで、ガリレオになりきって別視点から事件を解決していくのもOK!
予知夢Amazon書評・レビュー:予知夢より
4163192905
No.23:
(4pt)

『探偵ガリレオ』と比べると・・・

 テイストは同じですが、個々の短編の終わり方に異なった印象をうけました。読者に後味を想像させる余地をもたせると言いますか、余韻の残る終わり方をしていたのではないかと思います。それが人によって、違った印象を与えることになるのだと思いますが、私はこちらの方が心地よい後読感を味わうことが出来ました。前作同様とても面白かった。
 東野氏の作品は、巻末の解説にも記されている通り、「科学」という言葉抜きには語れないのだと思います。素人には踏み込めぬ領域の科学的知識が、うまく機能しながら―その科学的な根拠が私には現実のものなのかということすらわかりませんが―物語が展開してゆく様は見事としか良いようがありません。
 本書の他にも東野氏の作品には多くの科学的要素が取り入れられており、『白夜行』、『秘密』などとは違ったテイストが楽しめるのも、東野氏の凄さだと思いました。
 ドラマでは福山雅治さんがガリレオこと湯川教授を演じていますが、本来のイメージは佐野史郎だそうです。ドラマではイメージが多少違いますが、ドラマを面白いと思える方ならば、本書を読んでも、それ以上に楽しめると思います。一見の価値ありです。
予知夢Amazon書評・レビュー:予知夢より
4163192905
No.22:
(5pt)

またまたまたの東野さん、、、

 ミステリは種をあかすことができないので、お読みになっていないかたには
どーーもーーすみませーーん。
とくに、よかったので、わたしの口からレビュアーなのに宣伝しかできません。
まーよくある子供の頃の憧れが現実味をおびてきて事件はおきます。
 湯川先生はまためがねに手をかけて方程式なんかで、実験みたいなもので
といてゆきます。それは前作とおなじですよね。TVとちがいますので草薙さん相手で
だからといって、こおちゃんがいなくてもたのしめる。
 でも、湯川さんのプライバシーのぞいてみたくなりました。
TVと比べて読むのもいいかもですが、TV終わってから読んだ方が
よりたのしめます。
 どうか本買って湯川助教授の動向をたのしんでください。
予知夢Amazon書評・レビュー:予知夢より
4163192905
No.21:
(4pt)

「しかけ」はともかく、

「探偵ガリレオ」に比べると、登場人物の心理面がよりドラマチックになっていて、文系人間には本書のほうが満足度が高いのでは?
トリックの仕組みは、文章で書かれてもよくわからない部分もあって、「これはテレビで確認するしかないか」と読み飛ばした章もありました。
ドラマでは3話で早速本書から「騒霊ぐ(さわぐ)」が登場するとか。皆さん、急いで2冊を読破しましょう。
予知夢Amazon書評・レビュー:予知夢より
4163192905
No.20:
(4pt)

ぜひ、探偵ガリレオとセットで

「探偵ガリレオ」の続編。
科学的な現象で事件を解決していく手法は前作と変わりませんが、トリックが複雑化し且つ各章の最後は読者の想像に委ねる部分が増えてきています。
各章1話完結となっているので本書だけ読み通すこともできますが、現在放送中のドラマ「ガリレオ」はこの作品からも採られているので、ぜひ「探偵ガリレオ」とセットでの購入をおススメします。
予知夢Amazon書評・レビュー:予知夢より
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No.19:
(4pt)

より分かりやすく、より面白く

科学がオカルトを凌駕するというか、視点を変えることで物事を解決していく点ではとても面白い。後半に行くほど、心に訴える内容になってくる。ドラマは順番をムシして進むだけに残念な気持ちになる。
予知夢Amazon書評・レビュー:予知夢より
4163192905
No.18:
(4pt)

普通のミステリーに近くなった

 探偵ガリレオシリーズの第2短編集。
 第1短編集の『探偵ガリレオ』は、レーザー光線、衝撃波、超音波、光の屈折…と物理学者・湯川学の活躍の場に事欠かない題材だったが(必ずしも物理学とは関係なかったかもしれないが)、第2作の『予知夢』はちょっと違う感じ。
 表題作とも言うべき「夢想る(ゆめみる)」にしても、真相は確かに驚くような話ではあるのだが、科学とはあまり関係がない。偶然が生んだ一種の心理トリックで、物理学者でなくても、推理力のある探偵なら解明できる謎だろう。
 幽霊?ネタの「霊視る(みえる)」も、中心はアリバイトリックだしね。全体的に普通のミステリーの範囲内の話が多く、物理学者が主人公である必然性が薄くなったような気はする。
 まあ、「ポルターガイスト」の原因を突き止める「騒霊ぐ(さわぐ)」のように、科学ネタも消えてしまったわけではないし、東野圭吾の話術の確かさで、一つずつの話が楽しく読めるのは間違いないけれど。
 第3作で長編の『容疑者Xの献身』は、いくら面白くても、さらにシリーズ本来の楽しさから離れた作品だし、今後もこのシリーズが続くなら、第1作の原点に戻ってほしいと、ファンとしては思うのだが。
予知夢Amazon書評・レビュー:予知夢より
4163192905
No.17:
(5pt)

