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(短編集)

機龍警察 火宅



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機龍警察 火宅の評価: 4.54/5点 レビュー 24件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.54pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 1~20 1/2ページ
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No.24:
(5pt)

未亡旅団を読んでから

未亡旅団を読んでから読んでください。
機龍警察 火宅 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:機龍警察 火宅 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.23:
(5pt)

おもしろい

本編で短く語られていることがよくわかります。
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No.22:
(5pt)

ハードボイルド

書評を読んで、興味を持ち、読んでみました。
読後感としては、どこへこれからいくのか。の一言。
重厚で精緻な文章は、読者の想像力を高めます。キャラがたつというのはこういうことかと
再認識した次第です。
短編集のなかで一番面白かったのは、冒頭の火宅。
望んだものを手に入れたあと、失ったものの大きさを知ると言う
感想を得ました。笑みにも色々な笑みがあるのだとも。
私はこのシリーズの他も挑戦したいと思った次第です。
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No.21:
(5pt)

もはや海外小説をも凌駕する、最上級のミステリー短編集

白骨街道以外は、機龍警察シリーズすべて拝読しましたが、「火宅」に掲載されている各エピソードは、それぞれシリーズ本編と密接にかかわっており、面白く読ませていただきました。もはや、ミステリ&ホラー小説といっても過言てはないかも。(良い意味で)背筋がぞーっとします。
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No.20:
(5pt)

警察官僚のいやらしさ

官僚組織のいやらしさが、こんなこともあろうか、と思わせるような描写で読ませてくれる。本当にこんなざまでは、国民としてはたまったものではないけれど。
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No.19:
(4pt)

SFとしても警察小説としても傑作

読ませるし、それぞれに「機龍警察」の登場人物を主役に据えた短編で、シリーズのつなぎ目を担っており、月村了衛ファンなら必読。
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No.18:
(1pt)

以前購入していたものだった。不覚(-.-;)

内容自体は面白いと思うので、作品評価の星1ではありません悪しからず。ええ、自分の不注意ですわ。
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No.17:
(4pt)

組織の中の人間を描く

パワードスーツがキモノとして実用化・テロ等に使われる事で、警察にも配備される様になった近未来の物語、機龍警察シリーズ。6冊出ている中の短編集、8篇。
パワードスーツのドンパチも多少あるけど、それ以上に、組織の中の人間を描いている。どの話も、重厚。
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No.16:
(5pt)

登場人物個人に焦点があてられ、物語により深みが生まれる

警察小説として紹介されることのほうが多い本編ですが、こちらの短編集もそう。
収録された作品は、登場人物の個々に焦点があてられ、彼ら、彼女らの内面をより深くさらけ出します。
本編と比較すれば枝葉の部分ですが、過去の物語は、本編へ還元され、より物語に現実感をもたらしてくれます。
個人的に好きなのは、物語の先を予感させる「化生」ですね。
見えない不安(敵)が浮かび上がってくる予兆にあふれたラストシーンでした。
重苦しい話ばかりでなく、ちょっとほっこりさせてくれる「勤業」も良かったですが、それがラストの「化生」の前に収録されていることで、この短編集自体により凄みを感じさせてくれました。
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No.15:
(5pt)

やはり絶妙の面白さです

文庫化に当っての再読です。
短編集ですが、短い中に濃密な物語がありどれも非常に読み応えがあります。
ファンとしては、中でも龍機兵の神髄が楽しめる”焼相”と、ライザとユーリの一面が垣間見える”済度”と”雪娘”が絶品でした。もちろん他の短編も各キャラが主人公となっていて充分面白いので、1冊丸ごと楽しめます。

但し、これまでのシリーズを読んでいないと意味不明の部分もあるのでご注意を。
個人的には、姿さんの短編を渇望します。
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No.14:
(5pt)

どうせ短編集だし・・・と侮っていました。申し訳ございません。<(_ _)>

全8篇、すべて良かったです。
各々味わいの異なる物語であるも、しっかりとした読み応えがあります。
自分は中でも「勤行」が気に入りました。この一遍だけでも、例えば三谷幸喜氏に
脚本描いて貰えれば、1本の立派な映画になるんじゃないかと思ったりしました。
ちなみに、「化生」がシリーズ最新作の「狼眼殺手」の前日譚に当たるような
内容なので、どうせなら事前に読んでおくことをお勧めします。
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No.13:
(4pt)

補完

前後のシリーズを読んでないと色々補完できないのでは?
前後のシリーズを読めば輝きを増す短編集だと思うけど、これだけ読む人はいないか!
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No.12:
(5pt)

