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ホテルローヤル



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【この小説が収録されている参考書籍】
ホテルローヤル

ホテルローヤルの評価: 3.74/5点 レビュー 326件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.74pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全63件 21~40 2/4ページ
No.43:
(3pt)

兵どもが夢のあと

「ホテルローヤル」は,筆者の父が実際に経営していたホテルらしい(とすると,「えっち屋」の雅代は,まさに筆者そのものということか)。  冒頭の「シャッターチャンス」は,既に廃業して廃墟となった「ホテルローヤル」が舞台。 一部屋だけ,他人が使った痕跡が生々しく残っている部屋があり,貴史はその部屋で美幸の「芸術写真」を撮る。 ここからスタートして,徐々に時代が遡り,ホテルを舞台にした,あるいは関連した人たちが次々に登場して,最後には…。  廃墟になった建物にも,相応の歴史があり,多くの関係者の人生と深く関わってきたのだなぁと,しみじみと感じさせる連作小説だった。
ホテルローヤルAmazon書評・レビュー:ホテルローヤルより
4087714926
No.42:
(3pt)

重苦しい

好き嫌いがわかれると思う。 最初の1篇だけ読んだだけでは、読む気が失せる。 でも、最後まで読めばいろいろつながって、読み返したくなる。 読後すっきりしないし、もう一度読みたいとは思わなかったけど、でも共感できないかと言われればそんなことはない。 誰もが、馬鹿さ、愚かさ、哀しさ、愚直な素直さ、ちょっとした喜びなど、どこかで思い当たるんじゃないかと思う。 なんかちょっと、引っかかる本だと思います。
ホテルローヤルAmazon書評・レビュー:ホテルローヤルより
4087714926
No.41:
(3pt)

桜木紫乃 ホテルローヤル面白かったです

、発刊よりだいぶ日にちも経過していたため、安く本を読むことが出来ました。
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4087714926
No.40:
(3pt)

「氷平線」のような作品をまだまだ書ける!!

このままだと、桜木紫乃さんは、直木賞を受賞されたときに、作家としての寿命は尽きていた・・・という後世の評価になってしまいそうな危惧を持ちました。ホテル・ローヤルでの時間経過を逆にしてなぞる、という手法も、この小説の枠組みでの必然性を感じません。 単に、編集者と相談して、比較的良く描けているホテル・ローヤルでの初期のお話を、短編集の後半に据えた、といところが、“当たらずとも遠からず”、というところなのでしょう。また、ホテル・ローヤル崩壊時のエピソーデックな物語(この本の前半部分)、・・・・あれは、いくらなんでも貧相です。普通、もう少し何か、それらしいエピソードを書けるでしょう?

出来の良くない作品に対して、「私には、感情移入できる側面は殆どない小説でした」と、わざわざレビューに書くのは好きではないので、・・・・自分の魂の何かが揺すぶられる作品、一言書かないではいられない・・・・そんな作品に出合ったときにじぶんの日記のように、この欄をお借りして、これまで文章を書いてきました・・・。作家、桜木紫乃さんが自分と同郷の故 ―――― つい心配になり ―――― 余計なことを書かいてしまいました。
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No.39:
(3pt)

一気によめました。

期待していたのですがー。余り 心に残る事もなく 。さらっとよめました。
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No.38:
(3pt)

曖昧な境界

まずタイトル。
ホテルローヤル、スタートレックTNGの「ホテルロワイヤル」をまず思いました。
それに関連しているとは思えないけど、内容は索漠とした人生の残り香的なもので似ています。

文体は普通、読みやすいです。
全部読むのにせいぜい1・2時間です。
そういう点では漫画に近いです。

楳図かずおの中期の漫画を想起しました(おろちの頃)。
ただ楳図ほどドラマチックでもなく落ちもない投げやりな内容。
これではテレビドラマにも成り得ないでしょう。

男性の心理描写もいまいちというか、経験不足というか、定型的な解釈。
でもそこがいいのかもしれません。
内田春菊レベルに恐ろしいほどの心理解析されては、少なくとも男性は怖くて読めません。

このくらいの、怠い(だるい)男女の関係が、最も多くの人々に共感されるのかもしれません。

だるくはないけど、非常にゆるい、でもほんわかでもなく、普通に誰の人生にも吹く、少し乾いた、とはいえなにか腥い(なまぐさい)湿った冷ややかな風のようなものが流れる感じ。

文学とか云うよりも、漫画・劇画・TVドラマ・映画・・・などの境界線が曖昧な、ふうわりとしたものな気がします。
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No.37:
(3pt)

もやもやした閉塞感

短編集。みな、登場人物たちは今の不満足な状況から脱出しようとして失敗している人ばかり。
 あ、一人だけ先に進めそうな人が、ホテルローヤルの初代社長の娘。
 読後感はスッキリしない。
 ある意味一番救いが無い話が冒頭のシャッターチャンス。人間浮き沈みがあるものの、10.代の栄光を引きずって抜け出せない男ってなんともなぁ~。
 ヒロインで妥協してやるって感じがなんとも言えない。まだ、若いのに先が長い地獄だな。
 まあ、こんな緩やかに崖っぷちに立っている人々の話なんだけど、あまり、グっとくる魅力は感じられない。淡々とはしているけど。
 好きな人はこんな作風が好きなんだろうけど。まあ、ドラマ化された「ガラスの葦」よりはこっちの方が小説としては出来が良いと思うけど。
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No.36:
(3pt)

