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帰らずの海
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帰らずの海の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 21~25 2/2ページ
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函館を舞台にしたノワール警察小説。 さらりと読める小説であるが、すっきり感は無い。少し入り組んだストーリーでありながら、結末まで上手くまとまってはいるように見えるものの、細部には粗さを感じる。すっきり感が無いのは登場人物の善悪がはっきりしてないためか。 かつて暮らした函館に赴任した刑事の田原稔は着任早々、殺人事件を捜査する。被害者は田原のかつての恋人、水野恵美だった。少しずつ明らかになる田原の哀しみと苦悩に包まれた過去と事件の真相… | ||||
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馳さんの大ファンで全て読破しておりますが、ポケベルのくだりで引っ掛かりました。ポケベルの機能を知らないのでしょうか?ポケベルは受けるだけでポケベル同士でも通信は出来ません。細かい事だがここで引っ掛かり、とてもつまらなくなりました。 編集者も何も言わないのか、言えないのか。些細なことは作品は台無しです。 | ||||
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退屈せずにスラスラ読めるのだから つまらない 訳ではありません。 ただ、読んでるうちに 辻褄が、合わないというか・・ どう考えても無理があるでしょ・・ ってなトコロが (恋人のストーカーを追い詰めて逆に殴られて入院、 住所も名前も知っているのに訴えもしないばかりか その事実さえも誰にも告げない等など・・) 担当編集者は、助言なりしないのかしら 前作 「 ラフ・アンド・タフ 」 にも言えることですが、 もう少し丁寧に書いて欲しいものです。 | ||||
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昔の恋人が被害者の殺人事件を担当することになった刑事田原稔、さらにその恋人の実兄は田原の幼馴染で、且つ悪徳刑事となっていた。 そして田原自身も過去に大きな秘密を抱えているという、事件を追う田原は過去にも縛られ脅かされることになる。流石の物語設定。 作者お得意のダークサイドもののはずが、暴力を振い欲望のまま破滅に突き進んでいくようなことはなく、敢えて言うなら馳星周氏の刑事ものなのにメインは純愛だと思います。真相もオーソドックスではあるものの、それでも最後まで飽きることなく読めるのは、作者の力量だと思います。 それにしても、本書に限りませんが、馳星周氏の描く食事や料理のシーンは、個人的にとても美味しそうに感じられます。 | ||||
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馳星周氏の刑事もの。北海道函館をとある事情で去った刑事、田原。 しかし、20年ぶりに戻った函館で昔の恋人が殺害された事件を担当することに。 昔の苦い記憶を胸に捜査を進める田原だが、旧友でもあり汚職刑事である郁夫と事件の真相に迫る。 話自体は非常に巧いし、飽きずにスラスラ読めるのだが、馳氏の虚無感・絶望感に包まれるような作風を100とすれば、5くらいの毒素度合。 普通の刑事もの、として読めば及第点だが、「夜光虫」や「漂流街」ファンの私としても、薄過ぎる味付けで残念でした。 | ||||
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