ホテルローヤル
評判
ホテルローヤルの評価:
3.74/5点 レビュー 326件。 D ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全332件 21〜40 2/17ページ
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ホテルローヤルの評価:
3.74/5点 レビュー 326件。 D ランク
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「シャッターチャンス」ホッケーの選手。憧れだった。怪我して恋人になった。本来なら恋人になれない存在。彼は、「挫折」と言った。そして、彼は素人投稿の雑誌のヌードの写真を撮りたいという。それが、希望になっている。廃墟と化したホテルローヤルの薄汚れた使用感のある部屋で、写真を撮るのだった。あぁ。挫折は、私の言葉だった。
「本日開店」ホテルローヤルのオーナー大吉は、死ぬときに、「本日開店」と言って死んだ。その骨を預かる住職の妻。檀家の代表者の4人に、サービスをする住職の妻。お布施の料金は3万円だった。そんなことでしか、檀家を維持できないのだ。檀家の代わりの息子に、会うときに、肌色の下着をつけていたことを悔やむ住職の妻。2回目には、ちゃんとした下着をつけていた。なんのための奉仕なのか。
「えっち屋」ホテルローヤルの店じまいのために、備え付けの備品、大人の玩具を扱う営業マンが回収に来た。その営業マンは「えっち屋」と呼ばれていた。えっち屋は嫉妬深い普通の妻がいるという。雅代は店じまいだから、大人の玩具を使おうとえっち屋にいう。そういえば、やり方忘れていた。セックスとは人がやるもので、自分のやるものではないと思っていた。雅代は肌色のショーツを履いていた。ふーむ。えっち屋のセックスは、気持ちいいのだ。あかん。好きになりそうだ。
「バブルバス」ホテルローヤルで、思いっきり声を出して合体する夫婦。妻の自分の体の観察が鋭い。
「せんせぇ」野島は単身赴任の教師だった。家に帰ろうとして駅で切符を買うと後ろに成績の良くない生徒のマリアがいた。マリアは、母は駆け落ちし、父親は失踪したという、高校をやめてススキノで、キャバクラ嬢をしようという。野島は、家の前にいたら、妻は不倫相手の校長を引き連れていた。家に戻ることもできない野島。マリアと一緒に。
「星を見ていた」次郎が3万円を封筒に入れて送ってくれた。ホテルローヤルの清掃員マコは、嬉しかったが、次郎は極道になっていたのだった。
「ギフト」大吉の妻が離婚届を置いていった。謝りに行って、土下座したけど、もう来るなと言われた。つわりの愛人るり子に、みかんを食べさせようと買いに行く。デパートの売り場にあった「ローヤルみかん」は、6000円だった。それを買った。そしてラブホテルを大吉は、るり子と一緒に始めるのだった。
廃墟になったホテルローヤルから、釧路の湿原に建てようとする大吉。著者は、ラブホテルを経営する家族の一員だった。そこでの物語を紡ぐ。読み終わって、森進一の「釧路の春は何もない春です」という歌が思い浮かんだ。何もない春の中で、懸命に生きる人びと。