■スポンサードリンク


売国



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
売国
売国 (文春文庫)

売国の評価: 3.13/5点 レビュー 40件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.12pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全40件 1~20 1/2ページ
12>>
No.40:
(3pt)

背景となる日米癒着への切込みが足りない。

国産ロケットの開発を夢見る新人研究者と、幼なじみの官僚の失踪を追う気鋭の検察官のデュオストーリー。その接点から次第に浮き彫りになるロケット技術の対米横流しとそれに絡む「売国奴」の暗躍。
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.39:
(5pt)

アンチ固定観念の書

戦後70年近く「敗戦でなく終戦,占領軍でなく進駐軍と呼んで欺瞞を続けてきた。」という記述や徹底した証拠主義(証拠を残さないのがプロのスパイ)の特捜検察官の設定に著者の諜報/情報に対する造詣が半端ないと感じました。

戦後捉えられCIAの手に落ちることなく出所した重鎮の暗躍も描かれています。

洗脳されてない無垢の日本人の姿が描かれていると感服しました。

「正義とは何か」は小説の一大テーマでしょうが,著者の視点はユニークで勉強になりました。
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.38:
(4pt)

よい

よい
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.37:
(3pt)

小説を通して著者が訴えたかったこととは

政治家の汚職を追う気鋭の特捜検事の冨永、日の丸の宇宙開発の現場で奮闘する遙の物語が交互に綴られる展開。
アメリカの意思に忠実に従って日本の政財界を監視する「売国奴」が日本には巣くっており、巨大なカネが動く宇宙開発もその例外ではなかったことがわかるところで二人がようやく交わります。「売国奴」とは何か、政財界の大御所の橘、冨永の友人の左門に生々しく語らせているところが、著者が小説を通して世に問いたかったことでもあるのでしょう。
物語は結末を急ぎすぎたのかやや消化不良の感。友人の左門はどうなったのかは示されておらず、冨永の部下が二重スパイだった最後の展開は唐突で都合が良すぎるとも。
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.36:
(3pt)

本自体はきれいです。

深みのある内容でしたが、読後の爽快感はなかった。
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.35:
(3pt)

惜しい、とにかく惜しい

テーマと切り口はとてもいいのですが、他の方も書いていらっしゃいますが、終盤のバタバタ感がとにかく惜しいです
ここで星-1
それともう一人の主人公の八反田遥は内心でぎゃーぎゃー騒いでるだけで全く魅力が感じられず、また唐突な薩摩弁も何度も出てきてクドくて読みづらく、遥編は読み飛ばしたいくらいでした
こんなところでページを使ったせいで最後にページが足りなくなってドタバタ手仕舞いになったのか?ということでここでも星-1
最後に物語が重なってカンドーなんてのは伊坂幸太郎あたりにやらせておくとして、主人公は冨永に絞って欲しかった

そのうえで上下巻でじっくり描いていれば、ベイジンやコラプティオのような名作になりえたのではないかと思うと本当に惜しいの一言です
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.34:
(2pt)

面白くない

マンネリ
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.33:
(5pt)

ハゲタカ以来好きで読んでいる

実際に起こりうる設定での物語なので非常に面白い
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.32:
(4pt)

政治家の暗部を見たような思い

ロケット開発研究と検察庁特捜検事による贈収賄事件の立件が交互に展開され、どこで繋がるかと思っていたが、最後にロケット開発の第一人者の教授に捜査を向けたところで、自殺され、捜査もロケット開発も先行きが不安になる。捜査の手が近付く人が死ぬのがはかない。
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.31:
(3pt)

あれ?

面白いのだけど、ところどころ、ひっかかる。あれ?これ喋ったの富永?ぼんやり読んでたからかなあ。好きな作家なので、次も買いますがね。
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.30:
(2pt)

中途半端な作品

中途半端な仕上がりが否めない。
日本の宇宙産業が米国のスパイやら自ら技術を米国に売り渡すなどの設定は面白いが読後に、疑問がかなり残ってしまった。
疾走した文科省の友人の行方、北野田議員の行方など事件はなにも解決していない。
主人公冨永はこれらの事件で何を成し遂げたなどよくわからない点が多すぎた。
何よりも著者のするどさがなかった。
一般文学通算2050作品目の感想。2018/03/28 15:45
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.29:
(1pt)

「売国」はファシストの合言葉である。この用語を使う輩を信用するな

改革者をハゲタカと呼ぶ真山仁という旧弊の走狗の扇動本
真山仁こそ業界のハゲタカ。ファシストめいた錯誤と捏造の愚著
この男の主張の一番馬鹿馬鹿しいのは「成功するM&Aは内部の人間がやる」というもの。
これはつまり、問題があると株主や真山仁がハゲタカと称する改革者が糾弾した
経営陣の一部を罷免せず、免罪し、経営に当たらせるという極めて悪しき日本的な
思考であり、戦争犯罪者を自ら裁かない日本の卑しい国民性の最もたる部分である。
内部にいた者に真の改革はできないことはどの国の歴史も証明している。
NHKの糞みたいなドラマにもなった錯誤と捏造の愚著。善悪を履き違えたファシスト的な極めて偏向した
「道徳観」で株式市場・経済を騙り、企業経営を騙る。こういう愚著などによって国民を煽り、
旧弊型の経営陣が救われ、市場も老害経営者も刷新されることなく現在も蔓延っている。
真山仁こそ国民をミスリードして煽り、業界に寄生するハゲタカである。
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.28:
(3pt)

