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(短編集)
最後の喫煙者
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最後の喫煙者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 21~38 2/2ページ
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初筒井康隆であり、最初で最後の筒井康隆・・・ドタバタです。 それが支離滅裂といいますか、面白いだけで中身がないような?・・・そうでもない?(>_<) | ||||
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スプラッターあり、SFあり、パロディーありの、エンタメな本。傑作集と銘打つだけあって面白い!一冊の文庫本に9つの短編が収録されていて、この一編の長さが絶妙というか、読みやすいというか、個人的に好きな尺。 とくに『平行世界』が好きで、この作品のシュールな世界観がたまらない。筒井さんの書く作品はバラエティに富んでいるけれど、その多くがどこかセンチ。読み終わると、いつも腹の中に、なんかセンチな液体をプッと注射されたような気分になります。 | ||||
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私は、愛煙家でヘビースモーカーでもありチェーンスモーカーです。特にゴールデンバットを愛煙しております。この方は聡明ですが、伊丹十三氏との違いは何だろうか?って思います。映画監督と作家の違いでも伊丹氏も脚本家で有るし、どちらも同じような思想家で有ったであろうに一方は悲劇的結末でこの方は建材。タブーへのアプローチの仕方が上手くいったか?上手くいかなかった違いか?それだけで片付くのならば創作意欲なんて無い方がいい。天才的な作者が死なないと為らない程の事情。死人に口無しか?努力って荒唐無稽で人気者が挫折感を味わった時に全て雲散霧消する殺人狂時代。タバコすら申し訳無くしか吸えない現代社会。安いお笑い芸人が次々と出て来てはたいして笑えない低予算番組。もう今の日本には期待や失望感は一緒にされる時代。か?所詮、平成は昭和に勝てない。 | ||||
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何か経済本の息抜きに面白いのはないかとアマゾン検索して引っかかったのが筒井康隆。懐かしく本著を購入したが初出が古いので今の時代にそぐわないものもあったが、他のレビュワーのように全てに笑い転げはしなかった。面白いものとつまらない物がはっきりしている作者だね。9つの話の中で「問題外科」「最後の喫煙者」「喪失の日」くらいかな笑ったのは。あとはたいしてどうこういうものではなかった。もう少し著作を読みつめようかなと思ったがどうしようか。 | ||||
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筒井康隆が好きで好きでたまらない、という人には全身全霊を込めてオススメ出来るが、 筒井康隆に興味があります、って程度の人には全く持ってオススメし難い傑作集。 まず、境目は「蔓延元年のラグビー」。あまりに下らなくて爆笑しそうになる人も居れば、本気で不謹慎さを感じ全く楽しめない人も居る。 自分は前者だ。後者の方は、恐らく筒井氏のブラックユーモア作品のほとんどが受け入れられないだろう。 もうどうしようもないような内容で幕を閉じる「老境のターザン」も、面白いといえば面白い。もう本当に問題なのが「問題外科」。 読んでいて途中で嫌悪感を覚えたなら、即座に次の短編へとページを飛ばすべきだ。トラウマさえ産み付けかねない。 筒井氏のいわゆるエログロナンセンスには相当慣れてはいると豪語できるのだけれど、この作品だけは駄目でした。正真正銘の問題作。 と、極端な短編から書いたけど、「平行世界」「こぶ天才」はどんな方にもお勧め出来そうな完成度の高いSF作品として仕上がっている。 そして「ヤマザキ」は一番腹を抱えてしまった作品。生真面目に物語が進んでいるなと感じた所で、想定外のオチが突然やってくる。 また、「急流」はオチこそ呆気ないものの、「ジョジョの奇妙な冒険第六部」の「メイド・イン・ヘブン」と因果性があり二つの視点から楽しめた。 自分はスモーカーではないので、「最後の喫煙者」自体に深い感傷は抱かなかったが、どちらにせよ良い作品だらけである。その反面、「問題外科」「老境のターザン」等で嫌悪感を覚えてしまう人は少なくないかも知れない。文頭に書いたように、もっと筒井氏の短編に踏み込んでみたいと言う人にはオススメの傑作集。 | ||||
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急流 問題外科 最後の喫煙者 老境のターザン こぶ天才 ヤマザキ 喪失の日 平行世界 万延元年のラグビー | ||||
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愕然とする。 ブラックユーモア。 以前、富豪刑事のドラマに出演していた筒井さん。 作家としての彼と俳優としての彼は 大分違うイメージ。 喫煙・禁煙だとか、医療ミスとかの題材なんて。 今書けば、ソレは普通。 で、この人は20年30年前に書いてるなんて すっごい。 個人的には 【平行世界】が好きです。 私のいるこの世界と同じものが延々続いていたらと ちょっと想像してみる。 些末なことで性格かわってるんだろーなぁ。 | ||||
