ホテルローヤル

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評判

ホテルローヤルの評価:

3.74/5点 レビュー 326件。 D ランク

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平均点3.74pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全332件 21〜40 2/17ページ
No.312
(4pt)

釧路の春は何もない春です。と森進一は歌った。そこで生きる人たち。

北海道、釧路にあるホテルローヤル。そこから湿原が見えるという。ラブホテルは、「非日常」の空間。男と女の間にある深い井戸を覗くような気分となる。やはり、くらい小説だ。逃避する人、暗い部屋で、セックスに溺れながら、自分の惨めさを醒めて見つめる。七話の物語。
「シャッターチャンス」ホッケーの選手。憧れだった。怪我して恋人になった。本来なら恋人になれない存在。彼は、「挫折」と言った。そして、彼は素人投稿の雑誌のヌードの写真を撮りたいという。それが、希望になっている。廃墟と化したホテルローヤルの薄汚れた使用感のある部屋で、写真を撮るのだった。あぁ。挫折は、私の言葉だった。
「本日開店」ホテルローヤルのオーナー大吉は、死ぬときに、「本日開店」と言って死んだ。その骨を預かる住職の妻。檀家の代表者の4人に、サービスをする住職の妻。お布施の料金は3万円だった。そんなことでしか、檀家を維持できないのだ。檀家の代わりの息子に、会うときに、肌色の下着をつけていたことを悔やむ住職の妻。2回目には、ちゃんとした下着をつけていた。なんのための奉仕なのか。
「えっち屋」ホテルローヤルの店じまいのために、備え付けの備品、大人の玩具を扱う営業マンが回収に来た。その営業マンは「えっち屋」と呼ばれていた。えっち屋は嫉妬深い普通の妻がいるという。雅代は店じまいだから、大人の玩具を使おうとえっち屋にいう。そういえば、やり方忘れていた。セックスとは人がやるもので、自分のやるものではないと思っていた。雅代は肌色のショーツを履いていた。ふーむ。えっち屋のセックスは、気持ちいいのだ。あかん。好きになりそうだ。
「バブルバス」ホテルローヤルで、思いっきり声を出して合体する夫婦。妻の自分の体の観察が鋭い。
「せんせぇ」野島は単身赴任の教師だった。家に帰ろうとして駅で切符を買うと後ろに成績の良くない生徒のマリアがいた。マリアは、母は駆け落ちし、父親は失踪したという、高校をやめてススキノで、キャバクラ嬢をしようという。野島は、家の前にいたら、妻は不倫相手の校長を引き連れていた。家に戻ることもできない野島。マリアと一緒に。
「星を見ていた」次郎が3万円を封筒に入れて送ってくれた。ホテルローヤルの清掃員マコは、嬉しかったが、次郎は極道になっていたのだった。
「ギフト」大吉の妻が離婚届を置いていった。謝りに行って、土下座したけど、もう来るなと言われた。つわりの愛人るり子に、みかんを食べさせようと買いに行く。デパートの売り場にあった「ローヤルみかん」は、6000円だった。それを買った。そしてラブホテルを大吉は、るり子と一緒に始めるのだった。
廃墟になったホテルローヤルから、釧路の湿原に建てようとする大吉。著者は、ラブホテルを経営する家族の一員だった。そこでの物語を紡ぐ。読み終わって、森進一の「釧路の春は何もない春です」という歌が思い浮かんだ。何もない春の中で、懸命に生きる人びと。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.311
(4pt)

独特の文体と構成、北海道の情景がいい余韻を残す作品

おすすめに出てきたので何となく気になってKindleで購入し、一晩で読了。直木賞受賞作ということは後で知った。最初は文章が独特で不思議な感じがしたが、次第になれて読みやすくなった。全体的に地の文が多めだけど、効果的な部分でいい台詞がたくさんあって沁みる感じ。廃墟ラブホテルから始まり、次第に時を遡る構成がすばらしく、本全体を味のあるものにしていた。人物と情景が綺麗に調和し丁寧に描かれていて、特にせんせぇと女子高生、大吉とるり子のエピソードが印象に残った。寺の話もゾッとしたが面白かった。読後感が爽やかではないしけれど、作風として楽しむことができたし、何ともいえない余韻と廃れたホテルローヤルのイメージが頭に残った。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.310
(4pt)

ダラダラ

映画化を見越して、映像が浮かぶ。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.309
(5pt)

文章のリズムがいい

面白い、簡潔な文章、ひとつの文章が短く、それが読点で更に短くなっている、リズムがいい。オムニバス形式の作品で、5番目の「せんせぇ」が吉本風のやり取りもあって、特に面白いと思った。舞台は北海道の釧路湿原?を見下ろす高台のラブホテル。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.308
(5pt)

