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ホテルローヤル
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ホテルローヤルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全210件 101~120 6/11ページ
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すごくサクサク読めて、面白かったです☆桜木紫乃さんの他の本も買いました〜。 | ||||
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まだ読んでいませんが、品物は、売り手さまの自己評価どおりの状態でした。 | ||||
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自分の好みとして「リアリティ」と「人間の哀しさ」がツボなので、 完全にやられました。 女房を紹介してくれた上司が、実はその時点ですでに女房の愛人。 今後も責任を取らずに楽しむだけの関係を続けるには、ちょろい男と 結婚させてしまうのが何かと好都合。 女房も女房で真面目で気弱な公務員を旦那としてキープしつつ、 愛人との逢瀬を継続したい。 そんな悪魔のような利害が合致する中、その害の部分だけをひとり 背負うことになった旦那・・・ 哀しいよ、哀しすぎる。 よくもまあ、こんな残酷で哀しい設定を思いつくよなあ。 同じ男としてリアルに胸が締め付けられました。 | ||||
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さらっと読める割に読み応えがありました。星を一つ減らしたのは、並行して読んだ向田邦子さんの作品があまりにも良かったので、それと比べると、という訳です。 | ||||
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ラブホテルが舞台の話なんて聞くと、 色っぽい小説なのかな?と思いきや、まったくそんなことはありませんでした。 どちらかというと、生きていく上での閉塞感を描いたという印象です。 その裏暗いかんじが、ラブホテルという存在の放つ印象とうまく調和しています。 どうにもならない暗さが心に沁み入りました。 | ||||
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ラブホテルを巡る話なので当然ながら男女の性愛がテーマとなるのだが、短編連作という形を取りながら、ホテルを巡る人間模様がリンクしていて飽きさせない。しかも文章が面白く、生々しい男女の交わりを描きながら、その悲哀とユーモアをバランス良く描いている。最近読んだ小説では一番面白かったです。 | ||||
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『オール讀物』平成25年/2013年9月号で3編の短編を読み、 今回単行本で7編全てを読みました。 今は廃墟となったラブホテル「ホテルローヤル」と、 そこに関わってきた人々を、時間を逆戻りさせながら、 最後にホテルの開業にまつわるお話で終わる7篇からなる連作短編集です。 単行本で読んで、初めて構成力の上手さに接することができました。 実際、著者が15歳のとき、父親が釧路町に「ホテルローヤル」というラブホテルを開業し、 部屋の掃除などを手伝っていたといいます。 繋がっているだけの家族の姿を軸に、 疲弊した地方都市の状況を織り交ぜながら、 著者にしかない、きしんだ引き出しを、迷わずに開けられた印象です。 男女の危うさや、つらく貧しくあやふやな人間関係の中で生きている人々の 人間像を、不幸な横顔を、さりげなく冷静に表現されています。 それぞれが抱えている負い目のせいもあるのでしょうが、 本心を吐露しないで、寡黙なまま生きている人たちに、なぜか懐かしさを覚えました。 言い放った後、すれ違う感情の中で生きていくわずらわしさを考えると 口を閉ざしていることのほうが幸福なのかもしれません。お利口なのかもしれません。 言い放たないから、文学が必要なのかもしれません。 「本日開店」の西教、「シャッターチャンス」の美幸、「星を見ていた」のミコ、 それぞれの心中を察して、読後も彼らから離れられません。 「せんせぇ」の教師と生徒が心中した二人なのでしょうか。 釧路へ向う二人に想像力をかきたてられます。 私的には「死ぬまでいいひとでいられる能力は、そのひとに与えられた徳ですもんね」 〈『本日開店』P41〉という言葉も響きました。 | ||||
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すでに世間の評価を受けている作品に感想を言うのは失礼ですが、今の時代を切り取りながらも、特に女性を取り巻く環境や感情のひだがよく書かれていると思いました。子どもを産み育てるのは女性。今までもこれからも。男性中心の社会の中で正直に小さく。さびしくなったとたん不幸になる。作者の以前の作品より、読みやすい文章でした。 | ||||
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とても良い作品でした 心理描写、構成は申し分ない作品。 良い言葉を使ってるし、凄いなと思いました。 ただ驚いたのは直木賞という所 どちらかというと芥川っぽかったかな。大衆向けではないような気がした。 オチの匂いがどれも少し似ていた事 一人称と三人称が所々、入り混じる事 これ以外はとてもよかったと思います。 | ||||
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話題作ですが、書店に行ったら売り切れていたりして買う機会を逸していました。中古ながら、汚れが気にならずに読めました。 | ||||
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価格は非常にリーズナブルです。 丁寧な包装で本自体に痛みもなくきれいでした。 | ||||
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基本的に、舞台は、ホテルローヤルですが、時代はあちこちへ旅をします。 その当時に、そこに関わった人々の悩みや苦しみ、ホテルに残した傷痕のような情念が錯綜して、次の時代の物語中に垣間見えていく、という実に巧みな展開に、ぐいっと引き込まれていきます。 想像以上でした。 | ||||
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お店は迅速丁寧でした。一気に読み通すことができました。桜木さんの作品をもう少し読んでみたくなりました。 | ||||
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図書館で300人待ちだったので思い切って購入。 絶賛されるようなものではないとは思いましたが、その丁寧な筆致は心にしみる感じです。 この世界観はまだ続編もかけると思いますので、エピソードを重ねて第二巻を書いてください。 | ||||
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バブル時代に作られたラブホテルを舞台に繰り広げられる人間物語が描かれています。 30年ほど遡りながら書かれていますが、それぞれの時代背景が表れています。 ちょっと寂しい物語ですが、心に深く染みてくるものがありました。 | ||||
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釧路の湿原を見渡す丘の上にあるラブホテル。 今は廃墟と化したこのホテルを中心モチーフとして 7つの短編が展開されます。 少々無理な設定ではと思わせる話もありますが、 最後まで読ませるところは上手いです。 文章は簡潔にして含みがあり、職人芸を思わせます。 何より「手垢の着いた常套句」が殆ど無いのが好感が持てます。 この作品なら芥川賞でも良かったと思われます。 娯楽作品ではありません。 | ||||
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期待感いっぱいで読みました、桜木さんの想像豊かな執筆には満足いっぱいです・ 今後も頑張って好い作品を重ねて下さい、 | ||||
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生と性のやりとりを、極限まで表現して美しい物語としての文学を成立させる作品群と思います。やるせなさ、悲しみ、そして喜び、それらの哀感をふさわしい言葉で紡いでいけばこのような物語になるのだろうとひたすら共感を覚えました。人生とは、その時何を感じ、何と言う言葉を発し、決断をして前へ進んでいくことの積み重ねであり、そのような作者の深みのある人生をかいま見せて頂いたような気がします。 | ||||
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内容も、文章も、優れていると思います。 ただし、本人の履歴を考慮しなければ、直木賞というより芥川賞相当の作品でしょう。 芥川賞なら、色々な意味で納得です。(ただし、芥川賞=ほめ言葉ではありません) 直木賞としては、物語構成の面白味がなく、最後まで物足りなく感じます。 各短編をつなげてひとつの物語に構成する力量がないと、直木賞作家としては自然消滅するでしょう。 | ||||
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ホテルの部屋が色々な人の人生を見つめているという感じで、とても上手い設定だと思いました。 | ||||
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