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豆腐小僧双六道中ふりだし本朝妖怪盛衰録



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【この小説が収録されている参考書籍】
豆腐小僧双六道中ふりだし

豆腐小僧双六道中ふりだし本朝妖怪盛衰録の評価: 4.38/5点 レビュー 32件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.38pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全32件 21~32 2/2ページ
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No.12:
(5pt)

小僧、イカす!

「自分とは何ぞや」「自分と云うものの存在意義は?」
これを的確に説明できる人はいないだろう。
一介の妖怪に過ぎない豆腐小僧が、いきなり自我に目覚め「自分とは」を探しに旅に。出会う人(人間や妖怪)も個性派揃い。
果たして豆腐小僧は答えを得る事ができるのか?
講談を眼で楽しむ感じ。
未読は損。
豆腐小僧双六道中ふりだしAmazon書評・レビュー:豆腐小僧双六道中ふりだしより
4062122146
No.11:
(5pt)

可愛らしい

私の読む前の印象はやたらと分厚くて取っ付き難そうな本だなあと思った。
妖怪の存在意義というものを妖怪同士のやり取りで収めながら、
それに茶々を入れたりしながら補足する。
主人公がとにかく馬鹿なのである。
馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿とにかく馬鹿馬鹿言われている。
実際読者の殆ども何だこの小僧はといった心境で読み進めるに違いない。
そして他の妖怪が馬鹿馬鹿言いながら、豆腐小僧に妖怪とは何たるものか教えて行くのである。
最後の見事な成長を遂げた小僧も読者に成長を喜ばせる。ある種の育児本やも知れない。
細々と読み進めていたのだが全く前の展開を忘れずにすむ。
あくまで存在意義というテーマの中でそれほど急な展開は無い。
ただただ小僧馬鹿だなあと言う読後が残りそれが心地よい。
恐ろしい妖怪なぞ出てこないので、是非是非お読みくださればと思う。
豆腐小僧双六道中ふりだしAmazon書評・レビュー:豆腐小僧双六道中ふりだしより
4062122146
No.10:
(5pt)

いやし系?豆腐小僧ちゃん

京極様の京極堂シリーズも何ともうんちくが素晴らしくよろしいのですが、この豆腐小僧味わい深い一品でありまして、京極様のウイットがてんこ盛りという作品に仕上がっております。当代一のキャラ妖怪豆腐小僧ちゃん、ただそこに居るだけの妖怪ではありますが、間抜け、底抜けの極み。知り合う妖怪たちが何だかいつの間にか手助けしてしまったりするわけです。そんな豆腐小僧ちゃん自分のとと様を探してテコテコ?奔走いたしますが、大妖怪同士のルーツ争いに巻き込まれることに。狐にむじな、猫又、達磨、袖引き小僧と、くんずほぐれつ大波乱。見越し入道も参戦いたしまして、後は読んでのお楽しみでございます。
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4062122146
No.9:
(5pt)

可愛いっ!

とにかく私は可愛いと感じます。馬鹿の1言では片付かないのが豆腐小僧です。無知で心優しいこの妖怪に癒されました。もぅ、何しても可愛いとしか言えないです。 話も読みやすく解りやすく解説してくれてますし、妖怪達が笑いを誘います。面白いお話ですょ~ 可愛いですょ~
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4062122146
No.8:
(5pt)

豆腐小僧ファン

おどろおどろとした怪奇物かと思えば、お茶目で間抜けで憎めない豆腐小僧の面白ストーリー。語り手の突っ込みも終始笑えますし、何より豆腐小僧が可愛いの一言に尽きます。間抜けかと思えば急に小賢しい事を口にしてみて、「おぉ!」と見直したのも束の間、やっぱりただの間抜けだったりする辺りが凄く良い。続刊が出版される事を期待します!
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4062122146
No.7:
(4pt)

かわいいのか?

