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デイヴィッド・コパフィールド
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【この小説が収録されている参考書籍】
デイヴィッド・コパフィールドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全49件 21~40 2/3ページ
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登場人物の多彩なこと、純粋な心が変わらない主人公、という魅力に取りつかれて、一気に読んだ。 都市化する社会と、男と女の役割分担、植民地という逃げ場、遺産の有無、冒険的投資、法律実務家といった社会的背景の中で、細やかな心の動きや会話を詳細に描いてくれ、楽しい時を過ごさせてくれた。 | ||||
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Superb story... Charles Dickens loved this novel himself. When you finish reading this book, you will surely understand why love is needed in life, why we should love all our neighbours. | ||||
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私は、もともとトルストイが好きでしたが、そのトルストイが青年時代に繰り返し読んだというので「デイヴィッド・コパフィールド」も読みました。 感想はさすがに素晴らしいの一言です。 悪い人物も登場しますが、全体的に感傷的なところがあって雰囲気もいいです。 以前読んだ原書にはディケンズの序文があり、その中でディケンズは本書について以下のように述べていたと記憶しています。 「...。 世の中の甘い親たちのように、私の心の中にも一人のかわいい子供がいて、その子供の名前をデイヴィッド・コパフィールドというのだ」 まさに作者の主人公に対する愛情を感じるような小説だと思いました。 | ||||
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Superb story... Charles Dickens loved this novel himself. When you finish reading this book, you will surely understand why love is needed in life, why we should love all our neighbours. | ||||
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登場人物がとても魅力的。 ユーモアのセンスが高いため地の文ですらえらい笑える。 ストーリー展開が綿密に組み立てられているタイプではないが、個々の場面の描写が神懸かり的であり読者を飽きさせない。 実は子どもにも楽しめる作品かも。 | ||||
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楽しく読ませていただきました。 ところで、最近、感じることがあります。それは自分の理解度をもって訳の善し悪しを決めるのは、良いことではないのではないか、ということです。つまり、難しい漢字、漢語的用法などがあると、その訳書を遠ざけてしまう。せっかくの学ぶ機会を捨ててしまう。そして、わたしには分からないのですが、時として、名訳だと書かれている方がおられますが、原書を読まれている、または、その外国語に精通されていて、判断されているのでしょうか? ふと、疑問に感じることがあります。 わたしは余り外国語ができませんが、この中野好夫先生の訳には、日本語のうまさというものを感じさせられました。 ところで、今の新訳というのは、本当に必要なのだろうかと思うことがあります。もちろん、研究が進み新たな発見があったとか、訳語の誤りをただすなどということなら意味があると思うのですが、ただ単に、日本語がやさしくなったというのには、疑問を抱きます。さらに、新しく出たマルケスの『百年の孤独』のように、せっかく新版を出しても、その解説が無に等しいものがあります。たとえば、梨本香歩さんの解説。この解説を読んで、それまでは彼女の本を読んでみようかと思ったのですが、さすがに止めました。 今の新訳出版の中で、日本語の貧弱さを感じておられる方は、少ないのでしょうか? | ||||
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50年位前に、夏休み中に読んだ記憶があります。とんでもないくらい長い話ですがやはり面白いです。 中野好夫さんの訳は自然でスーッと本の中に入れます。古くても良い物は良いのです。 お若い方々にも是非とも挑戦してほしいものです。 | ||||
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とにかく登場人物達が魅力的で5巻と大著ながら まったく飽きさせません。 登場人物の造形は決して一色ではなく、 いくつもの色合いを場面ごとにみせ、 深みを与えています。 道徳観などは決して現代からは重たさを実感できない 部分はあると思いますが、数十年を時間軸に据えた 大河ドラマのような物語の面白さを満喫でいると思います。 サッカレーの『虚栄の市』と並んで、とても好きな作品です。 若い方にとくにお勧めします。 | ||||
