夜また夜の深い夜

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夜また夜の深い夜の評価:

3.63/5点 レビュー 40件。 B ランク

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平均点3.63pt

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全21件 21〜21 2/2ページ
No.1
(5pt)

平和日本に生まれて育ったことのありがたさ

ナポリのスラムに母親と二人で住む舞子が七海に書き送る、
Dear Nanami,で始まる手紙からはじまります。
一緒に暮らす母親の名前もわからず、
母親が出生届をださないために国籍もなく、
たまに母親が姿を消すとろくに物も食べられなかったり。
そんな舞子が家を飛び出し、
もっと過酷な人生を送ってきたエリスとアナに知り合い、
三人で苛烈な現代を生きていくサバイバル物語・・・
中でも、
それこそほんの幼女の頃から、常に虐殺の最中におかれて、
生きていくためにはなんでもせざるを得ない状況にあるという
究極のサバイバルを乗り切ってナポリまで逃げてきたエリス。
アフリカ南部の激烈な戦いは、ニュースでは聞いていたけど、
こんな風に小説で読むと
ほんとに身の毛がよだつような過酷さで。
平和日本に生まれて育ったことのありがたさを
もっと感謝しなきゃなとマジに思いました。
ところで、七海は「重信房子」の娘「メイ」がモデルと思います。
テルアビブ空港乱射事件をリアルで知っている年代の方は
ご存知と思いますが、
数奇な運命をたどったこの二人のことを知らないで読むと
面白さが半減しますから、
もし知らないのでしたら是非その前に、
この親子のことを調べてから読んでみてください。
夜また夜の深い夜 Amazon書評・レビュー: 夜また夜の深い夜より
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