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ホテルローヤル
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ホテルローヤルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全63件 41~60 3/4ページ
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それぞれに短い文で良くまとまったストーリーですが、内容に少し物足りなさを感じました。 | ||||
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他の方同様、直木賞受賞とはあまり結びつかない作品だと思います。 著者は受賞後に「実家がホテル屋」だったと告白していますので、身近にあるような話の寄せ集めかなと。 北海道が舞台だからか、一抹の哀切が残る短編を目指したのでしょうけれど、それが読後感のモヤモヤというか 良くなさに繋がっていると思います。 | ||||
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読みやすい内容でそれなりに共感はもてるのと少し面白いので、あまり考え込みたく無い時にはいいと思う。ただもう少し期待していたのですが。 | ||||
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なんでこれが直木賞なのか・・・すまん。わからん。心に残らん。そしてなんかおいしくない後味が。その後味が地方都市の悲哀なのでしょうか?正直定価で買ったのを久々に後悔しました。 | ||||
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実家の家業をベースに、男と女の関わり合いを短編をつなぐ形で綴っている。楽しめたけど、それだけ。 | ||||
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前評判や講評(選考委員の)・書評の通り、描写も構成も巧い…といえば巧いのだろう。 ただ個人的には、この作家が描く登場人物たちには、なぜかほとんど魅力が無いように感じてしまうのだった。 魅力的に描けないのではなく、最初からあえて魅力的に描こうとしていないのではないか (この作家の、ある種のストイックな美学として)……と勘繰ってしまうほどに。 道東のうら寂しい街の(ラブホテルの)片隅で、はいつくばるように懸命にみっともなく生きてきた/生きている、 どこまでもちっぽけな男女の群像。 そうまとめると「愛すべき」…と続けたくなるところが、登場人物のどれもこれも、全然愛したくならない、なれない。そこが不思議。 しかし、だからこそ、物理的な意味に留まらない「最果て感」というか、どこまでいっても物哀しい時間や風景 (あるいは人間や人生についての真理みたいなもの?)が際立ってくると言うこともできる。 (しかし、キャラ立ちした&映画化しやすそうな作品ばかりがもてはやされるこの市場において、 こういう世界観は今後どこまで支持を広げられるだろう?) この作風は、はっきり言って私の好みではない。 ただ、作者独自の独特の世界を描いていることは認める。 また、たぶん全国的に「湿原とスパカツくらいしかイメージが湧かない」と思われているだろう道東の空気や状況について、 この作家が描き続けていることには、道東に縁のある者として感謝に似た気持ちがある。 (蛇足。受賞作・話題作だからか、ここに上がっている多数のレビューがいつにない様相で、面白かった。 まったく、手に取る動機も“読み”も、人の数だけあるもんだ。 巻頭作でのプロポーズのタイミングについて、どこに文句があるのかと疑問を呈しているレビューには、ただただびっくり) | ||||
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釧路湿原を見下ろす高台に、ラブホテル「ローヤル」はあった・・・。そこで働く者たち、 そこを利用する者たち、さまざまな人々のさまざまなドラマを、瑞々しいそして独特の感性で 描いた作品。 人というのは、実にさまざまな思いを抱えて生きている。心の奥に秘められた憂い、悲しみ、 悩み、とまどい・・・。作者は、それらをそっと両手ですくい上げ、本の中にちりばめている。 希望に満ちて「ローヤル」を建てた夫婦。その「ローヤル」の中でひっそりと働く者。そして、 いろいろな事情で「ローヤル」を訪れる者。世の中、いいことばかりはない。むしろ不幸な できごとのほうが多い。作者の叫びのような描写が、読んでいて胸に突き刺さる。「生きると いうことはこういうことなのか!」だが、「そこから逃げてはいけない。どんな時も前を向いて いなくては!」そういう作者の思いも伝わってくる。楽しく読める作品ではない。けれど、読んだ 後におだやかな余韻に心が満たされていくような感じがした。深い味わいのある作品だと思う。 | ||||
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毎日の報道の評判で買いました 短編で読みやすいものでした 内容は報道から感じ取るものとは私は違いました | ||||
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受賞時の作家インタビューを見て作家本人が面白そうでしたので購入しました。 読んでの印象は 一つのラブホを軸とする地方の人間模様、 全体の雰囲気は鉛色の曇り空の感じを受けました。 物語的には重い感じの話を少しさら~と表現しているのかなという印象 7話短編の構成ですが すべて読んで話が繋がり深みを増しました。 | ||||
