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明日の記憶の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全163件 161~163 9/9ページ
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若年性アルツハイマーと診断された主人公が、自らの病状を一人称で語りかけてきます。この一人称の小説であることが、本書の最大の特徴です。「痴呆になるというのは、その人にとってどういうことなのか」この問いの解答のひとつがここにあります。記憶を失うということの恐ろしさを、強烈に思い知らせてくれる本です。 | ||||
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認知症になった主人公が、きょうの記憶をつづる日記(備忘録)の場面が、ストーリーの一つのポイントになっている。 主人公の病気の程度が進んでいくに従って、日記の中に誤字、ひらがな書き、繰り返しが次第に増えていく。最初、一流出版社からの発行なのに、誤植を見逃したのかと思ったが、すぐに「アルジャーノンに花束を」の手法に習ったのだと気付く。そうすると、日記の場面を読むのが楽しみになる。 認知症は人格が壊れることと言われるが、よく「文は人なり」とも言われ、腹立たしいことに認知症は、文も人も壊してしまうのだ。 | ||||
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妻や娘……、自分の大切な、愛する人の名前や顔さえ記憶から消えて行く……若年性アルツハイマー。日々少しづつ想い出はこぼれおち、自分を形づくっていたものは、なす術もなく喪われてゆく……。これは、誰にでも起こり得る、現代のアルジャーノンの物語だ。これまでの氏の作風とは少し異なり、本作は照れて笑いに向かうことなく、終始優しく、静かな口調で語られる。そこには、ただ生きることの愛おしさと、慈しみがあふれている。深い余韻を残すラストまで、一片のムダもなく、素晴らしい。 | ||||
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