豆腐小僧。
表紙の挿絵を見た第一印象。
これは...可愛いのか??
しかし読み進むにつれ、この小僧妖怪の
豆腐が震えるたびに何だか親のような情愛が
沸き起こってくるのに気付く。
自分とは何ぞやという問題に
マッシグラに進んでいく小僧の姿が
小洒落た語りでテンポよく書かれています。
豆腐小僧に対する見方が
「カワイイ」から「すげえかも」に
何時の間にか変わって行く
何だか騙されてる??感覚を是非オタノシミ下さい。
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4062122146
No.6:
(5pt)

妖怪辞書

落語のような文体で,世の中のあらゆる不思議を説明してゆく。
読後には想像力の大切を痛感,人間讃歌・妖怪フォーエバー!!
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No.5:
(5pt)

これは落語か、講談か

いやもう、これを読まねばどうするというぐらいに面白い。
 軽妙な語り口は文字を読んでいるにも拘らず、リズムよろしくこちらに語りかける声や姿がリアルに浮かび、且つ、不思議な事に豆腐小僧を始めとする登場人物(いや登場概念か?)も同時に目の前で動き回るというすばらしい構造!!!
 本当は難しいであろう妖怪についてこれほど楽しんで理解できるなんて、他にはないと思います。
 星が10あれば10付けたいぐらいです。
 余談ながら、これを読んだら、《どすこい(仮)もしくは(安)》を毛嫌いしていた人も是非読むべき。氏のとてつもないユーモア感覚と構成力を改めて感じる事が出来るでしょう。
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4062122146
No.4:
(5pt)

おかしくておかしくて・・・

本が届いた時、ちょっと複雑だった。可愛らしいくて、凝った装丁は魅力的だったが、予想より重かったので、いつも電車で本を読む私にはつらいなあ、と思ったのだ。しかし、別の意味で電車で読む本ではなかった。おかしくて、おかしくて、笑いが止まらなくなったのだ。
とにかく、豆腐小僧の可愛らしいこと。思いっきり作者の術中にはまり、楽しいひと時を過させていただきました。もちろん、ただ面白おかしいだけではない。「京極妖怪ワールド」全開です。ファンなら、是非お勧め!
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4062122146
No.3:
(5pt)

妖怪のアイデンティティは面白い

京極夏彦が、妖怪というものの成り立ちそのものを題材に描き出したエンターテインメント作品。豆腐小僧というキャラクターを通して、人間と闇との共生の有り様を、面白おかしく紡ぎ出すその技量には、感服せざるを得ない。語り口の絶妙さ、人々と妖怪達の微妙な関係など著者ならではと言える楽しみもある。そして、豆腐小僧の冒険譚という物語性もまた面白い。単なる蘊蓄だけではなく物語としての面白さを兼ね備えている秀作。著者のシリーズものの中に登場する妖怪についての解説も興味深い。
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4062122146
No.2:
(4pt)

豆、豆、豆

~ですな、っていう語り口がいい!!豆腐小僧の絶妙なボケ!!新感覚の京極ワールド。説明がけっこう多いけど、「豆腐サイズ」の本書は妖怪好きにはたまらんですな。……帯に付いている応募権を送ると、妖怪狂言「豆腐小僧」の豆本が!!こりゃあ、買うしかありませんな。
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4062122146
No.1:
(4pt)

2千円の価値はあります。

まず、装丁が素敵です。絵巻物のように長い表紙には、恐ろしくも可愛らしい妖怪の絵がたくさん描かれてます。カバーを取ると、本自体はまるで一丁の豆腐みたいです。凝ってる。
豆腐を持ってただ突っ立っているだけの妖怪、豆腐小僧が己のアイデンティティ(というとなんとも大仰ですが 笑)を求めて色々な妖怪に出会う、という話です。
なんつっても豆腐小僧が可愛い。出てくる妖怪が可愛い。妖怪とかよくわからねぇよ、というひとにもおすすめです。妖怪というものについて、すこしわかったような気分になれます。
豆腐小僧双六道中ふりだしAmazon書評・レビュー:豆腐小僧双六道中ふりだしより
4062122146

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