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筒井さんというと、今まではバラエティでしかお目にかかったことがなく、 この本と出会うまでは作家だとは知りませんでした。ごめんなさい しかしこの本を読んで、改めて筒井康隆という人の凄さを感じました。 なんでこんなストーリーが生み出せるのだろう? この人の頭の中はいったいどうなっているのか、本当に知りたい。 とにかく非常に刺激的。いろんな意味で。 最後に。 「問題外科」は18禁 | ||||
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何十年まえに書かれているのにちっとも古くない! それどころか今なお最先端の趣あり! で、ついていくのに体力が必要です。 さすが、自薦ドタバタ傑作集。 名を汚しません。 スプラッター・コメディには吐き気をもよおし健康ファシズムぶりの うんざり感には頷くことしきり。 エロ・グロ・ナンセンスの炸裂です。 筒井さんを読むと、現在の若手作家って去勢されてると思えてなりません。 | ||||
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タイトルに惹かれて購入。バラエティ豊かな短編集で正直今ひとつ楽しめなかった話もいくつかあったが、 何十年も前に書かれた作品とは思えないほど、今現在の世の中を風刺してるような作品が多く、 作者の世間を見る目の鋭さに驚かせた。こんな「ありえない」世界になりつつあるんだよなぁ。 一番笑ったのはやはり「喪失の日」だけどw。 | ||||
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喫煙者。今じゃ、完全「悪者扱い」ですよねえ。公共施設に行けばナチのガス室を彷彿とさせるようなガラス張りの小部屋に閉じ込められて、まるで見世物。「私たち、罪人で〜す」と看板かかってないかと思わず確認しちゃう。思うに物事、白か黒か、明確に判断しないと気がすまない人々が多すぎる。それがエスカレートした結果が、「最後の喫煙者」「こぶ天才」に出てくる世界になる。本当は、あらゆることがファジーで灰色なのにね。 こんなことあるわけないから、全くナンセンスだと笑った後に、「こうして黒を抹殺し尽くして、世界は破滅するんじゃないか」とぞっとする本です。 それにしても、「最後の喫煙者」が昭和62年、「こぶ天才」が52年に書かれたものなんて、鋭い!としか言いようがない。 あ、ちなみに私は、タバコ吸いません。そばで吸われて煙がこっちにくるとハラ立つ人です、はい。 | ||||
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自選傑作集だが、タイトルに引かれて久々に筒井康隆を買った。もちろん禁煙車の中で読む…。爽快な風刺に、最後の喫煙者になりかねない私は孤独な笑いをかみ殺すのに苦労した。「この作品だけでいいから」と妻に無理矢理よませたが、筒井氏の筆致に感心するのみで、私が感じたような胸のすくような感激にはいたらなかったようだ。同じ思いを共有してくれる読者を増やすためにも、私的に強力におすすめしたいものである。 | ||||
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時代を先取りしているなあと思えるのが表題の「最後の喫煙者」。 迫害される側に廻ってしまった喫煙者の「おれ」と喫煙仲間たちの死闘をコミカルに、しかし超現実的に描く手腕は流石と言うしかありません。 表紙のしりあがり寿さん描く筒井センセイの似顔絵が、何気なくお若い頃に似ているような感じで、また笑えます。 | ||||
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「最後の喫煙者」は「世にも奇妙な物語」の特別編でドラマ化されていますね。それほどに喫煙者を震撼させる内容でもあります。 他の方のレビューにもありますが、電車内などで読んではダメですね。 シュールかつドタバタな展開に電車内でこそ笑ってしまいます。 | ||||
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あらかじめエログロナンセンスと断っておけば、 起承転結も、オチも、まともなプロットがなくてもよいという奇特な方向けの奇書。 エロならエロを買えばよいし、グロならグロを買えばよい。 しかしこれらの作品(?)は単に書き始めてはみたが結局オチがつけられずにグダグダという、筒井のある意味本領発揮の落書き集 | ||||
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「最後の喫煙者」喫煙者にとっては他人事とは思えぬ話! 「喪失の日」じわじわと笑いが込み上げる。。ひひひ | ||||
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「最後の喫煙者」喫煙者にとっては他人事とは思えぬ話。。。 「喪失の日」じわじわと笑いが込み上げる。。ひひひ | ||||
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まさに筒井康隆の面目躍如といったドタバタ傑作集です。絶対に通勤電車の中で読まないようにしましょう。思わず笑ってしまって、周りの人々から変な目で見られることうけあいです。厳重取り扱い注意は「問題外科」、「喪失の日」です。 | ||||
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