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賞を獲った本と云うことで読みました。 別につまらないわけではないのですが、まあ普通ですよ。 感想文書けと云われても書けないそんな本でした。 それよりも週刊誌に載っていた作者のインタビュー記事の方が興味深かった。 一年後本棚から引っ張り出すかしら。 | ||||
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全体にまとまってはいますが、一度読んだらいいかなあという感じの内容でした。 | ||||
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賞をとった本なので、読んでみようかと購入しました。一つ一つの短編が「ホテルローヤル」でつながっていて、面白い。一つの話で疑問に思ったことが、後の話を読んで納得できたり。読みやすいし、一気に読める作品です。ただあまり私の好みではないです。全部読み終わった後に、なんとなく悲しいような寂しいような余韻が残りました。 | ||||
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短編の集まりのなのですが、なかなか面白い部分と平凡な部分がありました。でも、ホテルの裏側の話は聞いた事が無かったので、そういう意味で面白い本です。 | ||||
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普段400ページ前後の小説を読んでいる私にとっては、物足りなかった。 「北海道」・「ラブホテル」といった繋がりから、「稲川淳二の怖い話」の例のホテルを想像してしまいましたが、一捻りした様にしか感じませんでした。 ベットシーンにおいてかっての「週間実話」に連載されていた「官能小説」並みの「ドロドロ感」が出ていれば星5つでしたが、残念です。 志茂田景樹 先生の性描写の方が、面白かったですね。 もっと作品にユーモラスな部分を膨らませていたら、面白い作品になったのでは。 第一章があの内容だったので、つい期待しちゃいました。 | ||||
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さらりと読めます。 その分、インパクトがあるわけではなく 可もなく不可もなくという印象。 | ||||
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直木賞受賞作品だというので読んでみたが、期待感が大き過ぎたのか、あまり面白いとは思えなかった。ラブホテルが舞台の話だが、そんなにエッチな描写も出てこない。もっとドロドロ感があるかと思ったが、それもない。ちょっと拍子抜けだった。 | ||||
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第一話。釧路原野の湿原の廃墟となったラブホテルへ男が女を連れてきてヌード写真を撮り出します。ふたりは、怪我でアイスホッケー選手を断念したスーパー勤務の運転手と店の事務員で、男は投稿写真からプロカメラマンになることを夢見ているのです。そんな男に女は気持ちが冷めていくのを感じるのでした。 廃墟から開業に向かって時間を遡ってラブホテルをめぐって7つの話が続く構成ですが、これが効果を上げています。主人公は、スーパーの運転手、貧しい寺の住職の妻、ホテル経営者の娘、妻に不倫される高校教師、生活苦の夫婦、ホテル従業員、ホテルを開業した看板業者。いずれも人生を踏み外しかけた人間ばかり。どの人物も貧しくて、孤独で、ひどく疲れています。そういう人々が吹き寄せられるように湿原に立つラブホテルに集まって来るのです。だから救いのない暗い話ばかりです。 しかし、題材の暗さは問題ではありません。そこに人間の本質が表現されていて、こころ動かされる物語があればいいのです。ところが7話のうち3つは「ありえない設定では」と私は感じました。たとえば、高校教師と女子高生をラブホテルで心中させるには相当の根拠が必要でしょう。私のような素直ではない読者をも納得させるだけの著者の筆力を期待したいところです。また、ところどころ文章の生硬さも気になりました。新しい表現のなかにぎこちなさが感じられます。私は優れた小説の条件として、(1)主人公に魅力がある、(2)ストーリーが予測できない、(3)描写が上手い、の3点が必要だと考えていますが、本作品はいずれの点でも「いま一歩」でありました。これまでの直木賞受賞作に比べて読み手の胸を突くものが不足しているとも感じました。 個々の短編には不満が残るものの、全体としては疲弊しつつある地方都市でうごめくやるせない人々を浮かび上がらせることには成功しています。作者は意図していないかもしれませんが、この作品がいまの日本の断面を切り取っていることは評価できると思います。 | ||||
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今は、ただの廃墟と化したラブホテルにも、そこを利用した者やそこで働いた者、そこに携わった者達の泣き笑いや物語が存在する。 時間軸を反対に遡り、廃墟になった現在から短編小説でホテルローヤルがオープンするエピソードまでを紡ぐ構成。 バラバラな短編小説がホテルローヤルを軸に繋がって1つの物語として完成しているのは見事。 短編小説1つ1つがやや淡泊な印象でしたが、清掃婦の話が随分と心に沁みました。 | ||||
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短編で読みやすいが、どうしてこれが直木賞なのかな?という 感じがしました。 | ||||
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とても面白くというわけではないのですが、普通に楽しめました。 | ||||
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