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ゼロの迎撃
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ゼロの迎撃の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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筆者はこの国の国防や政治のあり方について問題を感じていて、それを伝えたい小説だと思う。 だが、その偏りゆえに人物の魅力やストーリーの納得性が犠牲にされていて、変な読了感を覚える。 例えば、主人公の真下のすごさや魅力はわからないけど、周りにただただお前が必要と言われている(何でそんなに評価されてるのか最後まで読んでもわからない)、クライマックスのシーンはなぜ敵と主人公が会敵する必要があって(敵も評価していて)、脱出方法までバラす必要があったのか。完璧な作戦 をする敵に対して、拍子抜けする最後。 なんだか書きたいことありきでストーリーや登場人物の描写が犠牲にされていると思う。 せっかく面白いシーンが多いのに惜しい。 | ||||
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エンターテインメントではないのだと思います。やられっぱなしなのがどうも。 ところどころに敵の鼻を明かして「くそっ」とむかつかせるシチュエーションがないと、 つまらないです。ラストにそれがあるのかというと、まったくないし。 あと、この方、マスコミ嫌いなんでしょうか? ほかの方も触れてますが、全体的に右側に振れすぎではないかと。 私の居場所がない、そんな印象でした。 | ||||
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「北朝鮮特殊部隊が東京で武装蜂起!最凶の天才テロリストの目論む東京壊滅計画を主人公は阻止できるのか!?」 と、あらすじを書くと物凄い血湧き肉躍るアクションを想像しそうですが激しいアクション描写を期待してると拍子抜けするかも、敵となる北朝鮮テロリストも過酷な訓練で鍛え上げられた精強な戦士というよりも強力な武器装備を用いた火力頼みのゴリ押しで優位に立ってるようにしか見えずガッカリ、しかしそれよりも主人公含めた日本側のアホさが際立ってるように思えます、あっと言う間に壊滅する特殊部隊や有能みたいに描かれているキャラもアッサリ罠に掛かったりしてどいつもこいつもやる気だけは充分でも能力が伴っていないように思えます、国家の存亡に関わる非常時にもかかわらず人の足を引っ張る事にばかり熱心なバカ官僚とかの辺りは結構あり得そうな気がしましたが・・・、 敵側の描写も「我々からすれば非道なテロリストである彼等にも家族はおり、守りたいものがある血の通った人間なのだ。」と描きたいのかもしれないがイマイチ感情移入は出来ない、それよりも主人公と対峙すると気分が良くなるのか饒舌になって自分たちの計画をベラベラと喋ってくれるという悪役テロリストの鑑みたいな行動をしてくれるというのは今時どうなのでしょう、北朝鮮の人達は喋りたがりなのか? まあそれらは置いておくとしても一番のマイナスポイントは最後に一番悪い奴に罰が下る描写が無い事、人質とかのその後の運命とかも想像してしまうと何かモヤモヤとした読後感の悪さが残ってしまいます、せめて部下達があの悪党に一矢報いるシーンなんかでもあったりすれば少しは違ったのでしょうが、よってかなりの低評価です。 | ||||
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暇潰しにはもってこいだとは思いますが、腰を据えてじっくり読むようなものではないなと個人的には思います。全てが中途半端。政治家や自衛隊たちの細かい命令系統だけは文字通り細かく描かれています。しかし主人公を取り巻く人々や敵達の心理描写や戦闘シーンなどは大雑把と言うか何というか…。いまいち伝わってきません。主人公の奥さんが病気なのも必要だったのか? | ||||
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これにはあちらのおっさんと若者、みたいなシリーズを通してのコンセプトみたいなのは無い。が、テロリストがいてそいつにも思うところがある。そいつらと日本の自衛隊の人間が攻防を繰り広げる、という点はほぼ同じ。 ただスケールというか、細部の設定とかの質はは福井側に軍配が挙がる印象。 あれを読んで好きな人には色々物足りない感じがどうしてもある。 あと、登場人物が死ぬが人物描写がそんなに多くないためか彼らに感情移入が全くできないので「あ、死んだの?じゃあもう出てこないね」くらいにしか感じませんでした。 主人公や敵役にしても、なんか自分の中に入ってくるというか自分が登場人物の中に入っていくような感じはなく、臨場感というか作中の盛り上がりについて行けずおいてけぼり感がありました。 総評としては、薄味で物足りなさを感じる。立ち読みして引き込まれるようであれば購入してもいいと思うが、まったく手を付けずに評判などだけで買うのはちょっと待った方がいいんじゃないかと思う。 前作?の生存者ゼロの方が私の読書歴で被る作品がなく面白く読めた。 | ||||
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敵の正体とは…とか書かれていますが、その正体は冒頭10ページ位で判明します。 前作(地球防衛軍)もそうですが、物語終盤のオチが意外すぎてむしろ興ざめ オチがこれなら核爆弾とかゲリラのくだりは一体? 実際に起こったことの無い規模の事件の為か、リアリティは感じられなかった。 実際に起こった、ミグ21の亡命事件を取り扱った押井守のTOKYO WARの方が格段に上。 | ||||
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主人公は、自衛隊の情報分析官の真下三等陸佐。 台風の関東直撃に合わせて、北朝鮮と中国の小隊が襲った。 小隊の隊長は、朝鮮人民軍のハン大佐。 朝までに東京を壊滅させるという。 敵の陽動作戦に惑わされ、後手にまわってしまう日本の対応。 そんな中で、真下三佐は必死に敵の作戦を見抜こうとする。 果たして、真下三佐はハン大佐の作戦を防ぐことが出来るのか。 現在の日本と北朝鮮や中国との緊張状態を前提としていて、 物語序盤は集中して読めた。 しかし、後半は現実味のない展開の連続で、 興味が薄れてしまった。 (敵が待ち構えているところに一人で赴く、など) また、ラスト直前でのハン大佐の行動は、 希望を失ったとはいえあり得ないと思った。 | ||||
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冒頭は悪くなかった。 同じ人物の同じセリフというか、描写の重複が目立つ。 人物が登場する過程が飛び飛びなのもどうかなと。 今年読んだ本の中では日光の手前。 | ||||
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朝鮮人民軍と人民解放軍の混成部隊が、台風が直撃した東京錦糸町を襲う。 対応が後手に回る防衛機関、制度解釈の罠にはまる政治家と官僚機構。 被害が拡大する中、敵の司令官ハンの真の狙いはどこに?自衛隊の分析官真下の戦いが始まる、という話。 集団的自衛権の議論がされている、今。時宜を得た作品ではあります。 しかし、激しい戦闘シーンが多い作品かな?と思いきや、そこは薄味で、戦闘はあっけないものばかり。 最後までちっともテンションが上がらない。 政治家同士の駆け引きも、ちょっと中途半端で政治ゲーム的な色もそれなりレベル。 麻生幾の「宣戦布告」みたいな、ヒリヒリする緊張感には到底及ばない。 台風という自然条件頼みの作戦も現実的とは思えず、作者の熱い思いはひしひしと感じるものの、没頭して読むことができなかった。 及第点ギリギリという印象です。 | ||||
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