仏教用語で語られるエピソード群

タイトルに仏教用語を用い、各短編の扉裏に用語解説を載せている。これが解題となり、物語の焦点を照らしている。
「火宅」は、機龍警察ではなくとも成り立つ警察小説。異色作だ。
「輪廻」の背景として語られる少年兵の残虐な事実。機龍警察の虚構世界だからこそ言及しえた現実である。
私はラードナーのエピソード「済度」が好きだ。
「勤行」のユーモアも異色作。
 短編集ならではの多彩なエピソード集。
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No.11:
(5pt)

まだ読んで無いんです。読後、再度レビューしたいです。

この作品、とても素敵です。 ただ、シリーズで一作目しか読んで無いんですが、登場人物の心理描写の巧みさ、機龍なるロボット(の言い方が恥ずかしくなる位精巧・緻密な)の描かれ方、単行本は値段がはるの で、状態と価格を天秤にかけ、おもわず次から次へと未亡旅団と火宅まで買ってしまいました。 正月楽しみです。
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No.10:
(3pt)

脇役キャラの活躍

短編にしてはストリーが練り上げられているし、個々のキャラクターの掘り下げができているし面白かったと思う。
ただどうしても長編の素晴らしさを知っているので、途中で終わった感がつきまとってしまう。その分だけ星一つ
下がりました。短編として今まで日の当たらなかった人物の意外性にスポットあてるのがいいのかとも思います。
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No.9:
(4pt)

このシリーズのファンのなら改めて批評はいらないでしょう。

どうぞお読みください。初めて人は止めましょう。機龍警察を
読んでからを薦めます。その方が絶対面白いから!
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No.8:
(5pt)

短編だが読ませる。

このシリーズは、登場人物の過去をストーリーに絡ませる。その筋運びと設定の緻密さが素晴らしい。
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No.7:
(4pt)

特捜部の面々の魅力が更に増します

機龍警察シリーズの初の短編集。
大体の話が特捜部の一人を主人公に据え、事件をメインとするストーリーよりも、その部員の過去や想いに重きをおいた心揺さぶる話が多く、何れも心に残ります。

由起谷警部補が尊敬する先輩刑事に隠された秘密に迫る横山秀夫ばりのミステリーの表題作「火宅」や、宮仕えの辛さと父親としての苦悩を少しコミカルに書いた「勤行」、由起谷警部補が刑事を目指すターニングポイントになったと思われる親友との哀しい過去の「沙弥」、機龍兵を擁する特捜部の過酷な未来を予言するような余韻を残す「化生」等が印象に残りました。

縄張りや対抗意識の強い警察機構の組織に、機龍兵というSF要素を盛り込みながらも、単なるアクション小説に終わらず人間ドラマに仕上がっているのは短編でも不変です。
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No.6:
(5pt)

冴えに冴える月村節

最近月村先生はまさに脂が乗っているというか、書くものがすべて高いレベルにあります。
この短編集も一遍々がそれぞれに違う味わいがあって、あっという間に読めてしまいます。
一人ひとりのキャラがしっかり立っているので、姿かたちや声質まで、頭に浮かんできます。
特に由起谷主任めちゃめちゃカッコいいですね。またメンバーの中では冴えないキャラの
宮近管理官も結構お気に入りです。
内容については、ネタばれになりやすいので、踏み込みませんが、テクノロジーの発達に
より、少年少女がテロに当事者として巻き込まれていくのは、現実ともリンクする部分が
あり、怖さを感じます。
とにかくシリーズのファンの人なら、絶対買って損はない出来です。
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No.5:
(5pt)

世界に通用するSFエンターテイメントの世界観を補完する一冊

本シリーズでは、長編ではメイン・ストーリーに加えて登場人物の描写が丁寧に描かれている。にもかかわらずメインのストーリーのインパクトが強いため、脇役まで読み込むことができなかった。本書は長編で点在していたサイドストーリーをメインとした短編集で、登場人物のキャラクターをより味わうことができる。

切り口は警察内部の軋轢、日本の技術を軍事に流用することにを目的に流入する外国人犯罪や由紀谷警部補の子供時代のエピソードなど多岐にわたる。それぞれが長編ではやむなく割愛したピースの隙間を埋めるように、これまでの長編を補完している。

最近日本人によるSFがメジャーになりうれしい。これまで日本のSFはレベルこそ低くはないものの、マニアックすぎるものしか評価されなかった。ここへきて脱マニア化し、SFも読む読者を満足させる作品が増えてきた。もともとSFエンターテイメントは昔からアニメで読み手も作り手も洗練されている。近いうちに海外SF賞に名を連ねる書き手が出てくるだろう。その中で月村氏は最有力候補ではないかとひそかに思っている。
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