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熱波
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熱波の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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警察小説とまた変わった形の小説、また、主人公の成長など見れてワクワクの連続でもありました。 | ||||
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今野敏作品で、隠蔽捜査シリーズとはかなり外れた舞台設定に驚いた。 今回の主役は若手のキャリア官僚、磯貝氏だ。 磯貝は自治省(現総務省)出身で内閣情報調査室の調査官。彼が沖縄けんちょうに出向になるところから物語が展開し始める。 沖縄に渦巻く利権をめぐる争い。それは、沖縄が長い間米国の統治下に置かれた過去と、現在も広大な基地を抱える基地の街だという背景が大きく関与している。 後半からラストに向かっていくストーリーのハイスピードな展開は、さすがは今野敏という印象。役所や沖縄県警に係るディテールの丁寧な描き方も今野敏作品ならでは。次も、隠蔽捜査以外の今野作品を読みたいと素直に思えた。本作は間違いなく名著だと思います。 | ||||
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遅ればせながら警察物でない今野敏の作品を初めて読みました。しかし、相変わらず中国・台湾の地下組織と言った犯罪知識や、沖縄問題、日本の官僚機構や地方自治行政に関する造詣等、著者持ち前の問題意識をベースにした壮大な構想によってスケールの大きな展開が描かれている。犯罪推理に留まらないミステリー作家としての今野敏の真髄と言える傑作と思います。 | ||||
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何とかシリーズにはない独特の味です。 政府や米軍基地に対する認識に留まらず,香港や台湾との経済関係,国防や公務員の人生/職業観など沖縄を取り巻く情況が描かれています。 エンターテインメント性は中国ヤクザ やCIA,美しい女性,欧米式の銃撃戦や爆破,ジャズやスキューバダイビング等,知識経験の広さ深さを感じさせます。 一方で明治以来の西洋かぶれに対する懸念も表明され,いざというときの日本人独特の心情も垣間見れます。 | ||||
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どんなふうに決着するんだろう、と想像しながら読み進みました。 なるほど、そう来ましたか。 | ||||
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沖縄と本土の歴史をも垣間見れ非常に読みごたえがありました。 こういう作品が今後も読みたいものですね。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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今野敏にしては異色の作品であるが、好みではない。 アクションでもなければ、ピカレスクでも、警察ミステリーでもない。 強いて言えば、政治サスペンスか。 沖縄を舞台に内閣情報調査室のキャリアを主人公にした何とも中途半端な作品だった。 今野敏の作品でハズレは珍しい。 | ||||
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今野 敏作品は、色々な面から捉えた作品が多く、はっと考えさせられる事があります。 | ||||
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やはり人気作家は、ひと味もふた味も違う。始めは、表紙のインパクトに惹かれて買ったのだが、読んでいくうちにストーリーにのめり込んでしまった。同じ日本でありながら、本州との違いがこれほどまでにあるのかと、驚いてしまった。良い勉強にもなったし、今野敏さんの実力を、この1冊で改めて知らされた。面白くためになり、スリルと感動の小説に出会えた。 | ||||
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あまりにも夢中になり過ぎて、赤羽で乗り換えのところ浦和まで乗り過ごしてしまった( ノД`)… それぐらいオモロイ( ̄▽ ̄)=3 | ||||
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四人組のジャズバンドと言えば、今野氏の作品を多数読んでいる人には「あぁ、あの!!」とすぐわかるだろう。本作はその一人、ドラマーの比嘉隆晶が主要な登場人物として出てくるし、別にシリーズでお馴染みの陣内平吉も少し登場する。 その点では、今野氏の作品のファンなら別の楽しみを持って読み進める事が出来るだろう。 また、舞台は沖縄。空手を通して沖縄に愛着を持ち、沖縄の文化にも造詣が深い今野氏ならではの様々な“沖縄視点”が描かれている。 TVドラマなどの警察モノから今野氏の作品に入った人は、また別の今野氏の魅力に触れられる作品になっていると思う。 惜しむらくは、暴動の結末がなんとも・・・・。 | ||||
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全体的に散漫なストーリーなようなきがします。 結構描かれている人物たちは魅力的に頭の中で躍動するのですが、ストーリーがついて行ってないように思えました。 | ||||
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今野さんの著作は結構読んでいますし、好きな方ではあります。 ただ、この作品はどうもあいませんでした。 ステロタイプな人物の描き方、先を読みやすいストーリー展開、かなり偏りのある物事の描き方。 評価する人としない人がはっきりわかれる作品なのかもしれません。 | ||||
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日本のこと、もっともっと知りたくなった。自分の考えを持ちたいもんだ。 | ||||
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沖縄県庁に出向した官僚と独自の文化や考えを持った沖縄県民、台湾マフィアなど登場人物が多様。 今野氏のシリーズものにはない面白さがあった。 特に、米軍基地を抱える沖縄の問題や沖縄県民の多くが抱く日本政府(本土)への不信感は巧く描かれている。 序盤は可もなく不可もなくといったストーリーであるが、終盤の盛り上がりは素晴らしく、興奮して読了に至った。 ひとつ欲を言えば、沖縄・官僚・検察・ヤクザ(マフィア)・ジャズなど、他の作品でも描かれているキーワードが出てくる中で、著者の得意分野の一つである「空手」による格闘を描いたシーンを取り入れて欲しかった。 「大蔵省」が登場するなど、やや作品の古さを感じたが、今野氏のファンでなくても十分楽しめる出来栄えである。 | ||||
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この作品は今野敏のシリーズものではなく、普通の(?)本。 でも面白かった! 沖縄を舞台にキャリア官僚が東京から沖縄出張を命じられ、その成果をなぜか評価されて再度出向。 最後は沖縄を気に入って、永住を決めるって話。 もちろんサスペンス。 沖縄で生まれ育ち、まだ日本本土から来た人たちを憎みはしないけど「よそ者扱い」するってところが描かれており、中国マフィアや沖縄の米軍基地の兵士(?)も登場する。 「沖縄どころか日本も自立してない」ってセリフに違和感を覚えたけど、読んでいくうちに「今の憲法はアメリカが作った」「アメリカに依存してる関係」などが書かれており、なるほど、すべての作品に今野敏はかなり取材をしており、自分の主張ではなくそのままの沖縄の実態を伝えてる気がする。 なぜか「沖縄アクターズスクールは本土の人間が経営して、そこからスターが誕生してる」って書かれた部分で、気楽になり一気に読んでしまった。 読み出すと止まらない・・・ | ||||
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「超能力セッション」シリーズの面々が、齢を経て現代の沖縄に登場! 「超能力セッション」が好きだった方には、お勧め! 「超能力セッション」を知らない方でも、沖縄に興味のある方にお勧めします。 | ||||
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江戸時代以来、ヤマト、つまり日本本土につねに踏みにじられてきた土地が二つある。 それは沖縄と北海道だ。 北海道出身の著者が、アメリカと日本の軍隊によって広大な土地を奪われている沖縄を舞台に、ヤマトの若手自治官僚と沖縄県のスタッフ、そして街の若者達を主人公に描いた、沖縄が「真の自治」を取り戻すための熱き戦い。 若い地方官僚と、地方政治家達にこそ読んで欲しい、とことん人間を信じる著者ならではの作品です。 | ||||
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著者の古いファンの人なら、彼らが4人が帰ってきたことに喜びを覚えるだろう。そして彼らが元気で、彼ららしくあることに涙するかもしれない。でも、そのちょっとしたファンサービスだけの本じゃけっしてない。いま、何が問題なのか、この本を読んで自分なりの答えを考えてみようじゃないか! | ||||
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