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主人公「この料理、塩加減が足りないんじゃない?」 若妻「まあ、あなた、何てこと言うの? あたしの料理が下手だなんて! もうあたしのこと愛してないのね! おまけにあたしがブスだなんて!」 主人公「いやちょっと待ってよ!! そんなこと言ってないじゃん!!!!」 若妻「もういや!お父様に言いつけるから!」 主人公「なんでそうなるんだよおおおおおおおおおお」 →その後仲直り。 、、、、、、、、、、、、、、、、、、 最近このディケンズ・ギャグが脳内反芻して仕方ない。 この作品を読んだのは20年前なのに、、、、。 あとはユライヤ・ヒープの目の描写も忘れがたい。 そろそろ新訳を出すべき名作だ。 ちなみにディケンズについてはジョンレノンさんの評価がもっとも精確。 「ディケンズは笑えるしハマれるけど、 ディケンズカラーが濃すぎるから、 一度飽きると二度と戻れないね」 | ||||
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本書は英語圏の国々では「必読書」とされています。GWに一気に読破しました。しかし、日本の「文庫本」はドイツのレクラム文庫を模範としたようですが、文字が小さく、本が小さいわりに重く、カバーや帯がじゃま・・・ 高齢化社会でもあり、今こそ「文庫本」を、英米のペーパーバックを模範とした、文字が大きめで、本が新書サイズでも軽く、カバーなしの古典・名作シリーズの刊行を新潮社にぜひご検討いただきたい。その他の文庫本出版社も同様のコンセプトで「文庫本」をリニューアルしてください。 | ||||
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少年からの成長譚。少年なりに鼻を利かせて信頼できる人、そうでない人を嗅ぎ分けるが、時に誤って裏切りの憂き目にあったりもする。 成長譚とは言っても、幼少期から正直で一途で理知的な性格は一貫しており、精神的な成長はあまり感じられなかった。本人よりも周りの人物や環境の変化にハラハラドキドキして引き込まれた。 デフォルメされたさまざまな一癖ある登場人物はみな印象が深く、人物名をメモせずに読んでいても混乱することはない。 誠実な人間であれば、立場の違いを超えて肯定的に受け入れる強い人間愛に満ちた作品と感じたが、結局は都合よくデビッドの幸福物語になっている面は否めず、ここが評価の分かれるところなのだろう。 石塚裕子氏による翻訳は、原著がそうだったのかわかりませんが、ごく一部で措辞の工夫のない単純過去形の素訳的な文章が急に現れ、面食らうことがあった。また、多用されている「だもんで」という接続詞には違和感があった。「だもんで」は中京・東海地域の方言的言い回しのため、適切とは思えない。 | ||||
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新しく訳が出た、ディケンズの本。 自伝に近いと言われている小説です。 何とも愉快な仲間たちとの出会い、それに伴う成長。。 素晴らしい小説です。 確か、7年前か8年前は全ての巻がそろっていませんでした。 続きが読みたくて、岩波文庫にいつ出版するのか問い合わせたことを思い出しました。 すごくいい小説です。 | ||||
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さて、この頃までに、私は、私という人間から言っても、いろいろ他の事情から言っても、当然作家になるよりほかないと信じる根拠もできたので、いわば自信をもって、この職業に励んだ。もしそうした確信がなければ、勿論、そんな仕事は放擲して、もっとほかの仕事に努力を集中していたに違いない。つまり、性格と言い、境遇と言い、天はどういう人間に私をするつもりなのか、そこをよく極めて、ただそれのみに精進すべきだったのだ。 彼女は、別に忠告もしてくれない。義務のようなことも言わない。 ただ言って来たのは、例によって心のこもった調子で、あなたのことはあくまで信じているというだけだった。あなたのような人は、きっと禍を転じて福とするに決まっている。試練と悲しみとが、それを一層高め、強めるだろうことも知っている。受けた悲しみによって、むしろどんな目的にしても、一層強い、一層高い励ましを受けることは間違いない。あなたの名誉を誇りとし、そのまた向上を心から願っている私としては、あなたが決して努力を止めないことを確信している。 あなたの場合は、決して悲しみが弱さになるのでなく、逆に、力になるはずだということも知っている。 子供の時の苦難が、よく今日のあなたを作ったように、今度のより大きな不幸も、きっとあなたを力づけて、今以上の人にするに違いない。そして、それらの経験があなたを教えたように、今度は、あなたが、人を教える人間になるに違いない。 | ||||
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息も尽かせないストーリー展開、魅力的な登場人物たち、ユーモアと哀愁がバランスよくちりばめられており、この作品の魅力を挙げると尽きません。それでも一番の魅力は?と聞かれたら、主人公デイビットの何があっても変わらない純粋さと可愛いらしさと答えます。 そのデイビットの愛らしい幼少時代、涙なしには読めない子供時代が描かれてるのがこの第一巻です。特に最後のほうの劣悪な労働(子供なのに!)とそこからの逃亡のくだりは、作者の実体験をベースにしてるだけあって、デイビットの悲しみや惨めさが痛いほど伝わってきて胸が張り裂けそうになります。 長編の第一巻ですが、気負わず手にとってみることをオススメします。特に子どもが主人公の小説が好きな方なら、間違いなく楽しめると思います。 | ||||
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長編のため、読み終わるまでに体力がいるなぁと思っていたが、 杞憂に終わった。 とにかく最初から最後まで全然飽きずに読み通せる。 私が好きな部分は、登場人物が喜んでいるシーンだ。 大げさなくらいの喜びよう、滑稽なくらいのはしゃぎようだけれど、 そういう描写を読んでいると無条件で幸せな気分になる。 国も時代も超えてなお読者を物語に引き込む力量。 ディケンズの偉大さを改めて知った。 | ||||
