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(短編集)

黒いハンカチ



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【この小説が収録されている参考書籍】
黒いハンカチ (1958年)
黒いハンカチ (創元推理文庫)

黒いハンカチの評価: 4.00/5点 レビュー 14件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

黒いハンカチ

氏の作品を読むのは初めて。文体は平易かつ明晰でユ-モアもあるため、とても読みやすい。

しかしながら、発表年を考慮しても、ミステリとしては弱いだろう。短い話なのでそれほどのミステリ濃度は望まないにしろ、短いなりの小気味よい切れ味がほしいところだが、残念ながらそれは感じられず。

主人公のキャラクター造形も悪くないのだが、深みに欠けるといった印象。屋根裏部屋でのお昼寝が好きなことや不似合いな大きい眼鏡をかけていることなど、もう少し膨らませても良かったように思う。

それと、いくつかのエピソードで、それなりの理由があるのかもしれないが、犯人を見逃してあげてしまうところも個人的には好みではない。

そんな中で、「犬」・「シルクハット」、「手袋」の順でやや面白かった。

短い時間で気軽に読書を楽しみたい人には最適の作品でしょう。
黒いハンカチ (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:黒いハンカチ (創元推理文庫)より
4488444016
No.2:
(3pt)

普通

期待を以って購入したのですが、可もなく不可もなくと言うう感想です。
黒いハンカチ (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:黒いハンカチ (創元推理文庫)より
4488444016
No.1:
(3pt)

私の生まれた年に書かれた・・・

わが読書ノオトに書き留めしこれらの語句。つまり、真逆、徐に、心算、狼狽る、茲、点頭く、兎角、云云、悉皆、恙無く、蔑ろ、間誤附く、蹲踞む、吩附ける、ころもへんに「親」と書いて、続いて「衣」(探してもなかったので変とツクリを別に記す)、苟くも、偶偶、「秋瓦」(前記同様)、漾う、草臥れる、「くにがまえ」(囗)の中に「巳」を書き続く語は「転」、変梃、幾許、珍紛漢、獅噛み附く・・・これらの古式豊かな熟語を文章中でゆっくりと堪能したい方は、読み給え。
 将来、電子書籍でこのような特異な漢字を果たして表現できるやいなや。
 因みに、ハンカチは「手巾」です。コダワリついでにタイトルに注文をつけておきます。
黒いハンカチ (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:黒いハンカチ (創元推理文庫)より
4488444016

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