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豆腐小僧双六道中ふりだし本朝妖怪盛衰録
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豆腐小僧双六道中ふりだし本朝妖怪盛衰録の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 1~20 1/2ページ
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水木しげるの妖怪図鑑なんかで紹介されてるような “手に持った皿の豆腐を食べると全身にカビが生える” という能力が発揮されるのか否か⁈ ~おやすみ編も読んでみたい! | ||||
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見た目怖かったけど面白かった! | ||||
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もう豆腐小僧のことしか考えられません。。 豆腐小僧のような奴がいるから、この世は素敵なのだと思い、ときめきました。 | ||||
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いえいえ、SFです。 妖怪入門です。 民俗学です。 哲学です。 エンターテインメントです。 これだけ複雑な世界観をわかりやすくここまで面白く書けるのはこの人くらいでしょう。 とにかく万人にオススメしたい一冊。 だまされたと思って買ってみてください。 | ||||
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いえいえ、SFです。 妖怪辞典です。 民俗学です。 哲学です。 エンターテインメントです。 これだけ複雑な世界観をわかりやすくここまで面白く書けるのはこの人くらいでしょう。 妖怪というものがいったい何なのかわかっちゃいます。 とにかく万人にオススメしたい一冊。 だまされたと思って買ってみてください。 | ||||
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馬鹿馬鹿しくて笑っちゃう。 けれども物凄く奥が深い。 装丁も素敵だし、豆腐小僧もかわいい。 2千円というのは学生の私にとって割と大きな出費ですが、 それでも良い買い物をした、と思える一冊です。 ミステリー作家などの名前で敬遠されている方や、 何コレ、超分厚いじゃんとか思っている方、 そんなことは無視して、ぜひご一読ください。 | ||||
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本書は,小説としてストーリーそのものを楽しむというよりは,小説仕立ての「妖怪論」を楽しむというのが相応しいと思います。よって,今までの京極夏彦氏の小説と同一平面上で論じないほうがよいでしょう。 そういう視点からは,本書は少々冗長かなとも思います。人により,好みも別れるでしょう。 もっとも,講談口調の軽快な語り口が,その点を緩和してくれています。 決して退屈な作品ではありませんが,読者がどこに重点を置くかで評価が分かれると考え,星4つとしました。 | ||||
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無知な豆腐小僧という妖怪をナビゲーターとして、「妖怪とはなんぞや」ということを、面白オカシク学ぶ本。 筋は特別面白いことはないと思うが、語り部のくだけた噺家口調のおかげか楽しく最後まで読める。 妖怪と幽霊との違いが良くわからないという人には勿論のこと、キャラクター造形に興味がある人にもオススメできる内容。 ただ、紅葉豆腐っぽい装丁にしたために、少々値が張るのが痛い。 遊び心と調和がとれない値段だけが残念な本ではある。 | ||||
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様様な妖怪、珍妙な語り口、楽しめました。 一言でおもしろかったです。 とにかく話の設定から進展具合、結末まで さすが京極夏彦って感じの素敵な世界が拝めました。 京極氏の妖怪論も非常に勉強になりました。 何冊か京極さんの本読んでから一読することをお勧めします(・∀・) | ||||
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この本は「絶妙」の一言である。 そしてその「絶妙」な面白さを更に盛り上げるには「声に出して」読むことだろう。 最初は何となく気恥ずかしいが、読み続けていくうちに、その「絶妙」な 語り口を自分自身が語っているような優越感を感じてくる。 そしてどんどんどんどん読んでいくうちにいっぱしの噺家気分が味わえるのだ。 最初はタドタドしかったセリフ部分もいつの間にかスラリと語れる自分に出会う。 一度読んでしまった人も、もう一度、今度は声に出して読んでみて欲しい。 ただ読むよりも2倍楽しくなるはずだ。周囲に誰も居ないのを見計らって是非 チャレンジしてほしい。 | ||||
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内容は、外見のキテレツさを上回るキテレツさです。 兎に角笑えます。微笑ましかったり馬鹿笑いしたり、色んな笑い方で笑えます。でもずっと笑えるだけでなく、最後は驚くほどピシリと仕舞っております。圧巻です。 妖怪の概念については作者が常々インタビューなどで答えている事が書かれています。その書かれ方は、「落語的」にして「一生懸命」です。 京極さんの妖怪感や妖怪に対する愛情がこれ程身近に感じられる作品は無いのではないでしょうか? 難点があるとすれば形状が形状なので、いつもの事ながら読んでるうちに手がだるくなったりすると言う事ぐらいですかね(笑) それでもそんな事は大した困難ではありません。いつもながら文章も綺麗ですし装丁(形状以外)もなかなか面白く、見ごたえがあります。 オススメの逸品です。 | ||||