読み出すと止まらない

警察が解けないオカルト的な事件でも、ガリレオこと湯川助教授にかかれば科学的に立証されてしまう。メインの主人公は草薙刑事(殺人課)だと思うのですが、湯川の前では無知なイメージがついてしまう。これは探偵物の刑事の悲しい宿命か。それでも草薙は不可解な難事件を解決すべく、理工学部物理学科第十三研究室のドアを開ける。
今回も事件には予知夢や幽霊といったオカルト的な出来事が起こっている。短編なだけに少し読み進めれば犯人が誰かわかってしまうが、内容は短編ミステリとしては面白いと思う。読み出せば一気に読めてしまうが、一気に読めるのは面白い証拠なのでは?
ガリレオシリーズの続編は長編ミステリなので、そちらも読みたくなった。長編で草薙と湯川の活躍が楽しみです。
予知夢Amazon書評・レビュー:予知夢より
4163192905
No.16:
(4pt)

オカルトとミステリ

本書のキーワードは、オカルトとミステリである。各章の概略を紹介します。
第一章:夢想る
幽体離脱を題材にしたミステリ。キーワードはモリサキレミであろう。殺された坂木は、モリサキレミに関する夢に操られていたのであろう。
第二章:霊視る
心霊写真を題材にしたミステリ。幽霊騒ぎと事件がどう関係するかがポイントか。
第三章:騒霊る
ポルダーガイスト(騒がしい霊)を題材にしたミステリ。原因は、共振現象のいたずらなのではないか。家の真下のマンホールに何らかの振動が加わったからだ。
第四章:絞殺る
結局、科学を駆使して矢島忠昭が自殺をした。それに、奥さんの貴子はどう絡んでいるのか?火の玉とミステリの関係は?
第五章:予知る
予知夢を題材にしたミステリ。ダブル不倫と欲情によって殺人が行われた。ポイントは富由子と峰村の関係なのかも
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4163192905
No.15:
(4pt)

科学とミステリの融合

刑事・草薙と物理学者・湯川が奇妙な事件に挑むミステリ作品である。奇妙な事件を物理学者・湯川に相談しに行く、刑事・草薙。刑事・草薙が持ち込んだ事件に科学的解釈を与える役割を担う物理学者・湯川。なかなかの名コンビである。
本書の面白いところは、“ミステリ”に“科学”を持ち込んだところである。物理学者・湯川の手にかかると、「何の変哲も無い事件?」,「単なる偶然が重なった事件?」と思わせる事件に、科学的な解釈が与えられ、事件の真相に迫っていく。この科学的な解釈が与えられていく様は、「なるほどそういうことだったのか!」と思わず納得である。
“ミステリ”に“科学”を持ち込むあたりは、元エンジニア・東野圭吾らしく興味深いところである。湯川という名前も、ノーベル物理学賞受賞者・湯川秀樹を意識したものなのだろう。このように様々なところから、東野圭吾が持つ独特の世界観を感じることができる。
本書は全260ページほどで、全部で五つの事件が収録されている。短時間で手軽に読めるのも良い。自信を持ってお勧めできる一冊である。
予知夢Amazon書評・レビュー:予知夢より
4163192905
No.14:
(4pt)

ハウダニット

ガリレオシリーズの第2弾。
「探偵ガリレオ」が出たときは、まさかシリーズ化するとは思いもよらず、そのシリーズで、東野圭吾がようやく直木賞にたどり着くとは、まるっきり予想できませんでした。
ミステリの短編集はこうあって欲しい、と思えるような作品です。
短編の中に、超常現象の謎解きと科学的な説明を入れ込んでいるので、犯人当てまではひねりを入れる余地が少ないです。
でも、そもそも犯人当てミステリを書く気が少ないようなので、フーダニット抜きでも楽しめればOKでしょう。
そう考えると、このシリーズはハウダニットなんだな。今気づいた。
「この犯罪はいかにして行われたのか」を謎解くミステリ。
それがそのまま「容疑者X」に続いていると思えば、それも納得。
短編では描ききれなかった人物描写を長編でしたかったのかな。
・・・・などと、直接作品とは関係ないことを考えてしまったのでした。
予知夢Amazon書評・レビュー:予知夢より
4163192905
No.13:
(4pt)

「探偵ガリレオ」シリーズ第二弾

起こりえない難事件のトリックを物理学的なアプローチでときあかすという物理学者・湯川助教授が主人公の「探偵ガリレオ」シリーズ第二弾。
作品の構成上は、「種明かし」に重きを置いているようなのですが、私にとっては、それ以外の部分が面白かった。種明かしについては、「ホホー」と唸らされるという感じはあまりなかった。
予知夢Amazon書評・レビュー:予知夢より
4163192905

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