まあまあ

気鋭の特捜検事、冨永真一。宇宙開発の最前線に飛び込んだ若き女性研究者・八反田遙。ある汚職事件と、親友の失踪が二人をつなぐ。そして炙り出される、戦後政治の闇と巨悪の存在。正義を貫こうとする者を襲う運命とは!?雄渾な構想と圧倒的熱量で頁を捲る手が止まらない!真山仁の超弩級謀略小説を文庫化。
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.27:
(3pt)

今までのような

ハゲタカでファンになり、ほとんど読みました。 これは今一、終わりに向かうのがなんか・・・。

パターンとしては、読めませんでしたがおもしろみにかけます。
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.26:
(5pt)

自分の栄養になる

テーマについては他の方々が詳しく書かれているので
この方の本で得したことを書きます。

○物知りになれる :政治世界のこと、アメリカの日本奴隷化作戦、ロケットの技術、
 法曹界、各省庁のしくみ、から和菓子の作り方まで。
○勇気がもらえる :この日本のために信義をもって戦っている人がいてくれる
○ミステリーを楽しめる :伏線に気がついて後からニヤリ。気がつかなくて「悔しい」。
 この本で言えば白金台に数時間で家を借りられた、で誰が裏切り者かわかってしまって嬉しかった。

ミステリーでを書くには自分の感性・想像力と編集者の助力だけではだめだと思う。
経験を積み、人脈をもち、物事をあらゆる角度から見る力、をたくわえてこそ
力のある作品が生まれるのではないだろうか。
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.25:
(1pt)

中途半端な終わり方です

テーマは良く検事側とロケット側の話もよくできていた。しかしこの2つのストーリーが融和してこない。そして次を捲ると終わっていた。
なんじゃこりゃ。あきれ返りました。もっと良く作れたのに。この作家は出来に凸凹がありますがこれは凹です。
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.24:
(4pt)

テーマのチョイスがさすが

あ、今回はこんなテーマを選んだんだ、とちょっとびっくりしました。政治がらみのゴタゴタ感がリアルでした。
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.23:
(3pt)

題名が面白そうなので、期待したが・・・

中盤から後半は面白く読めたが、少し、著者の作品にしては、話が込み入りすぎて、読みずらかった、もう少し、派手な、構成でも、よかったのでは。
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.22:
(3pt)

切り口は真山さんらしく素晴らしい…

時代を読む洞察力といい、綿密な準備に基づく知識といい、深さといい、真山さんらしい!とワクワクしながら読みました。途中までは。
他の方も書いておられることですが、後半クロージングに向かって、かなりバタバタとネタが明かされてゆき、呆気なく終わってしまった考えあって読後感としてはすっきりしませんでした。
きっととても時間をかけて取材されたのでしょうし、もっともっと広がりを持たせられるだけのボリュームとインパクトのあるテーマだっただけに、残念な感じがします。
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.21:
(4pt)

国破れて正義あり。正義ありて国よみがえる。

国を売る ことの定義が 曖昧なことが、もったいない。
グローバル化のなかで 『国を守る。国を愛する』ということも
その 意味が 不鮮明となっている。
『国破れて正義あり。正義ありて国よみがえる』
この本のテーマは 国よりも 正義にあるのだ。

人類のため という大きな課題があり、多くの科学技術は
その国のために開発されるわけではない。
日本人が開発したから、日本国のものだ という論理が成り立たない。
インスタントラーメン、カラオケは 確かに 日本人が開発したのだが、
それは 世界中で つくられ、使用されている。
中国人が 漢字と紙を開発したのに、日本は特許料を払っていない
などと 暴論を吐く 中国人もいる。

ソ連が崩壊することで、宇宙技術は中国に流れ、
中国は 宇宙に有人飛行までするようになった。

特捜部というのは、不思議な存在だ。
政治家の不正を暴き、逮捕することができると言うシステムが
日本にあることは、いいことかもしれない。
徹底して、不正を許さないが きちんとした証拠がなければ、
罰することはできない という 富永真一。
クールな検事で、京都の和菓子老舗のボンボンである。

あかねちゃん事件にたいしての富永検事の活躍は 目を見張る。
死体なき犯罪の問題は 『死体がない』ことにあるので、
『死体』を探せばよい という 論理につながっていく。
それで、靴についた農薬から、割り出すのである。

近藤左門は 京都のお茶屋の老舗。富永真一と幼なじみ。
文部省で 宇宙開発の担当をする。
左門の失踪から、宇宙開発技術をめぐる 売国的行為が告発される。
宇宙ロケット開発技術は 即 戦争用のミサイル技術に応用できる。

ロケットの燃料は 固体と液体とふたつの方法がある。
日本は、固体燃料の開発に卓越したものをもっていた。
それが もう一方の主人公 八反田遥 の父親が 開発したことが
知らない間に アメリカに売り渡されていたと言うことが
暴露されるが、その犯人が 指導教授だったとは。
どうしようもないね。
そんな中で、日本の宇宙開発の研究所が、アメリカと合併される
と言う話が 持ち上がってきた。
それを仕掛けているのが、だれなのか?
富永真一は そのことの事実を集めようとするが。
ドンは 『橘洋平』だったが、さらに フィクサーがいた。

ふーむ。意欲的な作品であるが、本丸まで到達しなかったのが、
残念だ。しかし、テンポよく 読めたことは 実に楽しかった。
真山仁 は 『日本の正義』 を追いかけようとする。
日本が 宇宙開発する ということの 本質的な意味は?
アカマ自動車が 取り組むということで 一区切りつけるが
さて、その後 どうなったのか?
続編が 欲しいところだ。
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426

スポンサードリンク

  



12>>
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!