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読みました。笑えます。話がなかなか進まず若干だれましたが、まあ京極の薀蓄好きなら読めるかと。 文章はいつもながら綺麗ですが、遊んでる感じで楽しめます。時代がかった文章でつっこみいれられることがあんなにおかしいとは思いもよりませんでした。実際語り手謎過ぎますがな。言ってることは普通に現代人なのですが、言葉遣いが講談調。 内容的にもまあ講談で――豆腐小僧が狂言回しであちらこちらと訪ね歩き、家鳴りやら死神やらといったオバケと出会い、達磨に妖怪についての講釈を聞き、狸の陰謀やらからみつつの珍道中で、最後は百鬼夜行の中での大立ち回り。仕切ってチョンです。 副題が本朝妖怪盛衰録というのですが、実際概略は抑えてあるのだと思います。妖怪というキャラクターはいるのですが、それが概念であることは幾度も強調されています。そういう意味では思考実験的なニュアンスもありました。まあ、でも普通に流れを楽しんで、「面白かった!」で閉じられる話です。 カバーをはがすと木綿豆腐です。両手に持って飛び跳ねればちょっと豆腐小僧気分を味わえてしまう。(笑) | ||||
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さすが直木賞受賞の ミステリー作家(笑)、事件が事件をよんであっと驚く結末に! 「だるま」についてこれだけ熱く語れるってだけでも国宝モノです。 前に妖怪会議の席上、コップに入ったジュースをハムスターの ごとく両手で抱えてチューチュー吸っていた作者のお姿が忘れ られないのですが、豆腐小僧ちゃん、無邪気な可愛らしさは 作者の幼き日のようです!? | ||||
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が、笑いながら身につく本です。 学術書や論文ではないです。あくまで小説。 時は幕末。 突如廃屋に誕生した妖怪豆腐小僧が、様々な先輩妖怪たちと出会いながら旅をします(江戸から埼玉までだけど)。 「倒幕」「攘夷」等のフレーズも出てきて、時運は中々急を告げている様子ですが、妖怪たちの会話は呑気なものです。 ま、それでも「妖怪」全般の存在意義が語られている訳で、当人?たちにとっては深刻といえば深刻。 でも豆腐小僧の抜群のキャラと相まって、やっぱり笑いながら話は進みます。 京極夏彦さんが思い切りギャグに針を振った『どすこい』よりも、私は笑いましたが。 見た目の厚さをまるで感じませんでしたねえ。 何度も読み返したくなる愛読書です。 | ||||
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「自分とは何ぞや」「自分と云うものの存在意義は?」 これを的確に説明できる人はいないだろう。 一介の妖怪に過ぎない豆腐小僧が、いきなり自我に目覚め「自分とは」を探しに旅に。出会う人(人間や妖怪)も個性派揃い。 果たして豆腐小僧は答えを得る事ができるのか? 講談を眼で楽しむ感じ。 未読は損。 | ||||
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私の読む前の印象はやたらと分厚くて取っ付き難そうな本だなあと思った。 妖怪の存在意義というものを妖怪同士のやり取りで収めながら、 それに茶々を入れたりしながら補足する。 主人公がとにかく馬鹿なのである。 馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿とにかく馬鹿馬鹿言われている。 実際読者の殆ども何だこの小僧はといった心境で読み進めるに違いない。 そして他の妖怪が馬鹿馬鹿言いながら、豆腐小僧に妖怪とは何たるものか教えて行くのである。 最後の見事な成長を遂げた小僧も読者に成長を喜ばせる。ある種の育児本やも知れない。 細々と読み進めていたのだが全く前の展開を忘れずにすむ。 あくまで存在意義というテーマの中でそれほど急な展開は無い。 ただただ小僧馬鹿だなあと言う読後が残りそれが心地よい。 恐ろしい妖怪なぞ出てこないので、是非是非お読みくださればと思う。 | ||||
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京極様の京極堂シリーズも何ともうんちくが素晴らしくよろしいのですが、この豆腐小僧味わい深い一品でありまして、京極様のウイットがてんこ盛りという作品に仕上がっております。当代一のキャラ妖怪豆腐小僧ちゃん、ただそこに居るだけの妖怪ではありますが、間抜け、底抜けの極み。知り合う妖怪たちが何だかいつの間にか手助けしてしまったりするわけです。そんな豆腐小僧ちゃん自分のとと様を探してテコテコ?奔走いたしますが、大妖怪同士のルーツ争いに巻き込まれることに。狐にむじな、猫又、達磨、袖引き小僧と、くんずほぐれつ大波乱。見越し入道も参戦いたしまして、後は読んでのお楽しみでございます。 | ||||
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とにかく私は可愛いと感じます。馬鹿の1言では片付かないのが豆腐小僧です。無知で心優しいこの妖怪に癒されました。もぅ、何しても可愛いとしか言えないです。 話も読みやすく解りやすく解説してくれてますし、妖怪達が笑いを誘います。面白いお話ですょ~ 可愛いですょ~ | ||||
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おどろおどろとした怪奇物かと思えば、お茶目で間抜けで憎めない豆腐小僧の面白ストーリー。語り手の突っ込みも終始笑えますし、何より豆腐小僧が可愛いの一言に尽きます。間抜けかと思えば急に小賢しい事を口にしてみて、「おぉ!」と見直したのも束の間、やっぱりただの間抜けだったりする辺りが凄く良い。続刊が出版される事を期待します! | ||||
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豆腐小僧。 表紙の挿絵を見た第一印象。 これは...可愛いのか?? しかし読み進むにつれ、この小僧妖怪の 豆腐が震えるたびに何だか親のような情愛が 沸き起こってくるのに気付く。 自分とは何ぞやという問題に マッシグラに進んでいく小僧の姿が 小洒落た語りでテンポよく書かれています。 豆腐小僧に対する見方が 「カワイイ」から「すげえかも」に 何時の間にか変わって行く 何だか騙されてる??感覚を是非オタノシミ下さい。 | ||||
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