あなたもホテルローヤルへようこそ。

いろいろな人生がある、作者独特の世界観を感じる。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.307
(1pt)

全然面白くない

このホテル「ローヤル」みたいな構造のホテルに行ったことがあるけど、1階の駐車場にはナンバーを隠す板が置いてありました。で、入口の鍵が締まらなかったんで枕の下に財布を置いて寝ました。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.306
(2pt)

期待外れ

タイトルの話は、面白かったが後の話は、それほどでもない。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.305
(5pt)

映画を観てからでも楽しめる

映画を観たあとに読んでも十分楽しめます。寧ろ人物が頭に浮かんできて読み進み易かった
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.304
(5pt)

感動しました。

特にバブルバス  良かったです。こんなにいい人たちは世の中にありえないとは思いましたが、自分の普段の行いや世の中に対する姿勢を思わず正さずにいられない一作でした。
他の作品も、とても心動かされました。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.303
(4pt)

映画は見てません。

まあまあ面白かった。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.302
(5pt)

興味津々でした

なかなか面白いです
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.301
(5pt)

ありがとうございました。

ありがとうございました。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.300
(3pt)

期待しすぎてしまった

期待しすぎたかもしれない。
ラブホテルを中心にそれぞれの物語が展開されていくわけだが正直普通と思ってしまった。それでも登場人物のセリフや表現力などはグッとくるものがあった。
ただただ期待しすぎた
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.299
(4pt)

切なさから始まり、どれも、どこか寂しい物語たち。

廃屋となったラブホテルから始まり、その創業まで時間をさかのぼっていく連作短編小説。一つ一つの物語には男女や親子の関係があって、悲哀に彩られていて、それぞれの結末が気になって読み進んだ。切ない気持ちで始まる最初の短編から、最後まで寂しさの付きまとう物語たち。一番印象に残った短編は「せんせえ」。寒い冬の日の午後を一人ぼっちで過ごしているような読後感でした。たまたま同じ時期に読んだ、海外小説の「オリーヴ・キタリッジの生活」(ハヤカワepi文庫)と雰囲気が少しかぶりました。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.298
(4pt)

「ラブレス」も愛に溢れていましたが、この小説も愛に溢れていました。

桜木紫乃の小説は、2度目です。最初「ラブレス」を読み感動しました。
この小説は、時間の流れが、現在から過去にさかのぼる形をとっています。「ラブレス」も同じ形でした。
そして、この本に出てくる人は、優しい人が多いです。
山田ミコの次男がヤクザになり、人を殺しても「うちはこういうことで辞めてくれという職場でないし、安心していいよ。あしたもちゃんときてね。」とか「ミコちゃんにはなんも罪のないことだから、明日また元気に働こうね。」には、グッときました。
「ラブレス」も愛に溢れていましたが、この小説も愛に溢れていました。
なかなかいい小説でした。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.297
(4pt)

人間の暗い部分に、また北海道が舞台他にはないおもしろさ。

面白い
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.296
(3pt)

読みやすく,わかりやすい!

さらっと,読めてしまいました。
なるほど、全体的になるほど、と何度も
思いました。
 違うものも読んでみたくなりました。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.295
(5pt)

読者は2度読む

kindleで初めて読んだ。寝床で読むせいか1度読んでも「・・・あれ?」だったので、もう1度読もうとページを戻そうとしたが、kindleの使い方がわからず、1ページずつめくって戻すという、とても正解とは言えない方法ではじめに戻って2回読んだ。ようやっとストーリイが見えてきたという塩梅であった。これは作者の狙いなのか?それとも私の読書力が弱いのか?考えさせる1冊だと思う。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.294
(3pt)

過去にさかのぼるお話

せんせぇ、と、星を見ていた
は、かなり面白かったです。あー、この二人死んじゃうのかなあ、と思わせる設定もいいです。
でも、それ以外は読む価値もないくらい退屈。
んー、でも、上記二つが良かったから、買ってよかった。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926
No.293
(5pt)

映画を観たあと文庫を読みました

映画のタッチが自分の好みだと思い、何年かぶりに映画館に映画を見に行きました。地元の映画館で客はコロナ禍とはいえ僕一人。初めての映画館貸切です。映画は素晴らしかったです。泣けるシーンも多く、何十年かぶりにパンフレットまで買って帰りました。
特に良かったのがお盆の墓参りの帰りにホテルに寄った夫婦のシーン。俳優さんも女優さんも実にリアリティがあると感じました。奥さんの台詞でグッときて泣けました。その部分をもっと深く読みたくて文庫を買いました。
映画では分からなかった設定や家族との関係性など後追いですが知ることができて大変満足できました。良い小説です。
ホテルローヤル Amazon書評・レビュー: ホテルローヤルより
4087714926