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売国



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【この小説が収録されている参考書籍】
売国
売国 (文春文庫)

売国の評価: 3.13/5点 レビュー 40件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(5pt)

アンチ固定観念の書

戦後70年近く「敗戦でなく終戦,占領軍でなく進駐軍と呼んで欺瞞を続けてきた。」という記述や徹底した証拠主義(証拠を残さないのがプロのスパイ)の特捜検察官の設定に著者の諜報/情報に対する造詣が半端ないと感じました。

戦後捉えられCIAの手に落ちることなく出所した重鎮の暗躍も描かれています。

洗脳されてない無垢の日本人の姿が描かれていると感服しました。

「正義とは何か」は小説の一大テーマでしょうが,著者の視点はユニークで勉強になりました。
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.12:
(4pt)

よい

よい
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.11:
(5pt)

ハゲタカ以来好きで読んでいる

実際に起こりうる設定での物語なので非常に面白い
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.10:
(4pt)

政治家の暗部を見たような思い

ロケット開発研究と検察庁特捜検事による贈収賄事件の立件が交互に展開され、どこで繋がるかと思っていたが、最後にロケット開発の第一人者の教授に捜査を向けたところで、自殺され、捜査もロケット開発も先行きが不安になる。捜査の手が近付く人が死ぬのがはかない。
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.9:
(5pt)

自分の栄養になる

テーマについては他の方々が詳しく書かれているので
この方の本で得したことを書きます。

○物知りになれる :政治世界のこと、アメリカの日本奴隷化作戦、ロケットの技術、
 法曹界、各省庁のしくみ、から和菓子の作り方まで。
○勇気がもらえる :この日本のために信義をもって戦っている人がいてくれる
○ミステリーを楽しめる :伏線に気がついて後からニヤリ。気がつかなくて「悔しい」。
 この本で言えば白金台に数時間で家を借りられた、で誰が裏切り者かわかってしまって嬉しかった。

ミステリーでを書くには自分の感性・想像力と編集者の助力だけではだめだと思う。
経験を積み、人脈をもち、物事をあらゆる角度から見る力、をたくわえてこそ
力のある作品が生まれるのではないだろうか。
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.8:
(4pt)

テーマのチョイスがさすが

あ、今回はこんなテーマを選んだんだ、とちょっとびっくりしました。政治がらみのゴタゴタ感がリアルでした。
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.7:
(4pt)

国破れて正義あり。正義ありて国よみがえる。

国を売る ことの定義が 曖昧なことが、もったいない。
グローバル化のなかで 『国を守る。国を愛する』ということも
その 意味が 不鮮明となっている。
『国破れて正義あり。正義ありて国よみがえる』
この本のテーマは 国よりも 正義にあるのだ。

人類のため という大きな課題があり、多くの科学技術は
その国のために開発されるわけではない。
日本人が開発したから、日本国のものだ という論理が成り立たない。
インスタントラーメン、カラオケは 確かに 日本人が開発したのだが、
それは 世界中で つくられ、使用されている。
中国人が 漢字と紙を開発したのに、日本は特許料を払っていない
などと 暴論を吐く 中国人もいる。

ソ連が崩壊することで、宇宙技術は中国に流れ、
中国は 宇宙に有人飛行までするようになった。

特捜部というのは、不思議な存在だ。
政治家の不正を暴き、逮捕することができると言うシステムが
日本にあることは、いいことかもしれない。
徹底して、不正を許さないが きちんとした証拠がなければ、
罰することはできない という 富永真一。
クールな検事で、京都の和菓子老舗のボンボンである。

あかねちゃん事件にたいしての富永検事の活躍は 目を見張る。
死体なき犯罪の問題は 『死体がない』ことにあるので、
『死体』を探せばよい という 論理につながっていく。
それで、靴についた農薬から、割り出すのである。

近藤左門は 京都のお茶屋の老舗。富永真一と幼なじみ。
文部省で 宇宙開発の担当をする。
左門の失踪から、宇宙開発技術をめぐる 売国的行為が告発される。
宇宙ロケット開発技術は 即 戦争用のミサイル技術に応用できる。

ロケットの燃料は 固体と液体とふたつの方法がある。
日本は、固体燃料の開発に卓越したものをもっていた。
それが もう一方の主人公 八反田遥 の父親が 開発したことが
知らない間に アメリカに売り渡されていたと言うことが
暴露されるが、その犯人が 指導教授だったとは。
どうしようもないね。
そんな中で、日本の宇宙開発の研究所が、アメリカと合併される
と言う話が 持ち上がってきた。
それを仕掛けているのが、だれなのか?
富永真一は そのことの事実を集めようとするが。
ドンは 『橘洋平』だったが、さらに フィクサーがいた。

ふーむ。意欲的な作品であるが、本丸まで到達しなかったのが、
残念だ。しかし、テンポよく 読めたことは 実に楽しかった。
真山仁 は 『日本の正義』 を追いかけようとする。
日本が 宇宙開発する ということの 本質的な意味は?
アカマ自動車が 取り組むということで 一区切りつけるが
さて、その後 どうなったのか?
続編が 欲しいところだ。
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.6:
(5pt)

巨悪は眠らせない~(*^_^*)

検事のお話しなので、ちょっと堅い内容かも?でも冨永真一検事を玉木君で変換して読んでいると面白いぐらいに夢中になって読めてしまいます(≧▽≦)テレビの放送があるので凄く楽しみにしています♡♡♡
売国 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:売国 (文春文庫)より
4167906945
No.5:
(4pt)

真の悪人(売国奴)は誰か?

真の悪人は誰か?
宇宙開発計画をめぐり政治家、官僚がアメリカ合衆国の傀儡となり暗躍する中で
ロケット開発技術者まで巻き込まれるストリーのまかで、検察側の視点と純粋に
宇宙開発と関わることを目指す女性研究者の視点が交互に展開する話は、読む
側の興味をそそり楽しかった。
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.4:
(5pt)

「プライド」と合わせて読むといいかも

愛国者と売国者との戦いを夢中で読みました。
これは小説だけれど、モデルになるような話が実際にたくさんあるのではないかと思うと
恐ろしいです。
「プライド」の次に読んだので、新薬の認可妨害の話などつながるところがあって、より興味深く読めました。
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.3:
(5pt)

面白い

Good
展開があり、面白く読めました。 次の作品を楽しみにしています
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.2:
(5pt)

引き込まれ一気に

深く取材されて書かれてるので読み応えがあって一気に読み終えました。
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426
No.1:
(4pt)

おもしろいと思います。しかし・・・

今回は「売国」、即ち日本のロケット技術をアメリカへ売り渡そうとする人とそれを阻止しようとする人の物語です。主人公の冨永検事やロケット開発者の卵である八反田遥嬢には十分共感できました。しかしながら、スパイものにありがちな二重スパイもあり、「結局誰がどうなのか」が一回読んだだけでは私には理解できなくて、2回読んでようやく「なるほど」と思いました。ラストで過去の作品との接点も出てきて、読み応えは相応にあります。ただ、「ハゲタカ」「レッドゾーン」「グリード」や「ベイジン」ほどの「わかりやすさ」「スケール感」「ドキドキ感」はありません。私はこの手の物語も好きなので星4つとしましたが、真山ファンの中にはもう少し低い評価をつける人もいるかもしれませんね。
売国Amazon書評・レビュー:売国より
4163901426

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