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「クリスマス・キャロル」や「オリバー・ツイスト」など、 現代の我々にも親しみ深い作品の産みの親として著名なチャールズ・ディケンズ。 本作は、そのディケンズ自身が「一番好き」と述懐している作品であり、 彼の自伝小説としての側面を持っています。 特に少年時代のエピソードは最もその雰囲気が強く、 時に心温まり、時に切迫する心情がよく描かれています。 まるで作者が、少年時代の自分自身を懐かしく見守っているかのようです。 ディケンズ作品は、とかく「戯画的」と評されがちですし、 本作の雰囲気もまた、その評の故なしとしません。 コパフィールドとそれを取り巻く人々のサクセスストーリーは、 いかんせんおとぎ話の感を拭えないし、逆に彼から去ってゆく人たちの挙動も、 ちょっとばかり極端です。 しかし僕は単純にこの作品が好きです。 人物がいかにデフォルメされ、ストーリーが一方的でも、 そこに一本筋の通ったディケンズの自負が垣間見えるからです。 「どんな時でも休まず一心不乱に努力すること。」 すなわち、ディケンズの身上はその一点にあったでしょう。 一時は底辺の生活に身を落としながら、そこから這い上がった彼の自負が、 作中に溢れています。 その自負を力みかえらず、コミカルかつシニカルに描ききって見せた その楽しげな筆が、僕をこの作品の中に漂わせてくれたのでした。 長大な作品ですが、読み始めればあっという間に時の過ぎる作品です。 (全5巻通読のレビュー) | ||||
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村上春樹さんの小説によく登場するディッケンズ。 一度読むことを勧めますよ。 | ||||
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イギリスの文豪ディケンズの文句なしの最高傑作です。 モームの世界小説十選にも紹介されています。 ストーリーですが、主人公の誕生、継父からの虐待、学校に通う少年時代、母の死 といろんなことが紆余曲折、行き当たりばったりに展開されていきます。 ディケンズは饒舌な作家で、ずっと読んでいると、頭の中がやかましくなってきたり、 また「神経が云々」といった神経云々な心理描写が多いため、無駄に疲れる部分が多々あります。 そのため好き嫌いが分かれるかもしれません。 しかし、そういったことがあっても、この小説はとても楽しい! 負債に追われて絶命に瀕したかと思った次の日には、どんちゃん騒ぎをやらかしている ウィルキンズ・ミコーバー氏や、「ジャネット、驢馬よ!」の叔母さん、 カリスマ的な魅力を持つスティアフォースや、船の中に住む陽気な一家。 夜、自室でひっそり白熱電灯を灯しながら読むと、当時のイギリスにタイムスリップできます。 また、この小説の魅力のひとつに「食」があると思います。 主人公達は、しょっちゅう宴会騒ぎをやっていて、とてもにぎやかです。 鳩肉のパイや、ポンチ酒、きわめつけは、○○○肉! これはお腹いっぱいになるくらい、美味しすぎる小説です。 この小説を読んでいる間、私は毎朝、 ハムエッグ・トーストと葡萄酒(ワインともいう)をやっていました。 疲れますが、楽しい小説。ぜひ読んでみてください。 | ||||
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世界3大文豪の一人、ディケンズの作品です。実はバルザックもディケンズも家内が学生の時に研究していましたので、それで読み始めたという経緯があります。 海外は知りませんが、日本では結構好き嫌いがわかれるみたいですね。僕は「オリバー・ツイスト」も好きですが、やっぱりディケンズの円熟期に書かれたこの「デイヴィッド・コパフィールド」がなんと言っても大好きです。作者の自伝的要素が結構入っているようなので(もちろんそのままではないですが)、そのせいか作品の随所に真に迫るリアリティーを感じます。後から思い返すと結構暗いお話のはずなのですが、語り口調や出てくる人物(ミコーバーやベッツィ・トロットウッド)にハチャメチャで滑稽なニュアンスを持たせているので、読んでいる時はどちらかというとドリフのようなお笑いを見ているような感覚になります。そういう意味で不思議な色調を帯びていると言っていいかもしれません。 これを読んでいて声を出して笑っていたら、家内にびっくりされました。 もちろん内容はあらゆる意味で完璧。非常に面白いストーリー展開で、全く飽きずに最後まで読めることは僕が保障します。最近の適当に駄作を書きまくっているような現代作家とは格が違います。 高校生以上なら十分読めるでしょう。 | ||||
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世界3大文豪の一人、ディケンズの作品です。実はバルザックもディケンズも家内が学生の時に研究していましたので、それで読み始めたという経緯があります。 海外は知りませんが、日本では結構好き嫌いがわかれるみたいですね。僕は「オリバー・ツイスト」も好きですが、やっぱりディケンズの円熟期に書かれたこの「デイヴィッド・コパフィールド」がなんと言っても大好きです。作者の自伝的要素が結構入っているようなので(もちろんそのままではないですが)、そのせいか作品の随所に真に迫るリアリティーを感じます。後から思い返すと結構暗いお話のはずなのですが、語り口調や出てくる人物(ミコーバーやベッツィ・トロットウッド)にハチャメチャで滑稽なニュアンスを持たせているので、読んでいる時はどちらかというとドリフのようなお笑いを見ているような感覚になります。そういう意味で不思議な色調を帯びていると言っていいかもしれません。 これを読んでいて声を出して笑っていたら、家内にびっくりされました。 もちろん内容はあらゆる意味で完璧。非常に面白いストーリー展開で、全く飽きずに最後まで読めることは僕が保障します。最近の適当に駄作を書きまくっているような現代作家とは格が違います。 高校生以上なら十分読めるでしょう。 | ||||
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