普通の作品

芥川賞か直木賞受賞者。年二回になって、すっかり箔が削げ落ちた両賞。
もはや、ライトノベル大賞と変わらない、いや、劣るのも時間の問題か。
この作品は普通だ。
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No.35:
(3pt)

普通の小説でした

期待していたよりも(^_^;)かなりあっさりとした内容でした。
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No.34:
(3pt)

傷がない

スラスラと読めるのは、読者のことを第一に考えた文体だからだろうか。

ただ、あまり好きな題材でなかったので
個人的に星はみっつで。

やっぱり個人的にはダイナミックな話が好きだなぁ。
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No.33:
(3pt)

ラブホテルを軸にした連作短編

読ませるんだけど、僕が男だからかあと一歩何かが足りないというか、伝わらないというか、まあでも面白かった。
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No.32:
(3pt)

良い作品だが・・・

短編連作の形をとった,ホテルローヤルをめぐる群像劇。

ホテルの最終的な行く末が最初の短編で示され,その後の短編で時をさかのぼるように,ホテルに関わる人々のさまざまな人生模様が語られる。

その語り口は淡々としたもので,特に大きなうねりを持ったプロットは存在しない。ただ,これらの人生模様はある種特殊な状況設定ではあるが,それぞれに人生の滋味を感じさせるものである。

文芸作品として十分に優れていると思うが,個人的な好みとして,プロットの意外性や人間性の深遠さといったものを求めてしまうので,評価としては3つ星とした。
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No.31:
(3pt)

亀ちゃん~現在から過去へ

現在、廃墟となっているホテルローヤルに写真を撮りにカップル、このホテルに関わっている人びとの描写がテンポ良く書かれていて読みやすかったし、短編にしたことでこのホテルに関わった人々の生活感も出ていたと思います。作者の今後の活躍を期待します。
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No.30:
(3pt)

人々の日々の営みへのまなざし

第149回、直木賞受賞作。
ラブホテル「ホテルローヤル」を舞台に
都会の反映とは無縁の北の地方に住む人々の
日々の営みを淡々描いた連作。

「アベノミクス」とも「東京オリンピック」とも
「憲法改正」とも無関係な人々。
こういった人々が安心して日々くらせる世の中は
今の政治状況で・・・やってくるのでしょうか?
そんなことをふと考えました。
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No.29:
(3pt)

直木賞かな?

う~ん。面白い部分はありますが…読んでみてもいいかもしれないけれど、受賞作とは思えないかも?
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No.28:
(3pt)

less than I expected

i had more expextation before,but it was less than I expected.
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No.27:
(3pt)

面白い

ラブホテルにくるカップルの色々な様子が書いてあります。なかなか発想も豊かで楽しめました。
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No.26:
(3pt)

終わりを書いた短編集

さまざまな男女の終わりの様子を書いた短編集。一つ一つのエピソードは
まあ、リアルな感じで表現されている。
関係が薄くなるにつれて、人間は自分を見つめなおすもの。
その中で自立していく人の様子がしっかりと描かれている。
全体を覆う寂寞とした空気の中で、最後にホテル名の由来が語られるが・・・
希望や再生、未来に結びついていかない感じが残念。
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No.25:
(3pt)

面白かった

そこそこ面白かったです。次、どんな作品が出てくるのか期待します。
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No.24:
(3pt)

経験ほど強いものはないのですが……

昨日は空いた時間があったので、
机の端に積みっぱなしだった
直近の直木賞作品『ホテルローヤル』を
読むことが出来ました。

舞台は北海道釧路市のさぴれた
ラブホテル。ここに集うカップルの
様々な人間模様を、著者の眼を通して
小説化したもの。

実際、著者の桜木さんの実家は
ラブホテルを経営しており、
言わば実体験が産み出した秀作。

元々は『小説すばる』に掲載された短編を
一冊にしたものです。

掲載の7短編、本来はオムニパスでもよかった
はずですが、「単行本化にあたり、大幅に
加筆・修正を行いました」の注意書きが
奥付にあります。

たぶん、各短編をリンクさせ、
単行本としての付加価値を探ったのでしょう。

時系列もどんどん昔へ遡る展開。
「あ〜、こういう理由だったんだ」と進むうちに
わかる種明かしは読み手を引き込みます。

ただ、残念だったのは構成力の甘さ。
著者本人は大枠のストーリーを構築した上で
執筆しているのでしょうが、展開が
唐突過ぎる場面があります。

さらに冒頭の「シャッターチャンス」と
2本目の「本日開店」はあまりにも
タッチが違いすぎます。

「シャッター〜」は文体が気張り過ぎて
今ひとつ説得力に欠けますが、
「本日〜」はとても読みやすく、
グイグイと引き込まれます。

奥付をチェックすると「本日〜」だけが
単行本化のための書き下ろし。

「シャッター〜」発表から
約2年後に書かれている訳ですから
著者、桜木さんのタッチも大幅に変わった
のでしょう(上手くなった?)。

この2作のタッチの違いを"統一化"したら
もっと読みやすくなるはずです。
「シャッター〜」が冒頭にくるだけに
編集サイドの意図がわかりません。
ホテルローヤルAmazon書評・レビュー:ホテルローヤルより
4087714926

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