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〈5〉のゲーム



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【この小説が収録されている参考書籍】
〈5〉のゲーム (ハヤカワ・ミステリ文庫)

〈5〉のゲームの評価: 4.33/5点 レビュー 6件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(4pt)

動機や被害者の共通点自体は、それ程意外性はありませんでしたが、ジオキャッシングというゲームを絡ませる形式は、興味深かった

最近読んだ、あるベストセラーに関しては、文学としても娯楽作品としても、それ程楽しめず、ただ長いだけで退屈としか思えなかったのですが。
しかし、この作品は娯楽作品としては、それなりに興味深く読めました。
動機や被害者の共通点自体には、それ程意外性は感じられませんでしたが、しかし、そこに至るまでのミスリードというか、攪乱のようなものは、なかなかよくできていたと思います。読者の私自身も、すっかり刑事達同様、攪乱されてしまいました。
そして終盤近くには、結構ゾクリとさせてもらえました。
また私が今回初めて知った、ヨーロッパで人気らしい、知力・体力共に使うらしい、ジオキャッシングというゲームを謎解きに絡ませているのも、興味深く思いました。
それに確かにザルツブルクといえば、探検したくなるような場所が、一杯ありそうですし。
ただ、改めて、私はどちらかというこういう猟奇系の話は、やはり苦手なんだなと自覚しました。
後味も、かなり悪いですし。こういう猟奇系ミステリーで、後味爽やかとかいうのは、難しいのでしょうが。
それから、主人公のよき同僚かつ、どうやら主人公自身、仄かに異性としての好意を抱いていたらしい、同僚刑事フローリンとその彼女との三角関係?の行く末は、今後どうなるのかちょっと興味が湧きました。
ただ、ベアことベアトリスが有能な美人刑事で、性格はハキハキとした感じで、男性的というのがベタな感じですが、これはまあこういうミステリー作品のお約束かなと思いました。
ただ、主人公が過去に個人的トラウマを抱えているって、ドイツミステリーの特徴なんでしょうか?
「夏を殺す少女」同様、主人公の過去のトラウマが重たい感じがしてしまいました。
それに「夏を殺す少女」の主人公も、同僚との間に、恋愛ムードがあったし。
〈5〉のゲーム (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:〈5〉のゲーム (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151806512
No.5:
(4pt)

評価できる作品

推理物としては評価できます。主人公にも感情移入できます プロットも目新しく新鮮です
〈5〉のゲーム (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:〈5〉のゲーム (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151806512
No.4:
(5pt)

とても読みやすい本。

ジオキャッシング…初めて知りました。とても読みやい本で、凄く気に入りました。
〈5〉のゲーム (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:〈5〉のゲーム (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151806512
No.3:
(4pt)

よく練られた宝探しミステリー

ジオキャッシング…私はしないですが、小説にもってくると面白い。
よくできた「宝探し」ミステリーです。
ジオキャッシングにちなみ、犯人探しがまるで宝探しのように展開。
読みやすいです。
近年ではアメリカで始まった、実際のCASHを探すというのが流行ったのが思い出されます。
〈5〉のゲーム (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:〈5〉のゲーム (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151806512
No.2:
(4pt)

TFTC

TFTC !
素敵なキャッシュをありがとうございます。
いつもジオキャッシングのログにはそう書くんだけど、ジオキャッシャーはこの小説を読むといいと思うし、これを読んでジオキャッシングを知った人にはぜひキャッシュハントを実際にしてみて欲しい。これはジオキャッシングの物語だけど、実際にキャッシュコンテナに死体をを入れるのはガイドラインで禁じられていますからね。あと、登場人物の中に、おそらくヨーロッパで最も有名なジオキャッシャーの名前を見つけてニヤリとした事を付け加えておきます。
TFTH (Thanks For The Hide.隠してくれてありがとう)
〈5〉のゲーム (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:〈5〉のゲーム (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151806512
No.1:
(5pt)

2作目も早く読みたい!

ジオキャッシングというGPSを駆使した<宝探し>の存在は今回初めて知ったけれども、
いやー、実際こんなことになったらトラウマどころじゃないだろうな、と。
事件は陰惨でおぞましいけれど、それを追うザルツブルグ州警察のベアトリスとフローリンの
コンビが非常に魅力的。
特に、シングルマザーで二人の幼い子供を育てつつ、刑事という精神的にも肉体的にもきつい
仕事にまい進するベアトリス・カスパリーは、ここ最近のミステリではピカイチのヒロインではなかろうか。
くそったれな上司と嫌らしい口撃を仕掛けてくる元夫、そして勿論犯人に翻弄されながらも、
必死に事件に食らいつく。ともすれば身も心もズタボロになりそうな彼女を支える、冷静で優しい
ジェントルな相棒フローリン。
児童文学出身の作者は、これが大人向けのミステリ初挑戦だというが、複雑な筋を捌く手腕
は実に堂に入ったもの。安心して読み進められました。
すでに本国では刊行済みという第2作にも、期待が高まる。
〈5〉のゲーム (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:〈5〉のゲーム (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151806512

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